移住日記 -1日目
船の微妙な揺れは、酔いやすい長男と長女に襲いかかった。
「上体を起こすと気持ち悪いが、横になると心地よいよ!」と、子供たちは言った。みんなで川の字になって、酔いを和らげる。とても楽しい。
用意しておいたおにぎりとパンで軽く朝食を済ませる。
横になりながらswitchをする長男。その横に並ぶ長女と二女。
川の字になりながらゲームをすると、フェリーでも酔わない。
ゲームに没頭すること1時間。
子供たちは揺れを克服。すごいぞ、若さ。
元気になった子供を船室に閉じ込めておくのは、残酷だ。
元気いっぱいの子供たちを連れて、フェリー散策に出発。
するとすぐに船内イベントを見つけた。
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スクリーンの前にある細長いものがプラネタリウムの投影装置。
プラネタリウムと映画があるようだ。
子供たちも興味津々なので、どちらも鑑賞した。
「プラネタリウム」
夜空+αの映像が合わさったヒーリング番組。
+αの映像はクラゲが泳いでいたり、花火が打ち上げられたり、オーロラがゆらめいたりしていた。ヒーリング系の音楽も相まって、私は爆睡してしまった。(子供は最後まで見ていた)
「映画(PET2)」
犬の映画。かなりの音量だったが、再び私は爆睡。
船内イベントだけでは、時間はまだまだ潰せない。
よし、船内の散策だ。船内を歩いてみると、色々発見がある。
レストランの営業時間外は水が飲み放題。
レストランは通り抜けられるようになっていて、甲板に出られる。
甲板には物憂げなおじいさんが海の向こうを見ている。
最上階にはジムと大浴場がある。
ジムは自由に使える。
子供たちはウォーキングマシーンで走りまくるのがお気に入り。
船室に戻ると、長女と次女の仁義なき抗争が始まる。
飛び跳ねるな!
静かにしなさい!
ケンカをするな!
仲良くしなさい!
何度も散々注意するけど、かわいそうだから、再び散策。
下船時刻は午後9時。
小樽のホテルに着いたら、すぐ眠れるように、入浴しておく。
大浴場は露天風呂とサウナが付いている。
北海道沿岸を航行中の露天風呂は、めちゃくちゃ寒い。
いよいよ下船が近づく、
乗船と違い、車に乗り込んで、家族みんな一緒に下船できる。
フェリースタッフの案内のもと、かなり緊張しながら運転する。
段差を乗り越え、広がった視界には、ところどころ雪。
北海道に来てもたわ。
とりあえず、小樽のホテルに安全運転で向かった。
チェックイン後、みんなすぐに撃沈。
ちなみにフェリーの価格は↓のとおりでした。
旅行者支援のおかげで、割安でした。
部屋タイプ デラックスタイプ ツイン
大人+車両代(5m未満) 35,900円
大人 18,140円
小学生 11,400円
未就学児2名 無料
計 65440円
※ここに1万円分のクーポンがついてきました。