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タンドール考察 ②スペック紹介

当店のタンドールは
 東京 (有)神田川石材商工 製です

https://www.ne.jp/asahi/kandagawa/tandoor/650type13ANpdf.pdf

↑この型を2台使用してます(ここでは熱源が13Aとなってますがウチのは炭です)
2台あるのはそれぞれ温度帯を変えるためですが、常連さまはご存知の通り2台目はほとんど使ってな・・・い笑

・熱源は炭
・使用している炭はオガ炭
・1日に使う炭の量は約3〜4kg
・目標窯内温度は350℃〜380℃
※温度は簡易的な赤外線温度計を使用
※測る場所は上部の蓋から20cmくらい下の壁面温度

営業終了2時間後の窯内温度

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一度移転していて、以前使っていたのはインド製の中古のタンドールでサイズも90cm角と今のものより二回り以上大きなサイズのタンドールでした。

中古でインド製だったので詳しいスペックは不明ですが、こちらの材質は土。
欠けた破片をみた時、土にガラス繊維のようなものを混ぜているようでした。
断熱に効果があるのかなと思います。

土とセラミックどちらがいいか、というのは難しいところですね。
いい温度帯で焼いている時には特に違いは感じません。

正直、僕の場合はそれ以外の要素の方が大きかったです。
それはシンプルに窯自体の性能の差と言いますか、、、断然今使っている神田川石材製の方がいいです。
まあインドの中古と比べるのもどうかと思いますが。

ウチは熱源が炭なので、温度の微調整はできません。
でも酸素の供給量を調節して炭の燃焼の強弱をつけることは可能です。
その時に大事なのが作りの堅牢さで、窯自体に歪みなどがあると酸素の取り込みが不安定でうまくいきません。

程度によると思いますが中古を購入する際はご注意を〜

営業中は蓋を少し開けて酸素を供給し、火力を安定させる
タンドール下部には灰の搔き出し口があり、一気に酸素を送り込みたい(温度を上げたい)時に開ける


ちなみに新品の窯には「慣らし期間」が必要でウチの窯は1週間くらいかかったと思います。
設置してすぐには狙った温度は出ないし、うまく焼くことも難しいと思います。
それに焦って炭をたくさん入れて温度を上げると壁面が割れてしまったり囲っているステンレス板が膨張したりするそうです。
僕は設置して割とすぐ営業再開したので友達にプレオープンに来てもらった時、以前の方が美味しかったと言われ青ざめた記憶があります。

新品の窯の設置は余裕を持ってどうぞ笑


次回から当店のタンドール調理についての現状と考察を始めていきたいなと思います。




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