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#46 大学共通テスト受験生応援版・学校は過去と未来の交差点

いよいよ今週末、共通テストです。(これを公開した時点では終了しているかもしれないですが)、得点によって大学選択範囲も可能になるので、受験生は体調に気をつけて、おちついて取り組んでいきましょう。

高校時代を学びの時代とすれば、教科の深い学びに魅了され大学の専攻科を決めている人もいるんではないでしょうか。それほどまでに若い時代の希望は将来をひらく第一歩だと思うのです。

生徒の進路選択をみて不思議なのは、ほんとうに生徒個々人で進路がことなるというあたりまでのことです。一例をあげると、声優・俳優・演劇・音楽・大学の法学・行政書士・小学校の先生・高校の数学教師・公務員・理学療法士・看護師・医師・技師・歯科衛生士・・などなど。

これって自分の希望と自己認識ができていることもあるけど、レッセフェールでいうと自動調整かもしれず、いつも不思議に思います。

自己実現とか自分探しっていいますが、それはいつも途中で終わると思います。いつも未完なんだろう。だから前向くしかないんだろうと思います。

「前向けよっ」ていってくれる「仲間」がいると大丈夫。それは時に先生・友達。あるいは音楽や芸術。小説や詩歌。なによりもそれに呼応する自分自身。

教師をしてつくづく思うのは、教師は過去から来た人で生徒は未来から来た人だということです。それが出会うのが学校。とすると過去と未来の交差点。

共通テストも人生を決める悲観ではなく、交差点だと思って安全に気を付けて、信号に従って横断すれば、「ほら、今わたってきた歩道はもうあっちにある、今ここから新しい歩道になる」。

銀色の道(1966年)という歌があります。戦後の混乱から高度成長のなか地方から都会にでて踏ん張った人への激励の歌に聞こえます。こうやって頑張った時代があって今がある。ぜひ、次の時代を支え創造し、形にしてください。

銀色の道 歌詞
遠い遠い はるかな道は 冬の嵐が 吹いてるが 谷間の春は 花が咲いてる ひとり ひとり 今日もひとり 銀色の はるかな道 ひとりひとり はるかな道は つらいだろうが がんばろう 苦しい坂も 止まればさがる 続く続く 明日も続く 銀色の はるかな道 続く続く はるかな道を 暗い夜空を 迷わずに ふたりの星よ 照らしておくれ 近い近い 夜明けは近い 銀色の はるかな道 はるかな道 はるかな道

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