北海道庭日記_季節が一段進み、つぼみがあちこちに!! 狂乱の季節の前触れ!!!
おはようございます。
さて、北海道に暮らしていて一番好きな時期について、いろいろ考えることがあります。
移住したての頃は、なんといっても5月。真っ白い雪の世界から徐々に茶色い草木が現れ始め、スイッチが入ったかのように緑のわかめが溢れ出す。
以前は今以上に仕事に追われ、冬が長く鬱々とした気分になっていた目に、この緑がどれほど染みたことか!
そんな時期を経て、移住も11年。いまは冬も割とご機嫌に過ごせるようになり、そうすると、一番美しいと思う季節もだんだん変化しています。今は、やっぱり6月かな。緑の中に、赤やピンク、赤紫など、赤系の花がキラキラと現れる時期。
自分の心もテンション高めで、ちょっと狂乱のような気分になります!(北欧の人たちも同じ感覚があるはずですよね)
その前触れ!!を今日、発見しました!
昨年、我が庭で一番元気に繁殖していたアカツメクサのつぼみ。今年は別の植物に段階を譲る時期なのか、おとなしめですが、この赤い花は、なんだか控えめで本当に綺麗です。よーーく観察すると、赤が濃いものから薄ピンクまで、色のグラデーションにうっとりします。
そして、芍薬!!! もう、花の王様?といった雰囲気ですね。
今年はたくさんの蕾をつけています。
さらに、チャイブ(あさつき)。紫の花が咲きます。
つぼみは薬味としても使えます。おそばに入れると、紫の花弁が綺麗! そして、当たり前だけど、あさつきと同じ味がします!!
前の住人が植えたシリーズ。菖蒲!! 葉っぱは以前から出ていましたが、今年初めて蕾を見ました。あの紫のなんとも言えないゴージャスな花を咲かせてくれるのかしら???
最後に。こちらは白い花を咲かせるフランスギクです。ヨーロッパ原産で、かつては庭園で栽培されていたそうですが、現在は野生化しています。北海道では土手でめちゃくちゃたくさん生えています。
道民のみなさんは、この花に冷たく(?)、匂いがチーズみたいで臭いとおっしゃったりしています。私から見ると、雑草と思われているのに、一面に白い綺麗な花を咲かせるなんて驚きですが(東京では、セイタカアワダチソウくらいしか見たことないので)、本当に日常よく見かけるもののようです。
昨年、このフランスギクを観察してみたところ、我が庭には、道の傍に小さく咲く程度。でも、目をかけていない砂利の脇の敷地には、ものすごい繁茂していました。だんだん遷移が進むと、消えてしまうのかな?という印象です。
ボケの花はもう終わりに近づきました!
マルバナバチがやってきていますが、昨年今年はとても少ない。
今度は、蜂たちについても書きたいと思っています。
ではまた!!