原稿を書くというのは、海の中に潜ることに似ている。
息を止めて奥底にある何かをつかみ取りたいのだけれど、息が続かずに水面へと直ぐに上がってしまう。
何度も息を止めて潜っていくうちに、ときどき何かに手が届くことがある。

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