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2024年最後の投稿 - あの日から1年の前に

昨日一昨日と、実家の周りの散歩や、お墓参りや買い物に行きました。

ショッピングモールで再開した朝市に行きたくないと言っていた母ですが、一緒に行こうと誘って、母の馴染みのお店でお花やみかんを買えました。

ショッピングモールで再開した朝市
これくらいは飾ってもいいかなあと母が買った葉牡丹

近所を歩くと、わたしのような素人ボランディアには、できることしか割り当てられていないんだなということを改めて感じます。
来年もボランディアに行けたら、もう少し丁寧な仕事をしたいです。

昨年元旦にお世話になった避難所まで行ってみたところ、閉所していませんでした。

また実家の隣には、仮設住宅か公営住宅かが建設されようとしています。

実家の家族いわく「今の時期っていうことはどちらも地震の後の豪雨の被災者のためでは」とのこと…

被災者には必要なファシリティと頭ではわかっていながらも、実家の隣となると自分の家族の心理面、プライバシーや治安が心配です。

避難所になっている学校
学校から実家への帰り道
実家の隣に仮設住宅建設中。虹が見えた

最近は「もうそろそろよくね?」というニュアンスの言葉をかけてくる人がいます。どう受け取って良いかわからず、愛想笑いをするしかありません。わたしが中途半端な被災者で周りも扱いに困るのかもしれません。

同じ時間同じ場所で同じ災害が起きるわけがないと思いつつも、ゼロともいえない。

黒豆にぶり大根、筑前煮と、昨年の元旦と同じ状況が少しずつそろっていくことに若干の恐怖を感じています。母の手料理の鍋と一緒に色んなものが吹っ飛んだ瞬間が近づいてくるような感覚。
まずは明日が無事穏やかに過ごせたら良いなと感じている今日です。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

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