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対話で、具体と抽象を行き来する

アチーバス体験会を開催しました

昨日のアチーバス体験会。
参加人数が少なかったのですが、その分参加者が安心して
ご自分の感じたことを話してくれているように感じました。

ゲーム前のワークでは、11月ということで
アチーバスの第11原則「一つのことに集中する」に関連して
「今日は何に集中しますか?」という問いについて対話しました。
お2人とも前にも来てくださった方々で、フランクな雰囲気で話ができました。

「いつもマルチタスクの生活だった。ひとつのことだけを考えるのは違う世界のことのような気がする」
「前回のアチーバスで課題を2つ持ったのだけど、そのうちひとつだけを意識するようにします」
といった発言がありました。

ゲームの行方

ゲームの方は、制限時間が残り3分というところで
メンバーのタイムトークン(=ライフ)がなくなってしまったので、
他のメンバーのトークンを1枚だけシェアしてもらいました。
(本来はルールにない対策です)

それでも全員のトークンが枚数ギリギリなまま…
あと私だけカードが出揃っていない、このコールがダメなら終わり、
という状況で、ラスト15秒で私の最後のコールが成功して同盟を達成!
3人で手を取り合い叫んでよろこびました。

私も久しぶりに興奮で体が震えました(笑)

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ゲーム後のふりかえり

ゲーム後の対話の中で、参加者さんの話を受けて私が発した言葉に対して
「今のその言葉で気づいたことがありました!」と
メモを取っておられた人がいました。

参加者の気付き→それを受けた私の言葉→さらなる気付き
ということが起こったようでした。
これまでもそういったことが起こっていたのかもしれませんが、
今回は明らかに言葉で言われたので私にもそれがわかったのでした。

このことを後で思い出したときにふと思ったことがあります。

ゲームという抽象化されたツールを題材に
いろんな具体的な行動が起こるわけですが、
アチーバスのトレーナーがいる価値のひとつは、
対話において、具体と抽象をうまく引き出し整理することなんじゃないかな、ということです。

具体的なこと
・ゲームで起こったことの話
・ゲーム外(現実)での話、事例



抽象的なこと
・カードの内容(=取るべき17の行動)
・真理のようなこと(それこそTOCfEの4 Pillarsとか、もちろんトレーナー自身が持っている信念でもよいかもしれません)

とを対話の中で、結びつける、関連づける。

必ずしも前者を参加者さんが出して、後者をトレーナーが出す、
ということではないかもしれません。

また、どちらのことも、トレーナーからの関わりは最小限に留め、
参加者さんから引き出せたらベターだとは思いますし、

それを実際にやることが簡単なことではないということも、
理解しているつもりです。

ただ、対話の中でこれを行き来することを私が意識できたなら、
参加者さんにとっての気づきや価値に
つなげられるんじゃないかなとぼんやりと思ったのでした。

もちろん私自身の気づきにも大きく影響しそうです。

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