研修講師の準備とふりかえり
先日、アチーバスを使った社員研修をやらさせていただきました。
せっかくなので、この機会に感じたことや、できたことをメモしておこうと思います。
リフレーミングの実践
私は、こういった研修を依頼されると、いつも次のような悩みがあるように思いました。
これを想像して、研修の前にいつも苦しくなっていました。
(1)ゲームの効果の説明が、しどろもどろになるのが、不安
(2)ゲーム前のタイミングではその質問はされたくない、というときがあり、答えに詰まってしまうのが不安
アチーバスも、研修の機会も、とても大切でだいすきだから、
苦しいのが苦しくて、なんとかしたかった。
そこで今回はこれを、次のように捉え直し、対策しました。
(1)説明がしづらいなと感じる箇所は、わかっている。と考える。
↓
それならいっそのこと説明から外す。
そこは削ぎ落とし、自分が話したいことよりも、
クライアントさまの課題を優先して、説明の柱を決め、そこに注力する
(2)「初体験にも関わらず鋭い質問だな」と考える。
↓
実際に聞かれたときには、「おっ、それはgood questionですね♡
あとで、ゲームが終わってから、答えますね!」と言うことにする
今回、このように考えられたことで、
(1)では、説明を補強するようなアイスブレイクをやってみようとも思えました。
また(2)は、厳しいタイムテーブルの中、時間を節約することにもつながったと思います。
実践できたことで、自分にとって今までよりも気持ちを楽にして
研修に臨むことができました。
結果的には、参加者にも私のそういう気持ちの余裕などが伝わって、
良い結果を生むのではないかなと想像しています。
実際のところは、意識してリフレーミングをしようと思ってこのようなことをしたわけではなかったですし、特に(2)は、研修中のその場でとっさにそうしてみようと感じてやったことでした。
ですので、次も実践し、習慣にするかは、ちゃんと意識して取り組む必要があります。
ふりかえり、良かったところも認める
今回研修が終わってから、自分自身のふりかえりを、メモにしてみました。
とりあえず、自分の良かったところと、良くなかったところを出しました。
そうしたら、良かったところも、たくさん書けました。
今までは、そういったメモを書くことをせず
Facebookやブログに書くことで満足していました。
満足と言っても、実際には頭の中で悶々と、反省点ばかりを思い出して、
それを消化するタイミングがなく、落ち込んでいました。
今回、ふりかえりのタイミングを取ってみたことで、
自分がやった研修やその準備の中で、良い点があったのだということを、自覚することができました。
このことはきっと、後々「私はダメな人だ」という思い込みを軽減してくれると思う。
最初に書いた苦しさなんかも、軽減してくれると思う。
話は逸れますが、当日の参加者の様子で印象に残ったことも、
メモに追加しておこうと思います。
NLPの本に載ってた
私はリフレーミングが苦手、というか、どちらかというとあまりやりたがらない方でした。
でも、今回、自然にやっていたのは、
ピンチを前にして、自分が楽になるために、やらざるを得なかったのだと思います。
ちょうどこんなタイミングで、会社の人がNLPの入門書を勧めてくれました。
無意識や身体の反応のこと、もう少し意識して鍛える、タイミングなのかもしれません。
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