最初に帽子をかぶった人は誰?
帽子はいつ生まれたのだろう?
あたまの上にかぶるものはいろいろある
時代を遡れば紀元前まで行ってしまうが、ここではいわゆる帽子と認識できるものとして
誰が1番最初に作ったのだろう?
初めての素材で、はじめて作った人が
きっと1番最初にかぶってみたはず。
それはとても勇気がいっただろうなあ
どんなにドキドキしたことか!
はじめてって、どんなことにもあるけれど
今まで、こんなに長く帽子を作ってきたけど
初めてフェルトで帽子を作ってかぶった人や、初めて麦わら帽子をかぶった人。はじめてをやってみた人に思いを馳せた事がなかった。
初めて人前で帽子を披露したときは、どれだけドキドキしたのだろうな…変な人だと思われたりしたのだろうな…などと考えていると自分まで緊張してくる。
実はこれは、一冊の本から投げかけられた言葉。
「誰によって考案され、誰が最初にかぶったかということを知ることは不可能である。しかしながら帽子を最初に考案した人が、最初に帽子を頭の上にのせたことは大いに考えられる。」
少し前に古本屋さんで偶然手にした一冊の本。
「日本人の帽子」著者:樋口 覚
この本が本当に面白い。
帽子にまつわる様々な観点からの話が、とても奥深く、そしてとても面白い。
こちらで少しづつご紹介しながら
私の帽子への思いもお伝えできたらと思う。
自分が帽子を作り始めたときには、既に様々帽子が生まれ、製造方法も確立していた。
フェルトで頭にかぶる物を初めて考案したのはどこの誰かなんてわかるはずもないのだけれど
尊敬の気持ちと
チャレンジ精神に脱帽する!
脱帽? 何故、敬意を現す時脱帽するのかしら?
このことに次回は触れたいと思います。
michiko ueda
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