4毒抜きを強制してもダメな1番の理由
4毒抜きの主食はなんといってもお米。
でも、気温がグッと下がったこともあって冷やご飯があまり美味しく無くなってきたなと感じながら(温め直せばいいだけの話だけど)冷やご飯に海苔も好きだからいいかと、あまり気にせずに食べていたり、それなら大好きな猫まんまにしてお味噌汁のおじや風に・・・なんて食べてたら・・
明らかに「何か」が違う。
そんな日が数日続いた。あれれ??
やっぱり、ホリデー期間の「解禁」状態だったのが良くなかったのかな?とか思いながら、スッキリ感に欠けるのはどうしてか・・と思っていたら、ふと気づいた。
「感謝していただく」ということを忘れている!と。
そう、「冷やご飯だと美味しくないな」とか、それはお米にとっても失礼な話だった。そしてお味噌汁に入れちゃえばいいやと、ねこまんまにすると、しっかり噛まないで飲み込んじゃうことも多い。
基礎にもどって、「しっかりと噛む」「感謝していただく」を意識したら、スッキリ感が戻ってきた。しっかり噛むには私には玄米の方が良い気がする。(アワやキヌア入れすぎてボソボソにもなりがちだけど)
ありがたいなあ。
おいしいなあ。
どうやら、そんな思いに同調すること(=ありがたくいただく)が必須らしい。・・って、思いっきり当たり前すぎるけど。
となると、強制的にこれ食べなさいという方法では、どうかんがえても、そんなところには届かない。4毒を抜いたとしても、惨めな気持ちであればその効果が最大限に得られることはないと再確認した気がする。
よしりんが、苦行にしないで楽しみながら、よーく噛んで食べてください・・・と仰る意味がよーくわかった。
ここが50点だと、100点には届かないー!
逆にここが100点だと、多少の毒素の影響は受けない・・・とも思う。笑
何をするかよりも、どんな気持ちでするかが大切。
何を食べるかよりも、どんな気持ちで食べるかが大切・・・と思ってきたつもりだったけれど、きちんとした食べ方を知らなかったんだ・・・と気づかされた気分。
ちなみに、ヨーガでも、食事中は周りの人と喋らずに、自分の内側を見つめる様に、しっかりと噛みながらいただきましょうという作法がある。(そうはいってもカレーだし、軽いバスマティライスだし、チャパティくらいしか、噛みごたえはないんだけど)個人的にはインド人が3本指をつかって、上手に混ぜながら口に運ぶ準備をする、あのちょっとした儀式的な仕草をみているの好き。食事には右手だけしか使わないから、チャパティやナンをちぎるのも3本指できれいにちぎる。日本人が、箸で上手に切ったり、箸で海苔をまいたり・・・に近い普通のことなんだと思うけど(外国人にはすごく驚かれる)。そういう無駄のない仕草はとっても美しいー。
昨日は友人をランチに招いた。
どうしてもさつまいものレモン煮にお砂糖を1匙足さないとレモンがきつい・・・そしてスイーツには抹茶とあんこのロールケーキを作ったので、これは甘さ控えめながらも、もてなし料理の一品として愉しむことに。
もちろん4毒抜き云々なんて伝えてはいない。
さつまいも含め、畑で育てた野菜の最後の収穫物。お豆腐(+おから)もお味噌にお醤油も自家製。玉ねぎ麹+もろみ漬けの鮭。やっぱり日本食がいいよねというの海外生活なら倍増の環境で喜んでもらえて(笑)美味しかったー。