あれは大殺界だったのだろうか
コロナ禍に2回目の転職。
去年の夏頃の日記を今読み返すと、気持ちが最高に「落ちてる」たことがわかる。そもそも日記はその時から始めた。イライラ、不安、モチベーションがあがらない、とにかく嫌だ嫌だで今までに感じたことのない感情をどう対処していいのか・・・そこで、日記を書いてみようと思って始めた。
年棒もあがった、仕事の内容も自分のキャリアの延長上にある・・なぜこんなに、嫌だ、嫌だなのだろう、原因を探したかった。
ちょうどその頃に怪我もして、身体が自由にならないことも影響はあったのかもしれない。
野球選手が怪我が原因ではなく、なぜか急に調子を落とし、打てない、勝てないということがある。私の応援している球団の投手でも「球速も特に落ちていないし、投げられていないという感覚はない(のに、抑えられない)」とコメントをしていた。勝ってなんぼのプロの世界だから彼らはそれから死に物狂いで練習をして、また復活を目指す。死に物狂いで、私はなにを練習なり勉強をしたらいいのかがわからなかった。
人生の中で運気が落ちている時期とは、この数年のことではないかと感じていた。フィットしない仕事と職場そして転職を繰り返す自分。私が全部悪いんだろうか?何が起こってるんだろう・・・そんなことばかり考えていたことが日記を読み返すとわかる。
悶々としていたときに、ある人からアドバイスされた。「転職繰り返してしまって・・とすごく罪悪感持ってるみたいだけど、採用したいっていう会社があるから転職できているんだよ。あなたのスキルは市場で評価されているのだから、もっとよりよいところを求めて転職することに罪悪感を持たなくてもいいと思う」
その一言に一気に気持ちが軽くなった、そしてその言葉が後押しになり、積極的には転職先を探しているわけではないが、Linkedinでリクルーターから声をかけられたら全員と会ってみようと思った。(ただしインハウスのリクルーターに限る)
世の中に自分のスキルを求めている企業がある、それを感じることによって今のなんとなく息苦しいという状況から、気持ちを楽にしたかった。
つづく