マガジンのカバー画像

Webライティング│Web-Writing

29
Webライティングに役立つ情報、Webツールや書き方。
運営しているクリエイター

#文章の書き方

一文の読みやすい文字数は?Webの文章なら「20~40文字以内」

一文の読みやすい文字数は?Webの文章なら「20~40文字以内」

Webの文章の場合、一文は何文字くらいが読みやすいのか?

一文20~40文字以内が読みやすい。

20文字未満で表現できるならもっといい。

なぜか?
根拠をご紹介します!

■ この記事を書いている人
・ Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
・ Webライティングの講義を担当しています。

1. 一文20~40文字以内が読みやすい1. 短くてシンプルな文を書こう

アメリカのジニー・レ

もっとみる
Webの文章はなぜ字下げしないのか?デザインの観点から考えてみた

Webの文章はなぜ字下げしないのか?デザインの観点から考えてみた

Webの文章って字下げしないことが多いですよね!
字下げとは、段落の頭に1文字分の空白を入れて文章を下げることです。

質問「Webの文章はなぜ字下げしないのか?」

答え「デザインの法則に反するからです」

そもそも「日本語ではなぜ字下げするのか」について述べてから、「デザインの法則に反する」の意味を解説します。

最後に、新聞社のニュースサイトが字下げする傾向にある理由についても新聞記者さんに

もっとみる
ChatGPTの安全なWebライティング活用法【専門家が解説】

ChatGPTの安全なWebライティング活用法【専門家が解説】

「ChatGPTの使用で機密情報が漏れたってニュースあったよね」

「ChatGPTはネット上の文章や画像がベースだけど、著作権は大丈夫なのかな?」

「ChatGPTって間違った情報も言うことあるよね」

「うーん、ChatGPTを安全に使う方法ってないのかな?」

あります!!

■ この記事を書いている人
・ Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
・ Webライティングの講義を担当して

もっとみる
Notion AIで文章力を上げる3つの方法

Notion AIで文章力を上げる3つの方法

前回の「AI時代の文章、誰が書いているかが重要になる」に多くのマガジン登録、Twitterシェアをいただき、ありがとうございました!
励みになります!

今回は後半編です。

私はWebコンサルタントで、大学の非常勤講師をしています。
大学ではWebライティングの講義を受け持っています。

前回、ライティングは人間が担当した方がよいと述べましたが、AIツールを否定しているわけではありません。

A

もっとみる
接続詞の使い方3つのポイント!Webと紙の違い

接続詞の使い方3つのポイント!Webと紙の違い

「Webでは接続詞をどう扱ったらいいの?」

「紙の文章を書くときは文章のつながりがわかるように接続詞を入れるようにしているけど、Webの文章には接続詞があまりない」

「Web文章の接続詞の使い方を教えて」

接続詞について、いただいたご質問に回答します!

■ この記事を書いている人
・ Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
・ Webライティングの講義を担当しています。

1. 結論:

もっとみる
官公庁でWebライティングの研修をしてきました

官公庁でWebライティングの研修をしてきました

ほとんどの官公庁がWebサイトを持つ時代、noteを使って情報発信するところも増えています。

各部署の担当者がnoteを書く風潮も広まりつつある今。
情報発信力、表現力が個人に委ねられる時代になったともいえるでしょう。

■ この記事を書いている人
・ Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
・ Webライティングの講義を担当しています。

公務員一家で生まれ育った私が、研修についてだけでな

もっとみる
一文の長さは平均「30~40文字」、では読みやすい文字数は?

一文の長さは平均「30~40文字」、では読みやすい文字数は?

今年5月に「 一文の長さはなぜ「40~60文字」が読みやすいとされているのか?心理学者が提唱」を公開したところ、note公式さんに紹介いただき、大変読まれる記事になりました。

<前回のまとめ>

読みやすい文の長さについて、多くの書籍で「一文40~60文字」と記されている。

なぜそう言えるのか根拠を調べてみたところ、1960年代、心理学者が導き出した数字と判明。

現在に即した文字数は不明。

もっとみる
文章力を上げる意外な本1選!知らないと損する至極の一冊

文章力を上げる意外な本1選!知らないと損する至極の一冊

文章力を上げる至極の一冊。

みんなが「そりゃそうだ」と思う本。

でも、すすめられても誰も読まない本。

それは、「中学国語」の教科書です。

「大人で国語の教科書を読む人なんているのかな?」
はい、ここにいます!

国語教育やIT教育に興味のある方と、このnoteを通じてつながれたらうれしいです。

この半年間、私が国語の教科書を使って勉強して気づいたことを紹介しましょう。

■ この記事を書

もっとみる
【中学初】Webライティング特別授業/中3国語

【中学初】Webライティング特別授業/中3国語

[2022年9月30日追記:小津中学校さん公式noteで、生徒さんの作品を見ていただくことができます!ぜひ!]

8月25日、大阪は泉大津市立小津中学校さんでWebライティングの特別授業をさせていただきました。

■ この記事を書いている人
・ Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
・ Webライティングの講義を担当しています。

私の知る限り、Webライティングの授業は全国で私のものが唯一

もっとみる
【高校初】Webライティングの特別授業をしてきました

【高校初】Webライティングの特別授業をしてきました

7月19日、岐阜県立大垣東高校さんでWebライティングの特別授業をさせていただきました。

■ この記事を書いている人
・ Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
・ Webライティングの講義を担当しています。

私の知る限り、Webライティングの授業は全国で私のものが唯一のようで、高校での授業は初です。

7月21日には中日新聞にも授業の様子が掲載されました。
[2022/8/26追記:8月

もっとみる
一文の長さはなぜ「40~60文字」が読みやすいとされているのか?心理学者が提唱

一文の長さはなぜ「40~60文字」が読みやすいとされているのか?心理学者が提唱

多くの書籍やWebページで読みやすい文の長さは「一文40~60文字」であると述べられています。
もちろん、違う主張の書籍やWebページもあります。

なぜ「40~60文字」なのか根拠を調べてみました。

■ この記事を書いている人
・ Webコンサルタントで、大学の非常勤講師。
・ Webライティングの講義を担当しています。

心理学者が導き出した数字「一文40~60文字」は、1960年代、心理学

もっとみる
「思う/思います」多用問題を徹底解決する3つの方法/類語言い換えでよいのか?

「思う/思います」多用問題を徹底解決する3つの方法/類語言い換えでよいのか?

文末表現「思う」を使いすぎることってないですか?

私が最もよく使ってしまう書き言葉は「思う」です。

拙著『一生使える Webライティングの教室』(2022年3月刊行)では12万文字以上のなか、「思う」が出現するのは2回ほどです。

見直し前:10回以上出現
見直し後: 0回(途中経過) →2回(最終)
※2箇所は「思う」にしないと違和感のある箇所でした。

「思う」を減らそうとしたのには理由が

もっとみる
新刊『一生使える Webライティングの教室』

新刊『一生使える Webライティングの教室』

「Webの文章って、どう書いたら良いのだろう?」に答える本『一生使える Webライティングの教室』が、マイナビ出版さんから3月23日に発売されます。

noteの「Webライティング」マガジンの記事をもとに大幅に加筆を行い、結果ほとんどが書き下ろしの内容となりました。

1. 著者メッセージSNSやnote、ブログなど、Web 上で読まれる文章を書く機会が増え、個人が情報発信することが当たり前の時

もっとみる
文章の書き方/爆発的に文末表現問題を解決する効果的な方法(2) 翻訳書を読む

文章の書き方/爆発的に文末表現問題を解決する効果的な方法(2) 翻訳書を読む

「文章の書き方/爆発的に文末表現問題を解決する効果的な方法(1) 外国語の習得」の続きです。

<前回の概要>
日本語は、文末が単調になりがちな言語ですよね。
同じ文末の連続になってしまったり、同じ文末言葉を多用してしまったりします。

日本語の文末表現については、これまで多くの書籍で触れられてきました。

文末が単調だと読者を退屈にさせてしまい、読む気をなくさせてしまう傾向にあります。

そこで

もっとみる