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アグリ山の監視哨(かんししょう)

戦争遺構を訪ねて

 2024.12 伊万里市の北部にあるアグリ山の山頂付近にある監視哨の遺構に行ってきました。
アグリ山キャンプ場を目指してナビを頼りに車で。途中から道が細くなりましたが、キャンプ場なので駐車場があります。
以下は伊万里市のサイトからの引用です。https://www.city.imari.lg.jp/6330.htm?utm_source=chatgpt.com

”監視哨とは、戦時中、日本に来る敵の飛行機や船などをいち早く発見し、軍の作戦室に連絡する施設のことです。昭和18年(1943)に、アグリ山に監視哨の工事が始まり、波多津小学校上級生および村内の人々の奉仕作業と協力があり、1階に仮眠室、2階に監視所が作られました。哨舎は当時、県下に誇る優秀なものであり、県庁への直通電話もつながっていました。しかし、度重なる召集により人員確保が難しく、また、戦局の不利な状況により、昭和19年(1944)の半ばに、2階部分を取り壊し、壕(ごう)を掘り、監視を続けていました。しかし、間もなく戦争が終わり、記念碑を建てて、永久にその名を残すことになりました。”

監視哨

https://www.saga-s.co.jp/articles/-/674484

聴音壕は人が入れるくらいの丸い穴。現在は草が生い茂っているが、太平洋戦争中、中に入って敵機の音などを聞くために掘られた。
”風に遮られることなく爆音を聞き取ることができたという。”
佐賀新聞 のサイトより

聴音壕

碑がありました。
”終日来襲する敵機を適確に捕え報告せり”



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