マイナス母の勘違い
マイナス母の勘違い
マイナスな母は、自分が自己価値低いのに、自分の子は自己価値高いと、ナゾのカン違いするんだよね。
マイナスな親に育てられたら、どう考えてもマイナスじゃん。でもマイナスな親は大いなるカン違いをする。
そりゃー、子供は自分から見たら自分より成績がいい。自分より発言力がある。自分より自分の好きなことをしているから大丈夫!!と思うらしい。
でもね、子供はそれができるからって、全然自己価値高いと思ったことがないんだよね。第一、あなた全然褒めて育ててなかったでしょ?
母親は、自分がいつも不安や心配で苦痛に満ちた表情をしていても、自分のことで精一杯で、
子供の訴えを聞いてなくても(聞いてるんだけど、自分がいっぱいいっぱいだから10のうち2つか3つしか頭に入ってないんだよね)
自分がいつも悲しんだり、嘆いたり、辛そうに、しんどそうにしていても、
「私の子は自尊心の高い子」「私の子は自信のある子」と大いなるカン違いをするものだ。
そう思いたいのか?
自分のことしか見えてないから、そのような大いなるカン違いをして、その結果、自分と同じように傷だらけのインチャを持った子供を育ててしまうという悲劇。
幼稚園、または小学校、または中学校または高校で、いじめや不登校などの問題が表面に出てくるかもしれません。でも、そこで新たに出た問題ではなく、家庭でその地盤が作られ、学校という場で表面化しただけなのですから。
でもね、それを受け入れたくない母なら、子供をどうにかしようとコントロールしようとするでしょう。
しかしそうするなら、子供との間にはあたたかな愛の循環は感じられなくなっていきます。
子供からしたら、私をわかってくれない!!「5点の親!!」となっていくのです。私自身の体験でもありますが、セッションにいらっしゃる多くの方も何かしら、通じるものを持っています。
目に見える形で、ダメージが出たらそこが始まりではなく、積み重ねの結果が現象となって見えているだけのことなんです。なのに、目に見えてから急に慌てる。
その現象が形になるよう、毎日せっせと不平不満、愚痴を吐き、不安や心配で苦痛に満ちた表情をいつもしていて、悲しんだり、嘆いたり、辛そうに、しんどそうに人生を生きてこう生きるのよ!と生き方の見本を日々見せているのにもかかわらず、それに気づかないのがマイナスの母親です。
プラスの母親は、自尊心が高いから、「助けて」も「お願い」も挨拶のごとく言えるから、自分ひとりで抱えていない。そのため、いっぱいいっぱいにならず、ゆとりがあるんだよね。
子供には、母の幸せそうな笑顔が一番の栄養!
母が笑顔で楽しそうに日々過ごしていたなら、子供は母を喜ばそうと母の機嫌取りに一生懸命頑張らずに、いい子ちゃんにもならずに、自分の考えと感情を尊重しながら、成長していく。自尊心が育つ成長の仕方。
母親が笑顔で楽しそうなら、人生とは楽しいもの、生きることとは幸せで、なんて素晴らしいことなんだろうって、母の姿勢から学び取っていくもの。プラスの母からは自己価値が高い子が育つ。
いくら言葉で教育しようとしても、マイナスの母からは、その表情、生き方からは苦痛に満ちた人生しか伝わらない。でも母は、「自分の子は自分と違って、自尊心が高い!」とナゾの自信があるからね。