【パリ・オペラ座バレエ】24/25シーズンラインアップを公開
本日、2024年3月21日現地時間11:30(日本時間19:30)、パリ・オペラ座の24/25シーズンラインアップがパリ・オペラ座のウェブサイトで公開されました。
この24/25シーズンは、パリ・オペラ座バレエのジョゼ・マルティネズ芸術監督がバレエに関するプログラムの全構成を担う初のシーズンとなります。
以下、24/25シーズンのバレエのラインアップを、
・振付家名
・公演タイトル(公演タイトル日本語訳※筆者拙訳)
・公演期間(初日から楽日の期間)
・会場(パレ・ガルニエorオペラ・バスティーユ)
の情報に絞ってご紹介します。
(コンテンポラリーは公演名として振付家名を冠しているため、またガラ公演は煩瑣になるため、振付家名を省きます。)
詳細はそれぞれの演目のリンク先でご確認いただければ幸いです。キャストはラインアップ公開時点では全く情報がなく、公演日が近づくにつれ順次アップデートされることが見込まれます。
「Gala Ouverture de la saison de danse(シーズンオープニングガラ)」
2024年10月1日(パレ・ガルニエ)
「William Forsythe / Johan Inger(ウィリアム・フォーサイス / ヨハン・インゲル)」
2024年10月4日〜11月3日(パレ・ガルニエ)
ケネス・マクミラン「Mayerling(マイヤリング)」
2024年10月29日〜11月16日(パレ・ガルニエ)
ピエール・ラコット「Paquita(パキータ)」
2024年12月5日〜2025年1月4日(オペラ・バスティーユ)
アレクサンドル・エクマン「Play(プレイ)」
2024年12月7日〜2025年1月4日(パレ・ガルニエ)
「Demonstrations de l'Ecole de Danse(バレエ学校デモンストレーション)」
2024年12月15日〜22日(パレ・ガルニエ)
ジョン・クランコ「Oneguine(オネーギン)」
2025年2月8日〜3月4日(パレ・ガルニエ)
ルドルフ・ヌレエフ「La Belle aux bois dormant(眠れる森の美女)」
2025年3月8日〜7月12日(オペラ・バスティーユ)
↑上記上演期間は長すぎるので誤りの可能性あるかも?と記したのですが、間違いではないようです。失礼いたしました。謹んで訂正します。(23/3/2024)
「Sharon Eyal / Mats Ek(シャロン・エイヤル / マッツ・エック)」
2025年3月27日〜4月18日(パレ・ガルニエ)
「Spectacle de l'Ecole de Danse(バレエ学校公演)」
2025年4月24日〜29日(パレ・ガルニエ)
マニュエル・ルグリ「Sylvia(シルヴィア)」
2025年5月8日〜6月4日(パレ・ガルニエ)
「Hofesh Shechter(ホフェッシュ・シェクター)」
2025年6月10日〜7月14日(パレ・ガルニエ)
こうして見ると、ルグリ版「シルヴィア」のレパートリー入り、そして「マイヤリング」の2022年のレパートリー入りから早速の再演が目を惹きます。
コンテンポラリーはいずれも新作で、古典はドラマティックバレエの傑作で重厚な「マイヤリング」と趣の深い「オネーギン」が並び、さらにいずれもパリ・オペラ座に縁が深い、ヌレエフの眠り、ラコットのパキータ、ルグリのシルヴィアが、異なる彩りと煌めきを放つ形で並んでいます。
キャストの発表はまだまだ先になりそうですが、誰が何の演目に出演し、何の役を踊るのか、いろいろと想像して楽しむのも一興でしょうか。
パリ・オペラ座バレエの24/25シーズン、心躍るラインアップです。
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