バリューって何のためにあるんだろう?を新卒1年目なりにめっちゃ考えてみました
わたしは就職先であるフィードフォースの行動指針となるバリューにすごく共感しています。内定承諾を決めたのも、バリューに共感したことが大きかったぐらい、会社で働くうえで大事にしたいものですし、会社も大事にしているものです。でも、バリューって何のためにあるんだろう?と深く考えたことがありませんでした。
そんな中で、現在受けている新卒研修でバリューについての認識が大きく変わった瞬間がありました。もともと、チームビルディングなどの組織開発や運営に興味があったので、バリューって奥が深い!もっと知りたい!と思うようになり、新卒なりにいっしょうけんめい考えてみました。
入社前からバリューの浸透を実感し、重要性を理解できていると思っていた
わたしが就職したフィードフォースは以下の4つのバリューを掲げています。
日々混沌(カオス)、日々進化
自ら挑戦し、変化を生み出す中心となる。失敗を恐れず、改善しながら進んでいく。
チーム、ファースト
チームのアウトプットを最大化するため、メンバーは素直かつ誠実であること、また徹底的に情報を共有し透明性を担保することを約束する。
×10思考
テクノロジーと仕組みで今までの常識を更新し、大きな成果を生み出すとともに、人は人にしかできないクリエイティブな仕事をする。
アウトプットに愛を
プロとして成果と細部にこだわり、周囲の期待を超えた結果を出す。高いレベルの切磋琢磨でチームを活性化させ、アウトプットの質を高める。
このバリューを初めて聞いたのは、採用説明会です。会社の価値観として大切にしていると説明を受け、就活生だった頃のわたしは、「まさにわたしが行動する上で大事にしていることだ!」と強く共感し、フィードフォースでなら自分らしく働けると思いました。
その後ぶじに内定をいただき、内定者インターンを始めました。インターンで半年間ほどお仕事をしていく中で、バリューが会社全体に浸透していることも実感しました。先輩からいただくフィードバックが、バリューに紐づいている考え方だと感じたので、自分の中で腑に落ちることが多かったのです。なので、フィードバックを反映させて行動を変えていくことも、スピード感をもってできていました。
このような経緯があったので、新卒研修がバリューに紐づいて作られていることにもすぐに納得できました。フィードフォースの新卒研修は、ITベンチャー企業にも関わらず、実践スキルやITの知識を学ぶ研修は少なく、働く上での基礎となる考えや行動を学ぶ研修がメインです。
特に入社直後は、バリューを体現するために情報共有を行ったり、相手目線でアウトプットをしましょう!といったように、何を意識して仕事していけばいいかを教えていただく研修がほとんどでした。
わたしは、内定者インターンの時にたくさん学んできたつもりだったので、研修を聞いていても「うんうん、わかる」という反応の方が多く、新たに学ぶことってそんなにないのでは?という思いがありました。
ですが、ある研修をきっかけに、わたしの認識が根本からまちがっていたことに気づき、改めてバリューとは何なのかと考えるようになったのです。
バリューは会社内部だけではなく会社外部にも影響を及ぼすものだと気づいた
わたしのバリューに対する認識は、バリューができた経緯や、1つ1つに込められた想いを社長の塚田さんがお話ししてくださる研修で変わりました。研修の冒頭に塚田さんが、「人やカルチャーは市場において競争力の源泉になり、そしてバリューはそのための健全な偏りを作り出します。だからバリューは大事なのです。」とおっしゃられていました。
その言葉を聞いたとき、初めて研修内で「どういうことだ?」という疑問が湧きました。なぜなら、バリューとは会社内部にのみ影響するものだと思っていたからです。具体的には、バリューは社員の行動指針となり、社員全体が同じような行動をとったり、社員のモチベーションを上げたりする効果をもつと思っていました。
そして、それらの効果は、少し乱暴な言い方をすると、経営陣が社員の行動を統制するために必要なものだと考えていました。なので、市場や競争力という言葉に含まれる、会社外という大きな視点がなかったのです。
一体バリューは何のためにあるのだろう?興味をもったわたしは、塚田さんにさらに深くお話を伺いました。すると、塚田さんは以下のようにお話してくださいました。
「人が人を気に入るとき、見た目や収入だけではなく性格や個性をみます。それと同じように、人が会社を良いと思うときは、社員数や売上だけではなく会社の個性を見ています。バリューによって生まれる健全な偏りは、そのような会社の個性を作り上げます。会社の個性ができた結果、尖ったサービスを作ることができ、みんなに良いと言ってもらえるのです」
このお話から、バリューは会社内部のためではなく、むしろ、会社外部への影響力をつけるためのものだと理解しました。
これはあくまでもフィードフォースにとってのバリューの存在意義かもしれません。でも、わたしはすごく納得したし、同時にバリューの力ってすごい!と感動しました。
また、このバリューの存在意義からは、社員を縛るような意図は全く感じられず、むしろ社員と一緒に会社を作っていくという想いがみられたような気もして、わたしも会社をつくる一員になりたい!という想いも強くなりました。
バリューの体現で会社の一員になることを目指します!
この話を踏まえ、バリューを理解し、行動できるまで落とし込むことで、会社らしさの中に入っていくことができるのだと実感しました。そして、それがまさしく競争力の源泉を作るものとしてバリューを大事にしているフィードフォースの一員になるということで、少なくともフィードフォースにおいては知識やスキルよりも大事なことだと思いました。
なので、新人研修が全てバリューに紐づいていることもより納得できましたし、まずはバリューを体現することで会社の一員になろうと思うようになりました。
そんなフィードフォースでは、年に2回最もバリューを体現したと判断された人に贈られるバリュー賞というものがあります。会社らしさを作るバリューを体現していると評価される・・・まさに、会社のロールモデル的な存在だということです!
知識もスキルは乏しいかもしれない、でも会社の一員になることはできる新卒1年目では、まずはわたしはこの賞をとることを目標にして、頑張っていきたいと思います!
受賞した際には、「バリュー賞をとるために意識したこと」という記事を書きたいと思います!(笑)
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