地域づくり 16 カッパのフィギュア
2008年夏に、国内で有名なフィギュアメーカーの海洋堂創業者にお会いすることができました。高知市の大丸前のアンテナショップで海洋堂展を行って
いる際に、カッパで盛り上がり、稲生地区で民話でもあるカッパのフィギュアを造ってもらうことになりました。(その当時は、まだ、四万十町での展開が決まってませんでした。)
カッパフィギュアの制作については、息子さんの通称・センムが窓口になってくれまして、「原画はそちらで書くように」と条件がありました。
原画をかける人を地元で探していましたら、PTCA副会長の女性が高知県の
県展に入選すような腕を持っていることがわかり、お願いすると、とっても、怖いリアルなカッパの原画が上がってきました。
センムからは、これでよいのか?という確認がありましたが、やってもらいました。制作は、海洋堂の関連会社のある滋賀県長浜市の龍遊館で実施。
(制作費用は、なんと、学校支援地域本部の委員さんからの寄付で作成)
データで確認をしながら、進めていましたが、やっぱり、怖いカッパが
気になり、最後の最後で、右ほほに涙を流してもらいました。(カッパフィギュアは、実物大の約1mで、完成時に長浜市まで取りに行き、帰りは新幹線に乗せて帰ってきました。さぞかし、怪しい人物であったと思います。)
カッパフィギュアは、マスコミで大好評になりました。
そして、翌年から、兵庫県立歴史民俗博物館に2回、京都の国際マンガミュージアムなどなど、多くの公立施設から展示の要望が来るようになりました。
調子に乗って、翌年、地元銀行のファンドを利用し、2体目を創りました。
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