文字を削るクセをつけよう!「このサービスに関してどのような特徴があるのかについて見ていきましょう」編
Webライティングにおいて「文章はできるだけ短く」は正義だと僕は思っています。
だってだれでも「この話長そうだな…」っておもったらめんどくさくなるものじゃない。
だから僕もちゃんと記事を書く時は「冗長的じゃないかな」「まわりくどくないかな」ってことを念頭に置いています。
また、校正業務をしているときに、ライターさんに対してフィードバックしている内容もほとんどが「まわりくどい表現」や「冗長文」になっています。
自分で書いて自分で読み直しても、回りくどい表現って意外と気づかなかったりするんですよね(僕も冗長的な文章になってることよくあります。
なので、ここで共有しようと思います。
今回はタイトルに書いてあった、下記の例文
めっちゃ回りくどい表現になっちゃっています。
こういうときは「何を伝えたいのか」をシンプルに考えましょう。
今回伝えたいことって「このサービスの特徴を紹介(解説)したい」ですよね。
なので「このサービスの特徴を見ていきましょう」でOKです。
【ビフォー】
「このサービスに関してどのような特徴があるのかについて見ていきましょう」
【アフター】
「このサービスの特徴を見ていきましょう」
めっちゃシンプルになってわかりやすいと思います。
もしかしたらビフォーの例文になってしまう要因として、読者目線に対する回答をしようとしているのかなと思います。
(ライターさんに聞いたわけじゃないので憶測ですが…
つまり読者の「このサービスってどんな特徴があるんだろう」という疑問に対して解説することをそのまま文章化して
「このサービスに関してどのような特徴があるのか」について見て(解説して)いきましょう
となっているのかなと。
記事を作成するうえでの姿勢としてはすごく良いことですが、変に読者の気持ちに対して寄り添った文章を書いていると、逆に回りくどくなっちゃうので要注意です。
だからシンプルに「このサービスの特徴を見ていきましょう」で大丈夫。
個人的には「〜について」も、ほとんどのケースで削っています。
リード文とか見出しの導入文で「〜についても紹介します」みたいな表現すること多いと思います。
「〜も紹介します」または手前の文字によっては「〜を紹介します」で問題ないんですよね。
このケースに関しては、文字数を減らすことに対してシビアにとらえてしまっているかもしれません。
ただ、繰り返しになるのですが、僕は「文字数を減らして問題ないのであれば減らすべき」だと思っています。
文字数を減らす意識を持って校正していると、2,000文字の記事が1,900文字になることも全然あるんです。
100文字って相当な情報量です。
話題によっては見出し1つ作れるぐらいの文字数ですから。
これってSEO的にも影響がでますよね。
たとえば同じキーワードに対してAさんが書いた記事よりも、Bさんが書いた記事のほうが1つ情報を多く記載できるわけですから。
文字を減らすは、正義です。