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「です・ます調」を意識しているライターでも見逃してしまう、じつは「だ・である調」の例文

いきなりですが、日本語ってほんとめんどくさいですよね。

個人的には「正しい日本語」なんかどうでもよくて「読み手に負担のかからない文章」だったらなんでも良いと思っています。

け・れ・ど

お仕事で書かせてもらっている場合は、当然ですがそうも言ってられません。

ということで今回は、文体についてです。

文体っちゅうのはあれですね、なんか表現方法みたいなもんですわ(適当

よくあるのが「です・ます調」「だ・である調」の使い分けです。

ただ、自分のブログにしろ、ライターとして書く場合にしろ「です・ます調」の出番がほとんどだと思います。

「りんごは赤い果物です」が「ですます調」

「りんごは赤い果物だ」が「だ・である調」

です。

さて、ここで1つ勘違いしやすいのが「文末を「です・ます」にすればOKだ!」と思ってしまうことです。

普段「ですます調で」というルールをしっかりと守っているライターさんも、ふとした瞬間に「だ・である調」を使っているときがあります。

例えばこんなとき

「場合によっては重大なメッセージである可能性もあるため…」
「追い詰められている状態であると言われています。」

そう、文中に「である」がサラっと含まれていることがあります。

これ、意外と盲点(僕もやる)

しっかりと「です・ます調」にするのであれば、避けないといけないですね。

「場合によっては重大なメッセージの可能性もあるため…」
「追い詰められている状態と言われています。」

でもね「文末を「です・ます」にすればOKだ!」って思うのは仕方ないことだと思います。

だって、ライティングに関する記事とか本とか、だいたい

「語尾をです・ます(だ・である)にすること」

って書いてるだけだから。

だから、さっきみたいに文中にでてきても、違和感を感じないんだよね。

でも語尾じゃなく、文中に出てくるのも厳密には(いや厳密じゃなくシンプルに)「だ・である調」だから気をつけないとだね。

今回の例文も読者にとっちゃ大した違和感ではないと思うから、自分の記事を書くときは気にする必要もないと思ってる。

ただ、仕事として書くのであればルールはルール、ちゃんと守って納品するのがプロだから、見落とさないようにしないとね!


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