若獅子戦を終えて
はじめてのnote投稿となります。
駄文となるかもしれませんがお付き合いください。
今回の放送で自身の麻雀を実況解説の方々、視聴者の皆様に見ていただけたことが自分の麻雀プロ人生3年間でとても価値ある、楽しい二日間でした。
推薦していただいた審査員の皆様、対局した皆様、運営の皆様、なにより応援していただいた皆様本当にありがとうございました。
そして期待に応えられず申し訳ございませんでした。
何回もインタビューでビッグマウスで出てきたからこそ、とても悔しかったです。
さて、私は今回の若獅子戦を終えて、プロ4年目に入ります。
私は今までたくさんの麻雀プロと会いましたが、時折「〜年間で結果が出なければ麻雀プロを辞める」という人を見かけます。
そういう人に限って3年、5年ととても短い期間で言うんです。
麻雀なんて正着を打っても確実に結果が出るものでもないし、リーグ戦は年に40半荘、昇降級は20半荘で決まってしまうもの。
タイトル戦なんてもっとシビアで、4半荘で結果が出なければ予選敗退。
相当な実力があっても確率的に負けが続くこともあるこのゲームで中途半端にそんな選択をすることはとても損だと私は聞く度に思います。
しかしやる気や自信を持って飛び込んできてしばらく結果が出ないと自信がなくなったり、人生においての麻雀プロとしての活動の比重が変わってしまうものなのだとも思います。
努力や打ち筋は評価されるが、なにより結果を求められる業界。
周りにいるプロがモチベーションをなくして去ろうとするところを何度か見かけました。
そんな私も2年前、麻雀プロを辞めることが脳裏にチラつきました。
その度に、自分の若さ故の未熟さ、麻雀という競技の理不尽さ、運要素も込みであることを言い聞かせて今まで継続することができたのだと思っています。
そんな3年目、自分が普段からお世話になっている、矢崎航之介プロが鸞和戦優勝、蒼木翔子プロがプロクイーンを獲得、同期の加賀谷春歌プロが桜蕾戦優勝、飲み友達で後輩の八木ヒカルプロが發王戦ベスト16進出で爪痕を残しました。
今までの2年間に比べて様々なプロと触れ合うことも多くなったこともありますが、
周りのプロと自分を比較してしまう日々が続きました。
まあ今回の若獅子で結果が出なければどうするとかはありませんでしたが、
今まで以上に勝利への執念が強く出ました。
純粋に勝ち進むことはもちろんですが、推薦枠で進出し、
「今回獲らなきゃいつ獲る」そう意気込んで望んだ今回の若獅子戦。
結果はベスト8でしたが、
いろんなプロが挫折を味わうそんな魔の3年?を私は「若獅子戦ベスト8という結果」で踏みとどまれたのかもしれません。
私は自信満々、大言壮語かもしれませんが、
常にインタビューで強気な発言をしてきました。
それは誰よりも勉強をしたし、誰よりも質問をしたし、誰よりも強くなったという自信があったからです。
そんな私の若獅子戦を次のnoteで振り返っていきたいと思います。
お時間ある方ご一読ください。