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Aftereffectsはじめました

オーストラリアに滞在している日本人でおそらくその存在を知らない人はいないであろうクラシファイドサイト、日豪プレス。

仕事、住まい、フリーマーケット、コミュニティなど多くのものを発見することができ、場合によってはマンネリした生活をガラッと変えうる力を持ちうる場所である。僕も数多くの恩恵をこのサイトで受けており、今でも時折何か面白い記事はないかとサーフィンしていることがある。

そして先日発見したのが、某動画制作会社によるスクールの紹介記事だった。

少し興味があったためとりあえず連絡を取ってみると、Zoomを通しての説明会に招待され、概要やら何やらを教えてもらう。初期費用がそこそこしたものの、説明を聞いてシンプルに「面白そう」だと思ったことに加え、帰国した時に備えて何か食えるスキルを身に着けておきたいと思った僕は、ベストタイミングだと思い講義の受講を決めたのであった。特にデメリット等は考えていない。良いなと思ったら直観で動きたいのである。


現在勉強しているのはAftereffects、通称AEと呼ばれるもの。

パソコンに精通している人なら誰でも知ってるAdobe社のソフトの一つだ。動画制作と聞くと同じAdobe製品ではYoutuberなどが頻繁に用いているPremiere Proが有名だが、こちらはテロップを入れたりカット割りをしたりするのに特化したソフトである一方、AEは特殊効果やアニメーションといったものを作ることに秀でているのである。


例えばこういった動画広告もAEで作られている。

図形、画像という素材さえあればそれらにどのタイミングでどういったアクションを起こすか1フレーム単位で指定することで、複雑、かつオシャレな動画を作ることが可能なのだ。尺が1分程のこの手の広告はほぼ全てAEによって賄われていることから、需要は非常に高いといって良い。


動画広告だけではない。実写動画、映画などに用いられるVFX、CGといったものもAEで作ることが可能である。光彩、色合い、更には3Dカメラなど多くの要素を組み合わせることで、かなり凝ったものを生み出せるようになる。

ちなみに映画『アイアンマン』でトニー・スタークがアイアンマンの中に入ってる時に出てるエフェクトもAEで作れちゃうそうな…可能性は無限大だ。

AEを初めてそろそろ二ヶ月ほどになる。飽き性の自分に長続きするか最初は不安だったものの、今のところ飽きる気配はほとんどない。むしろまるでゲームをやっているような感覚で、寝食を忘れて何時間でも熱中してしまえるような中毒性がある。まだまだひよっこではあるものの、数週間前の自分と比べると成長が手に取るように分かるのもまた面白い。日本に帰る頃までにはこれで飯を食える段階にまでスキルを持っていけることだろう。楽しみである。

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