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599/1096 面倒くさい!!への処方箋

吾輩は怠け者である。
しかしこの怠け者は、毎日何かを継続できる自分になりたいと夢見てしまった。夢見てしまったからには、そう夢見る己を幸せにしようと決めた。3年間・1096日の毎日投稿を自分に誓って、今日で599日。

(この毎日投稿では、まず初めに「怠け者が『毎日投稿』に挑戦する」にあたって、日々の心境の変化をレポートしています。そのあと点線の下「本日の話題」が入っているので、レポートを読みたくないお方は、点線まで飛ばしておくんなましね。)

599日目、鬼滅の刃の最終話を読んで、感慨無量にござる・・・
最高の満足感と鬼滅ロスとの入り混じった、この気持ち・・・!!本当にこの作品と出会えてよかったと、心に一点の曇りもなく思えることが嬉しい。

作者の吾峠呼世晴さんへの感謝も止まず、物語の何もかもへの絶賛とそれぞれのキャラクターへの哀れみ情け慈しみも止まずで大変なことに・・・

もう今日もまたこれが頭から離れることはなさそうだから、この喜び切なさとともに今日の分を書こう!

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みなさんはなにかをやろうと思ったときに「面倒だ」と思うことがあるだろうか。わたしはこれが自分にとって、一生付き合わなくてはならない、メインとなる人生の問題だと言えるほど重要なテーマだった。
わたしはなにを隠そう、超!!怠け者(『魁!!男塾』ふう)だったのである。

とにかく生活のほとんどが面倒なことで構成されていて、朝起きるのからして面倒だった。まずそれに始まって、布団を干すのもシーツを洗うのも掃除も洗濯も、お皿洗いも歯磨きもシャンプーも面倒。めんどくさい。面白くない。だからまずたいてい、「おっしゃーやるでー!」と思えない。サボりたい。見て見ぬ振りをしたい。そして実際にする。そして罪悪感まみれ・・というよくあるパターンにハマりがちだったのだ。

わたしはこの問題とタイマンを張ってきて、あるときからもう、ファイティングポーズを取るのをやめた。そして、自分にただただ都合が良く甘い方向に進んで気がついたある感覚の変化によって、これをかなり解消することに成功したのである。今日はそのことについて書いてみよう!

わたしがいろいろなものを「面倒だ」と感じている理由には、強い思い込みがあったのだ。それらは、なんだかとても当たり前のことだった。だから、思い込みに気がついたときは、解除できるのか?とちらっと疑ってしまった。でも、できるのであーる!!

その思い込みがどんなものかと言うと、

1・急いでやらなくてはならない
2・完璧にやるべし
3・できて当然

この3つである!

これらの思い込みは当たり前のように持っていたものだったから、気がつくまではとくに意識などしていなかった。けれども、これらを解除してみるとなにをするのにも取り組むときの感覚が変わって、面倒だったものを違った目で見られるようになったのである。

ひとつひとつ、解説してみよう!

1・急いでやらなくてはならない

みなさんは子供のころに、親や先生などの大人から「なにモタモタしてんだ」「サッサとやれ」と言われることがなかっただろうか。この恐るべき刷り込みは、そのままつい継続してしまいがち。

なにをするにもついつい、できるだけ短時間で終わらせなくちゃ、という意識が働いている人はとても多いことと思う。できるだけ時間がかかるようにやろう、という気持ちで歯磨きや掃除をする人は少ない。テキパキとするということに、良いイメージを持っている人のほうが圧倒的に多いのだ。

急ぐのが楽しいものだってあるけれど、でもこの「急ぐべし」という知らずの思い込みは、ものごとのやる気を大きく削ぐものでもある。たとえばゲームだって読書だって、自分の自由なペースで取り組むのならば楽しめるけれど、毎度毎度一定の進捗状況までできるだけ急がなくてはならないのだとすると、当然気が乗らない日が増えてしまう。これが繰り返されると、だんだんとその作業自体が「面倒なもの」とインプットされてしまうのである。人間は、効率ばかりを求めるとなんでもつまらなくなってしまうのだ。

つい急かされるように追われるようにやってしまうものがある人は、なにをするにも急がなくていい、のんびりゆったりやっていい、時間をかけてやってみよう、と一旦意識してから取り組むようにすると、その作業にまっさらな気持ちになることができる。人によっては本当に生きる感覚が変わるほどなので、是非試してみて!!

2・完璧にやるべし

これも上の急ぐべしと同じような強迫観念的なもので、わたしたちはついつい、ものごとをきっちりと完璧にやるほうが良いと考えてしまう。もちろんそれが悪いというわけではないし、それがチャレンジ上の面白みとなってくれることもある。けれども、ああ面倒だ・・・と感じるようになってしまっているものについては、「完璧じゃなきゃ!」と考えているのが原因となっていることが少なくないのである。

これは嬉しいはずの対人関係や楽しいはずのおしゃれですらも、面倒だ、つまらない、心理的に負担になる、と感じさせる原因になり、いつの間にかそれらを嫌いにさせてしまったりする。恐ろしい呪縛である!

物事に取り組む際に、自分がそれに対して完璧にやるべしだと思っていると気がついていないことも多いのだけれど、意識してみるとだんだんわかってくる。たとえば掃除であれば、毎日少しでいいや、とか、名付けて「テーマごとに気持ちいいポイントを探り出せるかゲーム」の、今日は掃除バージョンをやってみよう、というくらい気楽ないたずらっ子の心でもってやってみる。

「面倒で大嫌いだけれど、好きになってみたいもの」がある人には、1番の急がなくていい、の他に、完璧じゃなくていい、むしろ適当さが試されている、というような気持ちで当たってみることがオススメ!

3・できて当然

3つめはこれ。「できて当然」という脅迫である。面倒なことほど、できて当然という思い込みが働きやすいので要注意である。逆に言うと、できて当然という思い込みがあることが、面倒だと感じられやすいということなのだ。本当なのである!!

これもまた、なにをするにも言えることなのだけれど、これができたらすごいと思っていることをするのと、できたって当然でしかない、と思っていることでは、それに当たる際のモチベーションというのは雲泥の差がある。
できて当然という思い込みも、もちろんわたしたちからやる気を削ぎ、面倒くさいと感じるものを増やしてしまう原因である。

そんな馬鹿な話あるかいな!と一蹴してしまいそうになるかもしれないが、たとえば掃除や片付けや服の手入れなどの行為は、できても褒めるのに値しないようなつまらないことなどではない。身ぎれいにしたり場を整えたりするというのは、大変尊く、聖なる行為なのだ。やるたびに、くっ・・オレときたら、またすごいことをしてしまったぜ・・・と思っていいことだ。

できて当然という思い込みを、ちょっと馬鹿みたいに思えるくらい、思い切って捨ててみるのがコツ。

上の1番2番の、急がなくてはならない、完璧にやらなくてはならないという思い込みに加え、この3番のできて当然だという思い込みを捨ててみると、面倒だったことがまったく違って見えてくる。

ゆったり自分のペースで進め、楽しめるポイントを見つけるためにやる。そして、少しでも手を付けたら「尊い」「素晴らしい」と思い出す。
こうした視点の切り替えで、日常生活からギスギスや強迫が消えていってくれるのが嬉しいところ!面倒なことが多い人ほど、変化は面白みがあるので是非トライしてみてね!!

もちろん、日常生活で気分が変わるのって、現実にも大きな影響となる。大きな現実創造に立ち向かうのも良いけれど、着実に足元から整えていくと身近なところからの変化が、とっても面白いですよ!

というわけで今日は、面倒なことが多い人への、思い込みを解放するアプローチの勝手なプレゼントでありました。お役に立つ人がおられますように!!それではまた、明日ね。

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菅 美智恵 (壇珠-たんじゅ-)
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