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「バリ島でデジタル交通監視システムが導入される」
バリ島の交通違反がデジタル化される
入国や関税のシステムなどのデジタル化が進められているバリ島で、今度は警察による交通違反の取締りがデジタル化されることとなった。
監視カメラが常設されるだけでなく、パトロールの警官もスマホで違反を撮影して取り締まることになったそうなので、注意が必要だ。
取締りのポイントは主に3つ
シートベルト着用、運転中のスマホ操作、運転中の喫煙。
これまでバリ島内でまったく問題にされていなかったポイントなので、今後は注意が必要だ。
発表の翌日から導入されるというスケジュールがインドネシアらしいところだ。
警官が立っていない時でも、少なくともバドゥン県とデンパサール県では、交通ルール違反をしたら逃げられなくなった。
バリ州警察は2022年11月23日に、翌日から新たにデジタル交通監視システムを導入すると発表した。
この技術投入により、交通違反切符と罰金は E-TLE システム (Electronic Traffic Law Enforcement system) で発行されるようになる。インドネシア国家警察は10月24日に全デジタル化の方針を発表している。
バリ州警察のスポークスマン・Stefanus Satake Bayu Setianto 氏の発表によると、今週はじめにデンパサール県とバドゥン県の下記の場所に、計8個の E-TLE カメラを設置された:
- Jalan Bypass Ngurah Rai-Jalan Pulau Serangan
- Simpang Jalan Bypass Ngurah Rai-Jalan Kampus Unud.
- Base Ops Lanud Ngurah Rai
- Jalan Bypass Ngurah Rai (before the popular gift shop Krisna)
- Kawasan Airport Ngurah Rai-Jalan Raya Tuban
- Kuta (SIMP Tuban)
- Jalan Bypass Ngurah Rai, Benoa, Kuta Selatan (west of the Pertamina 54.803.27 gas station)
- Jalan Bypass Ngurah Rai, Benoa, Kutsel (east of the Pertamina 54.803.27 gas station).
上記の箇所以外に、トゥクマル通り-イマンボンジョール通りのブアガン交差点(Jalan Teuku Umar-Jalan Imam Bonjol Simpang Buagan) 2か月前からすでに設置されている。
さらに、設置カメラに加えて、警官のパトロールも平行して行われる。警官が違反をスマートフォンで撮影して報告し、違反切符や罰金がデジタル処理される。違反者には違反通知が郵送される。
違反のほとんどは、シートベルトを締めていないこと、運転中にスマホを操作していること、運転中にタバコを吸っていることだという。
本日バドゥン県警察署長・Leo Dedy Defrestes 氏は E-TLE が設置されていないエリアのパトロールを行った。Leo 氏によると、 E-TLE システム導入から間もないため今はまだ猶予期間で、このシステムによる罰金は課せられない。ただし例外として、設置2か月が過ぎているトゥクマル通り-イマンボンジョール通りのブアガン交差点での違反は罰金対象となる。
「違反者への警告は行います。しかしまだ違反者全員に罰金を課すわけではありません」と(Leo 氏談)
" Nov 23, 2022
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