「インドネシアの観光ビザ、投資家ビザの延長手続きがオンライン化」バリ島
昨年から、バリ島含むインドネシア全体のビザの制度が大きな局面を迎えている。今回の発表によると、１月26日からビザ延長手続きがオンライン化されたようだ。従来必要だった現地ローカルのスポンサーも不要となる。
インドネシアのルールは突然大きく変わることが多い。今後も動向を随時確認していく。
インドネシア政府入国管理局は昨日、ビジネスとレジャー観光の促進のため、観光ビザとビザ延長手続きのオンライン化をスタートすると発表した。デジタル決済にも対応する。
インドネシア入国管理局長 Silmy Karim 氏によると、観光ビザ、投資家ビザなど外国人の電子ビザ（e-VOA: Electronic Visa on Arrival）は、ウェブサイト「外国人入出国モジュール（Molina: Foreigners Exit-Entry Module）」から延長申請が可能となる。支払いには、Visa カード、Master カード、JCB のクレジットカードを使用できる。
このサービスは昨日からスタートした。
このシステムが始まる以前は、e-VOA 取得者は、滞在延長の手続きのために何度も管轄の入国管理事務所に足を運ばなければならなかった。
当局では、このシステム導入により、滞在許可をオンラインで完結できる利便性からインドネシアへの旅行者拡大を期待している。
このシステムは、スマートフォンとインターネット接続があれば簡単に行うことができる。
また、外国人は観光ビザと投資家ビザ取得にあたって、従来申請時に登録必須であったローカルの保証人が不要となる。
「このサービスの施行により、観光業と投資部門が拡大することを期待している。入国管理局は世界的なビジネスマンや投資家の利便性を拡大することで、インドネシアへの投資拡大につなげたい」
とSilmy 氏は言う。
ビザ申請を行う外国人は Molina ウエブサイトで、すべての必要事項と必要書類の提出を行うことになる。ビザ代の支払い後に、登録 e-メールアドレスに、電子ビザが届く。
「こうした私たちの努力が、インドネシアの先進性を強化し、イメージアップにつながることを祈っています。また、データベース分析を通じて入国管理サービスの向上にも努めていきます」
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