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当事者になる その後

今日は年明け初めて、伯母のところに行ってきました。思えば昨年一月に施設への引越を希望され、約半年に渡り、私のなかで密かに伯母移転プロジェクト、と名を打っていた一連の出来事。
もう一年が経つのですね。
伯母が転居してからも半年が経過しました。
このnoteに投稿を始めるきっかけにもなった、
伯母移転プロジェクト。

その後の伯母の生活について書こうと思います。
昔の人ですから、伯母はお勤めもした事が無かったですし、子育ての経験もありません。
今まで親のいる実家から、伯父と暮らした家以外の経験の無い伯母。
私はもしかしたら伯母はある程度集団生活を求められるサ高住に馴染めないかもしれない、と心配をしておりました。
「もうここは嫌!」と言われたらそれはその時に考えようと思っていた矢先、自分がダウン⤵️してしまい、それどころでは無くなり。

病気で倒れた一か月半は伯母との関係性はもちろん、会社や家族との関係性を見直す良い冷却期間だったと思います。いささか密、過ぎました。

私が入院していた間に進行していた伯母の不動産売却も完了しました。
あとはこれから行う確定申告のみ。
これも早々に税理士さんに依頼することに決めて、落着しそうです。

施設入居から約半年経過して。
私はまた伯母の意志の強さに感服しています。
施設からのサービスを上手く利用し、職員さんとも笑顔で応対。
実に前向きにその場に適応して行っていました。
自分の個室は家から持参してきたお気に入りの家具と、ニトリに注文手配したカーテンで彩られており、追加で購入した小ぶりのテーブルセットが入っています。
今日伺ったときも綺麗に整えられたその部屋は、
伯母自身のお城のように思えました。

お茶を淹れ、私が持参したあんみつを食べ、果物を一緒につまみ、お喋りした三時間。
帰りに家で待つ妹の為にお菓子のお土産を用意し、日が暮れる前に帰りなさい、と言ってくれる配慮。
そして、バスに乗り最寄りの駅まで出る私をバス停まで見送りしてくれて。
伯母はやはり在りたい自分をどんな場でも保てる人生の先輩です。

確定申告とか難しい話は私に丸投げしようとしたけれど、、
自分が伯母の年齢になった時にこんな風に、
適応力を発揮して、しなやかに暮らしていけるだろうか?と今日も伯母の意志の強さに感服して帰宅してきました。
今年は少し自分の今後のことを考え、昨年程の頻度では伯母のところには行けないと思うけど。
私も在りたい自分に近づく為にも、自分のペースで自分の課題に向き合っていきたいと感じました。

いつだって前向きに。
適応力を発揮して、その場を自分の場にする。
伯母から人生の大切なことを学んでいます。

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