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フリーレン オケコン

昨日、パシフィコ横浜大ホールで行われていた、
「葬送のフリーレン」オーケストラコンサートを
聴きに行ってきました。
昨年秋のテレビ放送開始から約半年間。
放送のある金曜日夜が楽しみで😊
妹と一緒に毎週見ていたフリーレン。
久しぶりにはまったアニメです。
今日の演奏も、アニメ画像付きで昨年秋から毎週楽しみに見ていた頃の記憶を共に思い出させてくれました。
フリーレン、一体何が私を惹きつけたのかな?
と昨夜演奏を聴きながら、ちょっとだけ考えました。
多分、私はフリーレンが千年もの間、孤独と戦いながら、自分の魔力をセーブし、淡々と生きてきたことに深く感銘を受けていたのだと思い当たります。そして、それと対比して、人間達の鮮やかな生き様にも感銘を受けていたのだと感じます。

私が若い頃にこの作品に出会ったとしても惹かれたのかもしれませんが、歳を重ねたいまに出会った作品だったからこそ、深く感じいるものがあったように思います。

日常生活は毎日が淡々と過ぎていくけれど、その時は二度と戻ってこない。
人や物との、出逢いと別れ。
それも全てが予測できる訳でもない。
そんな当たり前のことを実感出来るようになるまで、私は人よりちょっと時間がかかったように思います。

母や父、そして近しい人達が彼岸にわたるたびに、自分の人生の残り時間を意識するようになってきました。
そして、いまは何となく自分の人生を焦るきもちがあります。私はやるべきことをやっているだろうか、やらなくてはならないことから逃げていないか、やりたいことは出来ているか。

美しい映像と、東京フィルハーモニー交響楽団が奏でる、Evan Callさんの力強く優しく、少し切ない音楽を聴きながら。
自分に自問をした夜でした。

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