ミッチーの最終報告っしょ!#最終報告書
フリーランスでイラストレーターをやっています、ミッチーこと道田真司です。
2022年の5月、ランサーズから配信されたメールの一通に目を止めました。
自分らしく自由に自分の働き方を実験していくというコミュニティー「新しい働き方LAB」(以降アタラボ)の研究員制度への募集メール。
コロナ禍の影響下から脱せず苦しい状況もあって、ちょうど自分の仕事の幅や人脈、人生そのものの可能性を広げたいと考えていた矢先もあり、膝をガクガクと震わせながら意を決して申し込んでみました。
そこから凄いスピードとエグい角度で僕の人生の世界線をこれでもかと変え続けてきた研究員制度第二期の6ヶ月を綴ります。
【【第一部】】
まずは参加指定企画「福岡離島DX」
おっさん達も素敵すぎちゃう編
フリーランスの力で小さな離島を変革できるか!?
それぞれに得意を持ち、個々に活躍するフリーランス達。
そのフリーランス達が各々の「好き」と「得意」を持ち寄ることで小さな離島「能古島」を活性化できるのか?という企画。
福岡市にある人口700人未満の小さな離島「能古島(のこのしま)」を舞台に「新しい地方創生のロールモデル」を目指す実証実験です。
参加当初の想い
プロジェクト参加の動機や当初の想いなどは、一番最初にまとめたこちらの実験計画書をぜひ見ていただきたい。
イラストレーターである自身の特技を活かしてイラストをふんだんに挿し込み、これから絆を深めていくことになるアタラボメンバーの“つかみ”を取れたnote。今でもチューしたいくらい思い入れ深い記事となりました。
オフィシャルサイトのメインイラストと、
クラウドファンディングでのリターン最多リクエストに貢献
離島DXという実験プロジェクト自体の結果とは別に、イラストレーターとして参加した僕個人の想いも当然ありました。
フリーランスの「好き」と「得意」を持ち寄ることで小さな離島「能古島」を活性化できるのか?というのならば、僕の「好き」と「得意」はイラストです。
しかしその想いが叶うのはしばらくたってから。プロジェクトの前半はイラストというスキルを活かせる場面がなかなか訪れず、充実しつつももどかしい日々を過ごしていました。
その辺りにも触れた中間報告書はこちら。
しかしイラストを除けば自分にできることは何もないはずはありません。ひとまず能古島まで足を運べるメタボリック美ボディと、くだらないことに対しては回転数多めに回る舌もあります。積極的に様々な企画にも参加し、指定企画の枠を超えアタラボコミュニティ内での活動にも果敢に挑んだおかげもあったのか、夏に公開されたプロジェクトの公式サイトではメインのイラストを担当することができました。
さらにはプロボノ(※社会的・公共的な目的のために職業上のスキルや専門知識を活かして取り組むボランティア活動)で取り組む本プロジェクトの大切な資金集めとして募ったクラウドファンディングでのリターンでも、僕のイラストをあしらったTシャツが一番人気となりました。
支援者50人の6割(30人)が僕のイラストTシャツをリターンに選択。
総額374,320円の支援金のうち150,000円(約4割)を僕Tが。
国内最大のクラファンサイト「CAMPFIRE」の「人気のリターン」として一時期TOPページにも僕Tが掲載されました。
Twitterでもたくさんの方が僕Tを選んでくれたことを知らせてくださいました。もちろん5,000円という設定金額が支援するのに程よく、たまたまそれに該当するのが僕Tだったという方も中にはいると思いますが、それにしても具体的な数字としても貢献できたのではないかというのは素直にとても嬉しかったです。
目玉となったイベント、福岡ワーケーションフェスの成功
10/28に福岡市との連携で開催されたビッグイベントのコンテンツや進行を我々のプロジェクトが担いました。
閑散期の集客の難しさや遠方からの集客は難しいだろうと思い込まれていた課題に対し、当日は北海道から沖縄まで全国からの集客に成功し福岡市以外からの参加者の方が多いとう実績を残すなど、大成功といえる結果となりました。
なにより仲間と過ごすリアルな時間がかけがえのないものに
全国津々浦々&海外在住の方も集まるアタラボでは、zoomを中心としたオンラインでの企画進行や交流が多いのですが、その中にあって離島DXでは現地「能古島」に訪れて直接プロジェクトメンバーと顔を合わせての活動の機会も多く、全3回行われた「ビーチクリーン」、「福岡ワーケーションフェス」、「離島で過ごすちょっと早いクリスマスパーティ」など、すべてのイベントに参加したことで触れ合えた時間と、築いてこれたメンバー同士の絆が本当に大切なものになりました。
いくつかのイベントでは計画を断念することもありましたし、プロボノという性格上、予算がない中でのコンテンツの充実や集客には非常に頭を悩ませていた面もあり、やはりお金は大切だなと思うところは多々ありました。
それでもフリーランスの「好き」と「得意」と、そして「やりたい」を集結させることで得られた成果は大きく、プロジェクト全体としても、これからの働き方のひとつのヒントになる結果が得られたのではないかと思います。
そして、イラストレーターとして貢献し、人とのつながりや世界観を広げたいという個人的な目標としても意義のある結果につながったと感じています。
【【第二部】】
アタラボ研究員制度第二期
ファンタジック絶倫運営サポートの奇跡編
僕のあたらぼでの活動を振り返る上で、運営サポート(運サ)としての活動を無しには語れません。
アタラボに入ったきっかけは上述の指定企画「離島DX」ですが、その動機は「人脈を広げたい」「価値観や世界観を広げたい」でした。
ならば僕の活動報告としては指定企画外でのことを外して考えることはできません。
正直想いが溢れてここから先、長くなりそうで、まとまるのかな?という不安に駆られていますが、進めさせていただきます。
運サになったのは途中から。
アタラボに入った当初は膝をガクガクと震わせながらきょどきょどとみんなの様子を伺う僕でしたが、およそ1ヶ月が過ぎた頃にはもうすっかりアタラボのことが好きになっていて、その運営を支えるサポートメンバーのみんなが素敵で、もっとみんなと関わりたい思い、例外的でしたが途中から運サの扉を叩きました。
その時の様子はこちらのnotoで、動くイラスト挿絵をたっぷりとねじ込んで綴らせていただいております。
ぜひ、ご賞味ください。
本気で遊んだ奇跡。9月の全体定例「アタラボクエスト」
研究員期間の折り返しの3ヶ月が見え始めた頃、
研究員制度の運営の一人であり、新しい働き方LABのバンコクコミュニティマネージャーのアヤトレイさんの想いに触れた。
めちゃくちゃ素敵じゃないか!!と思いました。
ともすれば「やりたい」がいつの間にか「やらなきゃいけない」に変わってしまいがちな日々、誰に強いられたわけでもなく自分の意思で飛び込んだはずのこのラボの活動でさえも、時に「やらなきゃいけない」になってしまうこともあると思います。
そんな中で改めて「やりたい」を全力でやっちゃおうぜ!って呼びかけに光の速さで共感し、脳振とうがおきるほど頷きました。
事前の雑談の場でネタとして盛り上がったドラクエ風の世界観。まだ正式な会議の場にかけていない案でしたが、僕にとっても大好きな世界観だし、「新しい働き方への挑戦」=「冒険者」というのもしっくりくる。旅の仲間と協力しながらクエストに挑戦していくという内容もハマるし、なによりワクワクする感じはピッタリなので、初回の会議の開始直前にひとつの動画を仕込んで臨みました。
それが功を奏して満場一致で会議はアタラボクエストに決定!
そしてここで現れたのが、職業としてゲームのシナリオライターもしているというヤコナツメさんという才能!これにより企画は一気に加速し、全体定例という枠を超えて物語性を帯びたものへと世界観が作られていきます。
その後上記動画はティザームービーとしてTweetで公開し、みなさまの盛り上がりの拡散と共に僅か2週間足らずでインプレッション1万3000を超えましした(今も増え続け12/18現在2万1000超え)!
僕はこの9月の全体定例「アタラボクエスト」で個人的には主に以下の【3つの役割】に挑戦しました。
【1】オープニングムービーの制作
おそらく観ていただいた方の記憶には残ってくれたであろうオープニングムービー。
開始早々に今回の全体定例の壮大な世界観を伝え、参加者を一気に冒険の世界に引き込む大切な“つかみ”の部分です。
僕の勝手な目論見で全体統括者のアヤトレイさんをキャストに巻き込んで思春期丸出しの寸劇を強要したりしつつ、はちゃめちゃに楽しんでやりました!
結果は大いに盛り上がり、のちのアンケートでもオープニングムービーが最も印象に残った、感動したといっていただける声も多かった。
【2】中ボス「ビッグニール」デザイン&声を担当
研究員に課せられた数少ない約束事の一つ「中間報告書の提出」をクリアすることで撃破できるという設定の中ボスキャラ。
その正体は運営リーダーの頼れるおっさん、国王おおくにさん!
声の担当としては素人なのでご愛嬌としていただきたいが、お酒の力も多少借りて、吹っ切って演じることができました(恥かしい)。
デザインは、優しいおおくにさんがモンスターになったらって感じもよく出ていて、即興で描き起こしたにしては我ながらなかなか良くできたと思います^^
【3】全体のサポート
もうひとつ、僕が自分自身に密かに課した役割が全体のサポート。
より正確に言えば、全体をまとめ統括する今回の定例リーダーアヤトレイさんのサポートです。
アタラボに入って何度かのイベントや日夜行われる雑談の場を通じて頻繁にコミュニケーションをとるうちに、アヤさんの常に一つ先を見る力、人を見て人を活かす場を作り上げる力、思考を言語化する力と人の話を聴く力、優しさと共に底の抜けたバカを率先してやることのできる力、そして感性の豊かさ。これらの優れた力に何度も驚かされつつも、同時にそれらはとてもエネルギーを消費する力だということも感じていました。
プロジェクト全体を見据える彼女ほど広い視野がない僕は、代わりに全体を見渡す視野を持ちその役割を担うリーダーの彼女に注目することにしました。アヤさんを通じて今何が必要かを感じ取り、アヤさんが取りこぼしてしまいそうな部分にだけさっと手を回せるよう動いてみました。
これまでもそのような役回りになったことは結果的にあったにせよ、意識して行ったことはなく、これは今までもぼんやり感じていた僕の、今後の在り方を左右するといってもいいくらいの経験になったのではないかと思います。
奇跡なんじゃないかと思う。
関わった一人一人が積極的にアイデアを出し、初めてのことに挑戦し、手探りながらも着実に、短い期間で積み上げていきました。
2,3ヶ月前までは存在すら知らなかった者同士、中にはこの9月定例で初めてまともに顔を合わせる者同士も多かったであろうメンバーで、それもこのプロジェクトのために集められたメンバーでもなく、ただ「できることがあれば何か!」のモチベーションで集まったスキルもキャリアもバラバラなメンバーが、それぞれに仕事と家庭を持ちながら、全てをSlackとzoomというオンラインツールのみを駆使し、これほどの熱量を持って、わずか1ヶ月に満たない期間でこれだけのことを成し遂げたのは、本当に奇跡のようなことだと思います。
その想いと行動は定例会に参加してくれた研究員の多くにも伝わり、たくさんの方から今でも嬉しい感想の声が届きます。
それだけ価値のある挑戦だったと思います。
本当は中間報告で書きたかったことでしたが、この9月定例「アタラボクエスト」の本番が中間報告提出の締切日と同じ日だったため、あまりの疲労のために中間報告ではこの内容に触れる前に力尽きてしまっていました笑
研究員活動最後の全体定例「11月全体定例」
6月に始まった半年間の研究員活動もいよいよ終盤。最後の全体定例の運営メンバーにも手を挙げました。
今回の定例リーダーを務めるのは、褒め合い部部長であり、研究員活動当初より様々な面で活動を共にしてきたロゴデザイナーのけーやんさん。
今回は9月のアタラボクエストのような、型破りの突拍子も無い挑戦ではなく、最後の全体定例にふさわしい王道の路線を高いクオリィティで作り上げること。
この定例では僕はイラストレーター、クリエイターとしてではなく、初めての挑戦として当日のzoomでのチャットサポートに専念させていただきました。
やってみてわかったことは、ともすれば流れていってしまうチャット欄に、必要な情報を的確なタイミングで投下することの奥深さ。
気持ちよく効果的なチャットサポートを提供するには全体の流れや登壇者の発表する内容のある程度の把握はもちろん、「呼吸」とか「間」とかも必要になってきます。
それがわかっただけでもよい経験になりました。
最後の定例会はリーダーけーやんのあたかかい取りまとめの元、言葉のプロであることのは舎さんや、9月定例から次々と新しい境地へと挑むマユナさんの落ち着いた司会、そしてこの定例から突如表舞台に急浮上した超絶のデザイナーヤコトモアキさんデザインによる素晴らしいスライドなど、みんなのアイデアと力で、最後の定例にふさわしいクオリティの高いものになったと思います。
【【第三部】】
「褒め合い部」「アート部」
絶倫部活動のすゝめ編
褒め合い部での羽ばたき
上述の第二部・ファンタジック絶倫運営サポートの奇跡編ないでも触れたこちらのnoteにも書いています「褒め合い部」。
僕がアタラボ内で打ち解けて自身のキャラクターを出していけるきっかけにもなってくれた部活です。
ここでもいくつかのイベントに参加し、またいくつかの記憶に残るクリエイティブを制作いたしました。
急遽描いた褒め合い部のイラストと、キャラクター「ほめらにあん」
「7月の全体定例で使用するスライドを誰かつくってー(泣)!」部長けーやんさんからの突然のヘルプサインに、定例当日の朝に急きょ作成を引き受けた部活紹介用のスライド。
ラボの公の場でイラストを初めて公開でき、みんなに好評をいただきチャットの盛り上がりがめちゃくちゃ嬉しかったのは忘れられません。
結果的にこのビジュアルは今後も「褒め合い部」を象徴するキービジュアルとして定着し、キャラクターの「ほめらにあん」はグッズ化希望の声もNo.1でECサイトLAB Storeでいくつものグッズになり、好評をいただいています。
アタクリ夏祭りで急遽制作した褒め合い部CM
8月後半に行われたアタラボ・クリラボ24時間夏祭りで流すために急遽制作に挑んだ褒め合い部の紹介CM。
脚本・絵コンテ・イラスト素材を僕が担当、動画編集・演出を動画クリエイターのKAHOさんが担当した意欲作で、短時間での制作とは思えないクオリティの高い仕上がりに大きな話題となりました!
何よりzoomでの音声収録の現場があまりにも楽しくて可笑しくて、短い制作期間だったにもかかわらず、この濃すぎるアタラボでの活動の中でもトップクラスに思い入れの深い記憶になりました。
完成動画は下記Tweetよりぜひご覧ください。
CMを作ることになったはいいものの、とにかく制作時間がないのでネタを決めるため初打ち合わせ時に既に絵コンテを仕込んで行きました。
・今ある素材を最大限に活用しつつ時間内で実現可能なこと。
・効果的なCMになること。
・自分たちが楽しめること。
を念頭に基本的に同じ動き、同じ構成を繰り返すことで省力化と印象刷り込みを狙う天丼方式を採用。
栄光を手にした人、挫折を味わった人、ただ生きている人、全部素晴らしいという褒め合い部の精神を盛り込んだコミカルな三段落ちに。
キャスティングに関しても勢いでオファーを出したら奇跡の全員一発で集合できる針の穴を通すスケジュールが実現!
この収録の場が本当に最高で、思い出しても泣けてくるくらい楽しかった! それにしてもみんな役者揃いで驚いきました!!!!
このノリと、このテンポと、この楽しさは、日頃から互いを肯定しあっている褒め合い部だからこそなのかなと!
その他、褒め合い部では「褒めフェス」や「HOME BAR」など、いくつかの話題のイベントが開催され、いずれもスタッフ、出演者として参加することに。
特に褒めフェスでは練習を兼ねたプレ会で、他の出演者をさんを褒めつつ感極まって涙を流してしまう僕が収録されてしまうなど、恐ろしいことになってしまいました笑。
初めての一般公開イベント
「あたらぼアート部メタバース空間に進出!展」運営
研究員制度が始まって早々たくさんの部活が立ち上がり、僕もどこかで楽しくやれればと、少しでも興味が湧く部活にどんどんと参加していきました。
その中で上述の褒め合い部と共に大きな活動をしたのが「アート部」。
メタバース空間内に作品を展示するオンラインアート展を開催しようとの企画です。
一般からの来客も自由に参加できるというイベントは、研究員活動一期・二期合わせて初の試みだったそう。
当初は忙しさのあまり幽霊部員となりかけていたのですが、ECスペシャリストのくすくすさんが作ってくれたワールドを見た瞬間からイメージとやる気が湧いてきて、その後は一気に加速して開催当日まで駆け抜けました。
【【第四部】】
「新しい働き方AWARD 2023」始動編
アタラボの研究委員第二期の活動は12月この最終報告書の提出をもって終了となりますが、年明けには提出した最終報告書を選考し注目に値する働き方実験をした方を表彰する「新しい働き方アワード」(2023年1月28日(土)13:00〜)が開催されます。
これは研究員制度の集大成となりアタラボ内外に広く発信される最大のイベントとなります。
アワードクリエイティブチームのリーダーに就任
研究員活動の前半7月か8月の頃、一年前のアワードの特設サイトでイラストレーターのこみやさおりさんの素晴らしいイラストが並んでいるのを見た時から、自分も第二期のアワードではメインのイラストを描きたい!と実は密かに思っていました。
それがまさかクリエイティブチームのリーダーを務めることになるまでとは思っていませんでしたが。
アワード全体を取りまとめるプロジェクトマネージャー(PM)に立候補したのは11月の全体定例で初めてリーダーに挑戦したけーやんさん。
正直いって驚きました。
もともとコピーライターでクリエイティブの業界に入り、時にはグラフィックデザインもするイラストレーターの僕がそのスキルと経験を活かしてクリエイティブチームをリーダーをするのは、ある意味自分の得意な領域の中での挑戦でしかありません。
しかしけーやんさんはこの大舞台を取り仕切るという全く新しい領域への大きな挑戦になります。こんな勇気僕にはとてもありません。
そしてそのけーやんさんを支えようとサブPMとして手を上げたのが、アタラボクエストでリーダーを務めたアヤトレイさん。
アタラボに入った最初の最初から、僕のことを支えて、一緒に様々な企画に挑戦してきた二人が牽引するなら、僕もできる限りの力で一緒にやっていきたいと、クリエイティブチームのリーダーを務めることにしました。
クリエイティブチームはアワードの世界観をデザインや動画などのクリエイティブを通じて、視覚や感覚に一番最初に飛び込んでイメージを作っていく大切な役割を担っています。
ここにきてめちゃくちゃ頼りになる最高の方と組むことになります!
アタラボクエストでシナリオを担当してくれたヤコナツメさんの夫であり、超素敵なデザイナーのヤコトモアキさん。
研究員期間も終盤に差し掛かった10月も下旬になろうかという頃になって初めて顔を合わせることになるこのヘンテコな紳士は、素晴らしすぎるデザインスキルに加え、なんといっても面白いこと変なことに目がないという、人間としてのセンスが最高に可笑しくて笑で、アワードの世界観をハイクオリティに牽引するには絶対に必要不可欠な力となります。
アワードのクリエイティブテーマは「人生ゲーム」
アワード全体のクリエイティブを統一する一つの世界観が欲しいと考えていました。一期の時とはまた違う、二期らしさを打ち出すたのしい世界観が。
そんな時、クリエイティブチームのサブリーダーとなってくれたヤコトモアキさんから最高に素敵な提案をいただきました。
このテーマはPMの二人と各チームのリーダー陣、そして新しい働き方LABの所長、市川瑛子さんにも迷いなく拍手を持って承認されました。
テーマをもとにコンセプトビジュアルを作成しました。
僕の担当したイラストとキャッチコピーについては以下のメッセージが込められています。
「イラスト」
何よりはまず楽しさとわくわく感。
それぞれの方向からそれぞれの方向へと歩みを進める中、あるところで関わりあって袖触れ合っていく様子。
整然としていない自由度の高さ。みんな好きなことをやっているんだけど、不思議と一体感のようなものが感じられる。
キャッチフレーズ「働くを遊んじゃえ」
「遊び」に求める「楽しさ、気軽に挑戦、多様性」を「仕事」に求めていったら、楽しい働き方につながるという思いから、「働く」と「遊ぶ」の境界をなくしていこうというメッセージ。
「遊んじゃえ」=能動的、気軽さ、挑戦的な感じ。
この世界観のもとにこれから動画CMや様々なクリエイティブを制作し、アワードを盛り上げていこうと思っています。
【【第五部】】
コミュマネ就任編
11月に新しい働き方LABの福岡コミュニティーマネージャーに就任しました!
9月の全体定例「アタラボクエスト」やその他の企画でも、アタラボに入ってからずっとお世話になっているバンコクのコミュニティマネージャーアヤトレイさんに推薦していただき実現しました。
無事にコミュマネになることができて初めて目にした、アヤさんが僕を推薦してくれた推薦文、一般に公開することはできませんが、僕の良い面も至らない面も分かってくれた上で認めてくれているその想いが伝わり、とても感動したのを覚えています。
そして僕の想像をはるかに超えるみなさまからの暖かい祝福の数々!
Twitterでは多くの方々にお祝いのツイートをいただきました!
さらになんと!!!
アヤさんが僕と縁深く関わりあってきた研究員のみんなに声をかけてくれて、オンラインサプライズパーティを企画してくれました(嬉泣)!!!
頭がおかしいのかな笑?と思うくらい愛情に溢れたサプライズと、心温まるメッセージの数々。
去る12/2(金)22:00過ぎ、少々疲れ気味に日々を過ごしていた僕は、
「いろいろ頭使うMTGも多いしさ、最近お疲れ気味だし、息抜きにダラッと雑談会でもしよーよ」
とアヤさんに誘われ、全裸と言っても過言ではないノーガードでzoomのURLをクリックしました。
そこには僕がこれまでの人生で味わったことのない、素晴らしい世界が待っていました。
メインとなって計画を進めてくれたのは、アヤさん、けーやんさん、ヤコナツメさん、ヤコトモアキさん。
サプライズプレゼントはこの当日のパーティだけではありませんでした。
事前に僕にゆかりある方々に声をかけて夜な夜な時間をとってもらい、僕を酒の肴にみんなが盛り上がる様を録画してプレゼント。
僕のアタラボでの約半年間の活動の軌跡をまとめたスライドの作成。
褒め合い部や運サ、離島DXや他いろんな場面で触れ合ってきた総勢25名もの方々のあったかいメッセージをまとめてスライド。
僕の写真を肖像権を無視してネタにしまくった乙女ゲームのクリエイティブzoom背景セット
サプライズ企画の企画段階からの会議の様子を逐一録画した動画。
サプライズ企画を企てていたスラックチャンネルへのネタバレ後の招待。
もう最高です!!!
本当に最高なんです!!!!
僕はみなさんと仲良く関わりを持たせていただいているからこそ分かるのですが、みんなほんっっっとうに忙しい人たちなんです。
どこにこんな余裕があるんだってくらい忙しい毎日を過ごしている人たちが、僕のために時間と労力を割いてくれているのは本当にありがたいんですが、何より嬉しかったのは、この企画を進めている会議や、僕をネタに盛り上がっているみんなの楽しそうなことwwww
前言撤回して、お前らどんだけヒマ人だよーーー!!!!って言いたくなるくらい馬鹿らしい話で盛り上がってくれているその様子が、めちゃくちゃ嬉しかったんです。
こんなにしてもらっていいのでしょうか(泣)。
僕の自慢。
この、簡潔にまとめることを完全に放棄した、長い長い最終報告書からも分かるように、僕のアタラボでの半年間はまさに怒涛、時には目が回るほど忙しく息切れしながら駆け抜けてきました。
本来はもう少しゆっくりとした歩みが自分の性には合っていると思いながらも、「この半年は走り抜けてみよう!きっとそれが必要な時期なんだろう」と思ってバタバタとしてきました。
でも、それでもできるだけ、自分を取り巻くいろんなんことに目を凝らして、気持ちを向けようとはしてきました。
それが、こんなにもみんなと色んな想いを分かち合えてこれたという結果につながっていたと想うと、幸せすぎてお空の上に向かって伸びる長い雲の階段が目の前に見えています。(この階段登ってもいいですか?)
みんなからいただいたメッセージ、何度も読み返しては噛み締めています。
こんなにも素晴らしい人たちと出会えて、こんな素敵な関係を築けてきたことは紛れもなく僕の大きな誇りとなります。
こんなに祝ってもらえる自分自身ももちろん誇らしい気持ちでいっぱいですが、こんなにも素敵な人たちと出会えたこと、こんなあったかいコミュニティーに入れたこと、みんなのことが僕の人生のめちゃくちゃ大きな自慢です。
本当にありがとうございました!!
最後に
イラストという一目でわかりやすい特技を持っていたこともあり、アタラボ内では比較的目につく活躍の場へと歩み出せたとは自分でも思っています。
それによりいわゆる「凄い人カテゴリー」に分類されていると感じる場面が多々ありました。
「凄い」と思ってもらえるのは本当に素直に嬉しく思いますが、だから「自分とは違う」とは考えて欲しくないな、と常に思っていました。
たくさんのイベントに参加し、僕が何か発言している場面を見かけた方も少なくないでしょうが、いまだに自分に発言のバトンが回ってくるとドキドキして汗がでます。
登壇イベントがあると随分と前から落ち着かなくて眠りが浅くなります。
人の顔色を伺い、人からの評価がとても気になります。
自己顕示欲が強くナワバリ意識も強い小心者です。
なんとか仲良くなれないかと、スラックやTwitterによく張り付いています。
本当はいつも活発に活動していたいお祭り人間ではなく、ぼーっとひなたぼっこして過ごしていたいのんびりやです。
好きなこと以外は本当は何一つしたくない性根は怠け者です。
ラボでの露出イメージに反して収入も不安定でいつも不安を抱えています。
だからこそ僕は勇気を出してアタラボの扉を叩きました。
10数年前、僕は自分自身にに嘘をつく働き方をしつづけ、心を病んでしまったことがあります。
夢を持って挑んだ先に待っていた現実が自分の望んだものではなかったにも関わらず、それを認めずに「これでいいんだ」と思い込んで過ごしていました。
そこでの仕事ぶりは高く評価されていました。だからこそ余計にその役割を全うしようと、自分の歩みが本当は求めている方向に向かっていないと認めてしまうことを恐れ、他者からの評価にすがって過ごしました。
でもある出来事をきっかけに自分でつきつづけていた自分への嘘がバレた時、仕事へのモチベーションは霧散し、何も動けなくなってしまったのです。
うつ、適応障害と診断されました。
だから僕は自分の「楽しい」へ舵を切る生き方がしたいと思い、フリーランスのイラストレーターの道を選びました。
今でこそ選んでこの道を歩んでいますが、本当の最初は胸を張って選んだと言えるものではなく、ただ仕事ができなくなった期間から少しずつ復活するには、フリーランスしかなかったという実情があります。
時間をかけて今ではすっかり精力的に活動できるようになりましたが、この話はごくごく親しい人にしか、それも必要性がある場合にしか話すことはありませんでした。
少しずつこの話を人にするようになってきたのはアタラボに入ってからのことです。
アタラボに入り、たくさんの方と触れ合い、それぞれに悩みながらも自分の生き方を模索している仲間の存在に励まされることで、
僕も決して常に「凄い人」などではない身として隣に立ち、何か伝えられることもあるかもしれないと、そう思うようになってきたからこその変化でした。
人脈を広げたい。
そして自分の価値観や世界を広げたい。
そう思って入った新しい働き方LAB。
打算や目先の利益を度外視して「楽しい」に思い切り舵を切ってみた結果、
これ以上ない素敵な人脈も、自分の価値観や世界も、大きく広がりました。
最終報告おわり。
================================================
これからの活動(挑戦)予定
●新しい働き方アワード2023
2023年1月28日(土)13:00開催の、アタラボ研究員制度の集大成イベント。
クリエイティブリーダーとして関わっています。
●あたらぼ広報部
アタラボやそこに関わる人々を世に発信していく広報部が始動中。
マルチクリエイターチームの一員として今後活動していきます。
●コミュニティマネージャーとして
「楽しい」に舵を切る生き方を発信しつつ、あたっかくて面白くて時々バカなコミュニティーの雰囲気づくりに貢献していきたい笑。
●ミチアヤ絵本プロジェクト
アヤトレイさんのストーリーと僕の絵で作るオリジナル絵本プロジェクト。
エリタカさん、fumieさん、エリさんも企画段階から協力してくれています。
#ミチアヤ絵本PJ で今後もTwitter等で発信していくので、よろしくお願いします。
●えりあやプロジェクト
エリタカさんとアヤトレイさんが動かす、教育や人のありかたを問うていくであろう活動に、基本後押しする感じで陰ながら参加。
#えりあやPJ で発信中
●オリジナルボードゲーム作成
ヤコナツメさんとヤコトモアキさん天才夫婦に、僕とアヤさんのコンビが組んで作る、オリジナルのアナログボードゲーム。
走り出したばかりですが、2023年以降本格始動予定!
●ランサーズの活用
アタラボの活動に精を出しすぎて全く手をつけられなかったパッケージの改善や充実などを含め、ランサーズをもっと有効活用して実績をつくる。
平たく言えば稼ぎたい!
●書籍の執筆
アヤトレイさんと鋭意企み中。
================================================