コロナ禍の韓国留学〜大学申請&ビザ取得&出国準備編〜
コロナ禍の大学選び
通常はどの大学や語学学校でもビザが取得できますが、コロナ禍においてはオフライン授業を行わない予定の学校だとビザの取得が難しいようなので、まずはオフライン授業が前提の大学を選ぶ必要があります。私はもともとロンドン留学時代から仲良くしている韓国人の友人がソウル大学で教員をしていることもあり、最初からソウル大学に留学するつもりでした。ソウル大学は政府の認定校でコロナの危険段階が上がらない限りはオフライン前提とのことで、ビザ申請時は全く問題ありませんでした。認定校だと普通の大学より提出書類も少なくて済むようなのでお勧めです。
コロナ禍の大学申請はエージェントを通した方が安心
ソウル大学は大学のホームページから自分でも簡単に入学申請できますが、コロナ禍においては何が起こるか分からないこともあり、私はエージェントを通して申請しました。結果、自分で申し込んだ人より大学からのレスポンスが早く、細かい書類や生活ツールのサポートもしていただけたので、エージェントを通して大成功でした。私がお願いしたのはおそらく一番有名なaah educationというエージェントです。手数料は3万円ほどかかりますが、SIMや保険などいろいろサポートしていただける上に、授業料も日本円で支払えるので、送金代等を考えるとかなりお得だと思います。
大学申請に必要な書類
ソウル大学の申請には、下記の書類が必要でした。
1. パスポートのコピー
2. 大学の卒業証明書(日本語可)
3. 大学の成績証明書(日本語可)
4. 写真(4.5×3.5cm)
5. 銀行の残高証明書(英語)
6. 研修計画書(日本語可)
7. 履歴事項および自己紹介書(日本語可)
必要書類は大学により異なってきますので、進学される大学に確認してください。日本の大学の卒業証明書等の発行は現在郵送でしか受け付けていない大学が多いので、早めに取得しておいた方が良いと思います。
大学申請〜ビザ取得までのタイムライン
下記が、2021年春季入学申請からビザ取得までの実際のタイムラインになります。ビザは東京の領事館で取得しました。地方だとビザ申請から取得まで一ヶ月以上かかる場合もあるようなので、全て早め早めに動くことをお勧めします。
11月上旬 エージェントに相談
11月中旬 エージェントに必要書類送付&入金
11月下旬 エージェントより願書提出の連絡
12月上旬 入学許可
12月下旬 入学許可証&事業者登録証発行
1月上旬 対面授業証明書&研修計画書発行後すぐビザ申請
1月下旬 ビザ取得
出国までの準備
2021年3月現在、全ての入国者は入国前72時間以内にPCR検査を受け、渡航陰性証明書を提出しなければなりません。まずは飛行機を予約して出国日を確定し、その後PCR検査の予約をしましょう。飛行機の予約ら成田空港までのアクセスに関しては出国編を参照してください。
PCR検査の渡航陰性証明書はRT-PCR形式で、英文または韓国語での記載が必要です。コピーではなく原本が必要で、ちゃんと病院の印鑑を押してあるものが好ましいとの事だったので、私の場合は、念のため格安の宅配キット系の検査は避け、病院で直接発行してもらいました。
いろいろ調べた結果、2021年2月時点で直接病院で検査でき、翌日には検査結果が出るという条件では虎ノ門にあるチームメディカルクリニックが一番安かったので、そこで受けました。ここは鼻腔ぬぐい液方式なので苦手な方もいるかもしれませんが、空いていて対応も早く、直前までキャンセルや予約の変更もしてくれるので、都内近郊にお住まいの方にはおすすめです。ちなみに鼻腔検査は韓国到着時のPCR検査に比べると全然痛くありませんでした。
レベルテストとインタビュー(オンライン)日程
ソウル大学の場合、入学前のレベルテストとインタビューは全てオンラインで行われましたが、連絡は突然でした(笑)
まず2月15日の午前中に2月17日の午前中までにオンラインテストを受けるようメールが来ました。また、オンラインインタビューは電話でなくZOOMで行いたい旨をエージェントを通して伝えておいたのですが、2月25日に連絡が来て、2月26日午前のインタビュー時間を伝えられました。
このように韓国の大学からの連絡は突然にやってきます。いつでも対応できるよう、心の準備をしておきましょう。
以上、コロナ禍での韓国留学に関する大学申請やビザ取得などをまとめました。
これから留学される方のお役に立てれば嬉しいです。
早くこの情報が要らなくなる世の中になることを祈って。