#外環道工事の中止を求めます 2022.4.9 三鷹駅南口街宣、外環道反対集会!一人のお母さんが心からのお訴え
昨日、三鷹で外環道工事に関する集会が行われました。
その前に駅で #みちばた を行い、その時に自分とマイクを変わり、初めて街頭でマイクを握った女性がいました。
藤原さんです。
外環トンネル直上にお住まいになり、NEXCOとの対応に追われる日々。
旦那さんと小学三年生の息子さんと、本来ならばやらなくてもいい辛い対応に追われる日々。
何度も言います。
大深度地下法に基づいたこの外環道工事は、地上に住む地権者に了解も得ずに勝手に地下40㍍以深にトンネルを掘り、工事を行う。
それが、外環道工事。
そして、勝手にトンネルを掘った挙げ句にこの有り様。
これを許して良い訳がないし、これも何度も言いますが、この外環道工事に賛成する政治家や政治家志望の方、そんなに賛成するのならば、是非ともこの地区に今すぐお引越しください。
昨日はこの投稿を書かれた藤原さんと、三鷹市に住む宇田川さんとお会いしました。
お二人共とてもパワフルですが、普段は普通のお母さんです。
普通のお母さんが時間を見て世の中のおかしさに気付き、自ら学ぼうとする姿勢。
その姿勢は自分の刺激にもなります。
藤原さんの投稿、是非ともお読みください。
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夏が来たかのような気持ちのいい晴れの日曜日に、こんな投稿すみません。
ちょっと重い話です。
いきなりですが、皆さんは2年ほど前の調布市の陥没事故を覚えていらっしゃるでしょうか?
またはご存知でしょうか?
NEXCOの掘削工事が原因で起きた、あの事故です。
実は、我が家は外環トンネル(通過予定区間)の直上に当たるところにあります。
去る2月末、東京地裁から工事の「違法性」が指摘され、井の頭通り以南9km区間(我が家もこの範囲)の工事の差し止め仮処分が言い渡されました。
事業者であるNEXCOは、裁判所を納得させるに足る事故再発防止対策が提出できなかったのです。
にも関わらず、その直後、NEXCOは大泉側(反対側)の工事を再開しました。
「調布は止めた。その北の建設は続ける」という、「被害の後始末」を先送りにした他の工事再開は、不条理にも程があります。
住民は、呆れを超えて怒りに震えています。
更にNEXCOは、団体交渉には応じない、個別に対応する、という姿勢を崩しません。
工事そのものの重大な問題性、その国民への影響の大きさを正しく認知していないのでしょう。
同時に、個別に、と口では言いながらも、個別に細かな情報を開示提供持参する訳でもない。
こちらからの質問の度に、「検討中」「社に戻って報告を」と言いながら明確な回答も進捗報告もなく、「引き延ばし工作」としか思えない対応ばかりです。
事前事後とも、調査検討対策とも不十分であり、「住民合意なしに住民を実験台にして住宅街の地下を掘ってはならない」、「違憲、違法な東京外環道工事は中止」すべきだと、私は思っています。
事故以降、個人でも、住民団体でも、NEXCOには再三、我が家付近のボーリング調査の結果開示や事故の再発防止策の提示を求めてきました。
しかし、未だに明確な回答や動きはありません。
この2年間、周辺住民は、地盤沈下や自宅の地下の心配、環境への影響に対する不安だけでなく、更にNEXCOからの不誠実な対応に悶々とした日々を過ごしています。
メディアに挙げられるニュースなどでは、NEXCOは真摯に対応中、との印象を持たせるものがありますが、現実とは全く異なる、というのが、私が知る限り、多くの住民が感じているところと認識しています。
しかし、もう我慢の限界だ、と思っていたそんな時、この問題に関心を持ってくれている仲間ができました。
問題意識を共有できたこと、個人に落とし込んで何ができるか一緒に考えてくれていることに、大変励まされ力をもらっています。
彼らが、諦め消えかけそうな気持ちに再び炎を灯してくれ、再び一歩を踏み出せたと言っても過言ではありません。
あけみさん、みどりさん、活動家の甲斐さん、街宣でご一緒した野川べりの会の池田さん、田園調布でリニア反対活動をなさっている塙さん、三鷹市議の三沢さんと野村さん、原告の丸山さん、ありがとうございます!!
遅ればせながら、私もできること、これから動き出したいと思っています。
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