小型ATから中型二輪免許に限定解除#9〜緊張の卒検!!
いよいよ卒業検定です!
前回のみきわめから2日後の日程でした。
緊張で頭が狂いそう…
一発で受からなくてもいいやと思いながらも、どうしても緊張してしまいます。
もうこんな緊張状態から解放されたい、でも落ちたらまた通わないと…などと同じことをずっと考えてしまいます。
お灸をすえたり、ヨガで体をほぐしたりしましたが、相変わらずずっと緊張しっぱなし。前日の夜はほとんど寝られませんでした。
卒検当日のコンディション
相変わらずの緊張と食欲がないことによるエネルギー低下により、あまり良い体調ではありませんでした。
しかしあと少しです!
卒検を乗り越えるため、教習所に向かう途中にウィダーインゼリーを流し込み、音楽で気分を上げて向かいました。
人数が少なかった卒検
今回一緒に卒検を受けるメンバーは数名しかいませんでした。前回の小型ATのときは十数名いたので、バイクブームも終焉かな…と感慨深くなったり。
時間になり卒検の説明を受け準備に向かいます。緊張はピークで吐き気もすごかったですが、他の受験生と話ができ少しリフレッシュできました。
教官が優しい方で、体をほぐしたりして自由に過ごしてくださいねと言ってもらえたのもありがたかったです。
卒検開始!!
いよいよ私の番が来ました。
慎重にバイクに乗りコースを走っていきます。
坂道発進でまごつきましたが無事にクリア。
スラロームはめちゃくちゃ遅く慎重に通過。
そして課題の急制動でやらかしました…。
急制動でギア操作ミス!
急制動開始前に後ろの車が譲ってくれたので少し焦って発進。
そのせいか、2速のあと3速に上げるのになぜか1速に下げてしまったのです!
やばいと思って急いで2速で加速し直し、そしてギリ3速にして40キロ、停止線は規定のラインキリギリで止まりました。
やばいー!!と口から漏れていました。やり直しか…と思ったのですが、「次は外周でーす」と教官から言われたので、乗り切った…?とそろそろと走行を再開。
気持ちを持ち直しなんとか最後まで走り終えることができました。
緊張の待機時間
終了後は、全員の検定が終わるまで待機します。
この時間がなかなかつらい…。
受かったかなダメだったかなと不安が頭を駆け巡ります。気を紛らわすためにYouTubeを見たりしましたが、ずっとソワソワしていました。
続々と教室に戻ってくる受験者さん。みんな同じ気持ちだったので自然と会話が生まれていました。それぞれいろんな思いで教習所に通っており、人生が垣間見れて楽しかったです。
涙の合格!
そしてついに結果発表。
なんと今回受けた全員が合格という喜ばしい結果になりました!!
合格と聞いて最初に浮かんだ気持ちが「バイク乗れるー!!」でした。あんなに教習が嫌でCB400にも乗りたくないくらいだったのに、受かってみたらバイクに乗りたくなるなんて驚きです。
ついに好きなバイクに乗れるんだ!と本当にうれしかったです。小型ATだとやはり乗れるバイクは限られていました。その制限が大幅になくなり選び放題です。あぁ早くバイクが欲しい…。
このまま大型免許?
同じ卒検を受けていた方が、大型免許も受けたいと言っていてびっくりしました。私は中型でも疲弊していたのに…。
卒検終了後、その方が大型免許を取るにはバイクに慣れてからがいいのか、それともこのまま取ったほうがいいのか聞いてみたいということで、私も気になったので一緒に聞いてみることにしました。
私が通った教習所では普通二輪合格者向けに大型の体験会が開かれています。教官はそこでまず体験してみることを薦めてくれました。大型の教習車はCB400よりも乗りやすいから意外と扱いやすいかもとのことです。
行くかはわかりませんが…、元気が戻ってきたら考えてみようと思います。
卒検クリアのコツ
私は100点満点中80点での合格でした。
70点で合格なのでまずまずです。
減点となったのはウインカーの消し忘れと、一本橋のタイム未達、スラロームのタイム超過です。
教官から教わった卒検のコツと自分が感じたものを下記にまとめてみたいと思います。
①100点を狙わない
70点で合格できるので、無理に点数を上げようとせず大きなミスをしないように心がけることが一番大切だそうです。
特に一本橋やスラロームのタイムは気にせず、無事にこなすことだけ考えます。
私のスラロームタイムはかんなり遅く、半クラを使ったほどでした笑。一本橋も無理に遅くせず、とにかく落ちないことだけを考えて早めに通過しました。
どういう点で減点されるのかを予め知っておくと対策が打てるので、YouTubeなどで卒検のチェック項目を見ておくのがおすすめです。
②一発アウトを避ける
紹介した動画でも解説がありますが、検定では一発アウトの項目がいくつかあります。
一本橋脱輪、クランクのポール接触、スラロームでの接触、指定速度未達などなどです。
これらをしてしまうと他がうまくいっても検定中止となってしまいます。なので一発アウトだけは避けるようにしましょう。
ですが…、緊張のせいで普段できていても失敗してしまうこともありますよね。そんな不安がよぎったら何度も成功のイメトレをしてください。
私は失敗する夢をたくさん見ましたが苦笑、できる!と自分を奮い立たせて乗り越えました。みきわめ合格しているのなら技術があるということです。大丈夫、自分を信じ挑みましょう!
③卒検は晴れが良い
今回晴れの日に当たったので良かったと思っています。
雨の教習を何回か体験しましたが、前が見づらく路面は濡れているので、心身ともにコンディションは劣ってしまうと思います。
実習のときの雨は走行の練習になるので良いと思いますが、合否がかかっている卒検はできれば晴れの日を狙いましょう。晴れというだけで気持ちの持ちようも随分変わると思います。
④緊張して当たり前と思う
私は極度の緊張性なので、今回の教習中ずーと緊張していました。
どうしてこんなに緊張してしまうのかと自分を責めたり、なんとか緊張をなくそうとたくさんのことを試したりしました。
特に卒検前日の緊張はひどく受けるのが嫌になるほど。そんな状態で布団にうずくまっていたのですが夫の一言で救われました。「こんなに緊張しちゃうのが嫌だ…」と愚痴をこぼしたら、「そりゃ緊張するよ〜」と言ってくれたのです。
この言葉で、「ああ、緊張して当たり前なのか」と肩の力が少し抜けました。
卒検という大イベントは緊張して当たり前ですよね。無理に緊張を取ろうとせず、緊張していいんだと認めてあげるだけで楽になると思います。
卒検当日は同じように緊張しまくっている受験生がおりますので、彼らと話をすることで緊張に囚われすぎるのを防げると思います。
その他の緊張をほぐす方法として、ゆっくり息を吐く、ストレッチなどで体をほぐす、音楽を聞くなどがおすすめです。
特に前回の記事でも書きましたが、音楽の力に頼るのはとても効果がありました。自分にあった応援ソングをお供に乗り切りましょう!
今後はライディングスクール探し
ついに中型二輪免許が取れたのでこれからは乗りたいバイク探しの旅が始まります。
いろんなバイクをレンタルして自分に合うものを見つけていきたいのですが、いきなりレンタルバイクで公道は恐怖です。
なので各企業が開催しているスクールに通おうと思います。とても人気らしくなかなか参加できなそうですが、いろいろ調べてみる予定です。
不安との戦いだった二輪教習
やっと教習から開放されて今は放心状態です。
たった2週間くらいの日程でしたが、私にとっては本当に大変でした。特に精神的な疲弊がひどく、そのせいで体への不調に繋がってしまいボロボロになりました…。
新しいことを始めて、しかも試験があるということで、きちんとやらないとと自分を追い込みすぎたと思います。
ほどほどにできればよかったのですが何事も全力疾走してしまう性格なので、まずは疲れ切った体を労ろうと思います。
大変でしたが免許取得ができてとてもうれしいです。
二輪免許の教習に通われている方が無事に合格できますように。