バイク用インナープロテクターが欲しい!動きやすくて安全なものを探して、やっと出会えたNKOX製
こんにちは、ミチです。
私はこの度インナープロテクターを買い直すことにしました。125ccスクーターに乗っていたときのプロテクターもあったのですが、安全性や使い心地を考えて選び直すことに。
今はたくさんのメーカーから商品が出ておりすぐに決まるかと思いきや、意外と大変な道のりとなりました。ようやく見つけられたインナープロテクターには満足していてこれから使えるのが楽しみでなりません。
今回の記事では、プロテクターを買い直す理由やインナープロテクター選びで苦労した点などもまとめているので、どれが良いか悩んでいる方へ参考になればうれしいです。
これまで使っていたプロテクターの問題点
今まではベスト型プロテクターと、ひじ用のインナープロテクターをそれぞれ使っていました。
ベスト型プロテクター
ベストタイプで使っていたのは、ロッソスタイルラボのプロテクターです。
購入当初はプロテクターに関する知識があまりなく、とりあえず胸だけ守られていれば良いだろうと思いこちらを選びました。
胸にはロッソスタイルラボオリジナルのプロテクターが入っています。このプロテクターでツーリングも行っていたのですが、徐々にデメリットを感じるようになりました。
まず、このプロテクターは安全規格が通っていないことです。今はCEという安全規格を通ったプロテクターが多く出ていますがこちらには規格がありません。強度的に不安が残りました。
また、背中部分にはプロテクターが入っていないため、250ccバイクへの乗り換えを気に背中のプロテクターも付けたいと思うようになりました。
ひじ用プロテクター
ひじ用として使っていたのは、クシタニのプロテクターです。
他メーカーのプロテクターと比べると腕へのフィット感がよく、またCE規格LEVEL1をクリアしている安全性の高さで愛用していました。
しかし走っていると徐々にズレてしまい、気づけばひじは守られていないことが多々ありました。毎回ズレを直すのも面倒になり、安全性のことも考えて買い直すことにしたのです。
一体型インナープロテクターが良い理由
バイク用ジャケットでも上半身を守ることができますが、インナー型を選んだ理由は私服を使いたかったからです。
私は登山をするため防風や防水に優れた機能性ウェアを持っています。上記のインナープロテクターを使っていたときも上に登山ウェアを着ており、使い勝手が良いメリットを感じていました。
また、部位ごとに分かれたプロテクターではなく一体型を選んだ理由は走行中のズレを防ぐためです。一体型ならズレないですし着っぱなしでOKです。かさばったり着ぶくれする欠点もありますが、それよりもズレない方が安全性が高いと判断しました。
インナープロテクター探し!
さっそくインナープロテクター探しです。条件として下記の3つを挙げました。
・CE規格を通っている
・フィット感が良い
・年間を通して着られる
私の体型は、身長163cm、上半身痩せ型です。肋骨が浮き出るくらい上半身に肉がないタイプ。普段服ではメンズのSでぴったり、ゆったりめならM、レディースならLやXLを着用しています。
1. コミネ スーパークールアーマードトップインナーウエア SK-834
・CE規格:◯
・フィット感が良い:✕
・年間を通して着られる:◯
まず候補にあがったのは、コスパに優れるコミネ製インナープロテクター。メッシュ生地なので夏場でも使えます。
プロテクターの安全性は問題ないですが、胸と背中はハードタイプ。ソフトタイプと比べるとゴツゴツと体から浮いてしまう懸念がありました。
下記の動画では着用感を参考にしました。一般的な男性の体型で適度に上半身に厚みがある方だと、フィットしやすいと思われます。
総合的にコスパの良い商品でありそうなので候補として残すことに。実際に試着してみようかと思いましたが、より好みだったデイトナ製を先に試してみることにしました。
2. デイトナ 耐切創スリムフィットインナープロテクター DP-001
2023年夏の新商品として発売されたデイトナのインナープロテクター。従来品からプロテクターの種類が変わり、生地は夏でも使えるメッシュが採用されました。
・CE規格:◯
・フィット感が良い:△
・年間を通して着られる:◯
一番のポイントは、新型SASTEC「トリプルフレックスシート」というプロテクター。驚くほどやわらかい素材でありながらCEのLEVEL1をクリアしています。
耐摩耗性を重視するならDP-001、着心地を重視するならDP-002という商品になります。夏場はTシャツの下に着たいと思ったため、転んでも破れにくいDP-001を試してみることにしました。
メンズのSサイズを着てみると着丈のサイズ感はよかったものの、プロテクターが入っている部分が下に伸びてしまう印象でした。私は胸部の厚みがなく肩幅は狭いため、守りたい部位との位置が合いません。ひじはぎりぎりカバーできそうですが正規の位置よりだいぶ下がってしまいます。
レディースサイズも試したのですが、レディースだと首周りや手首周りがキツかったのです。
プロテクターの質感については非常に好印象だったため、サイズが合わず残念な結果となりました。
私の体型が特徴的なこともありますが、フィット感が良いものを選ぶならサイズ展開が豊富なものがいいと学びました。そこで、レディースサイズが複数あるメーカーを調べることにしたのです。
3. NKOX アクションプロ ブラック
候補に挙がったのは、ノックスというメーカーのインナープロテクターです。
バイクシューズで人気を誇る「ガエルネ」を取り扱っているジャペックスという会社がこちらの商品も販売しています。
ノックスのインナープロテクターについて知ってはいたものの価格が高かったため候補から外していました。そんななか、新しいモデルが販売されたことを知ります。
新作のアクションプロはこれまで販売されていたアーバンプロと比べるとプロテクターが薄くなりフィット感が良くなったとのこと。
別売りの胸部プロテクターは5,940円なので、アクションプロでも全部で40,000円弱と高いですが、評判が良さそうなので試してみることにしました。
レディースのXLサイズを試着してみるとブカブカ!大きすぎたかと残念に思いましたが、ジャケットの完成度の高さにとても驚きました。すその縫製は丁寧でポケットまで付いてます。このまま着ても普段着のようで違和感ありません。
Lサイズを試してみると体にフィットしました。プロテクターは守りたい部分をしっかりカバーできており、それでいてマッチョになるシルエットではなく自然に体に馴染みます。
価格で最後まで悩みましたが、プロテクターの完成度の高さ、フィット感、質感の良さからこのノックスのインナープロテクターに決めたのです。
大変だったこと
1. 試着が難しい
インナープロテクター探しをしてみて、苦労したのは試着でした。
バイクショップは自宅から遠く在庫があるかもわからないため通販を利用するしかありません。
通販型のバイクショップWebikeは「ウェビック安心サービス」の対象商品なら返品送料無料で試すことができます。私も使いましたが、商品が汚れていたり、返品処理に時間がかかったりとあまり印象は良くありませんでした…。改善されることを願います。
ノックスは返送料を負担すれば返品できます。サイズ交換の問い合わせは非常にスムーズで安心して取引できました。
できればコミネも含めいろんなメーカーを試せればよかったのですが、試着は手間とお金がかかるなぁと実感しています。
2.重量がずっしり
もうひとつ印象的だったことは、インナープロテクターは重いということです。
プロテクターが上半身にまんべんなく入っているのでそれなりの重量があります。購入したノックスのプロテクターは、胸部プロテクターも込みで1,130gとのこと。着てみるとずっしりと重みを感じます。
このように重さがあるからこそ体へのフィット感が大切になります。デイトナのときのように体型に合っていないと下へズレてしまうからです。
女性の場合、女性用サイズがあるか、サイズ展開が豊富なものから選ぶと失敗が少ないと思います。こういった点でも女性サイズがS〜XLまであるノックスには助けられました。
ほかに調べてみるとクシタニにも小さいサイズがあるようです。クシタニは実店舗もあるので試着ができるのは大きなメリットだと思います。
これでインナープロテクター探しは一段落
以上インナープロテクター探しについてまとめました。
ノックスに決まるまでは日数がだいぶかかりました。商品の発送、試着、返品、買い直しなど大変だったのを覚えています。
ようやくノックスに決められたので、これから安心してバイクに乗ることができると思うとうれしいです。使ってみての感想はまたまとめたいと思います。
みなさんが安全に快適にツーリングを楽しめますように!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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