
2023年4月2日(日)|ワーク・イン・プログレス 『間環/アワイワ』
『間環/アワイワ』 開催概要
すでにくっきりと 輪郭を与えられた 性質や意味や価値。
そういったもの が 形成される前の
ぼんやり とはしているけれど 確かに 自分自身が 感じている
浮遊 するような 沈殿 しているような 新たに 生まれ出てくるような
感覚、質感。
イエス/ノー
に 引き裂かれくていい。
名もない感覚、質感は名もないまま
そのままで
ポン と 在っていい。
それを体感するワークや
手を使って紙に記したり
伝え合ったり
する。
『 間環 /アワイワ』とは、そのような場/バ。
これを読んだアナタは
これに参加したら何を得られるの?
と、感じたかもしれません。
そう、わたしたちは気付かぬうちに、この思考形態になることが多いのです。
特定の正解を求めたり、ものごとを「白と黒」、
二項対立的に捉えようとしてしまう思考形態。
わたしたちが気付かぬうちに植え付けられたこの二分法的思考は
情報の理解や判断を素早く下せたりする利点はありますが、
それと同時に、それが習慣化することで、
そこに当てはまらない感覚、気持ちなどを見て見ぬふりをしたり、
切り捨ててしまうことがあり、
それによって、
悩み、傷つく方々、社会に適合できないと思う方々、
自己否定をしてしまう方々
を
生む可能性も秘めています。
「過去」を根拠に作られ、
数値やデータは、あくまでもその時代時代の最新のテクノロジーに
あらかじめ設定された範囲で測られるという側面を持っている、
エビデンスやファクト(事実)。
それらで測れないもの、測られたくないもの、
事物と事物、物事と物事の間にあって
それを感じていながらも言葉で表すことができていない感覚、気持ち、
は多様にあるからです。
その思考から離れ、
敢えて「特定の答え」をださない。
そのときその場でアナタが「感じたこと」が、
そのときのあなたが「得られたもの」です。
この「ワーク・イン・プログレス」は、
舞台芸術の分野での「ワーク・イン・プログレス」のように、
何か作品を発表したりするわけではありません。
「永久の未完成これ完成である」-宮沢賢治『農民芸術概論綱要』-
この言葉を指針に、
継続して参加していくなかで、言葉にならない感覚があったことに気付いたり、
自分という存在の変化やそのプロセスを、感じる、記す、伝えあい、
主催者も参加者も共に、変わり続けていく。
これが、『間環 /アワイワ』 のワーク・イン・プログレスです。
4/2(日)の回では、ヨガの呼吸法や瞑想を用いて意識と無意識の間/アワイを旅するワーク&ジャーナリング、ヨガのポーズを用いて器官ある身体と器官なき身体の間/アワイを旅するワーク&ジャーナリングをしたあと、普段自分が感じていることで他人に話しにくいなと感じていることも語り合える座談会を行います。
■記
■日時
2023年4月2日(日曜日)10:30 - 13:30
■場所
見晴亭
https://miharashitei.work
■参加費
8,888円 (税込) / miharasutokoroの 焼き菓子付
■定員
4名 (※事前予約制)
■お申し込み
un.公式オンラインストアよりチケットをお買い求めください。
↓
■参加者に持参していただくもの::
【必須のご持参物】
・ノート
(大きさや素材は問いません。継続して使用するので、お気に入りの手触りや大きさのものなど、ご自由にお好きなノートをお持ちください。)
・鉛筆、筆ペン、色鉛筆、クレヨンなど、紙に書くための筆記用具
(お気に入りの筆記用具をご自由にお持ちください。)
・ヨガマット
【任意のご持参物】
・呼吸法や瞑想を行うときに心地よく座るために必要なもの
(例えばヨガブロックなど。できるだけ楽に座れる環境を整えて頂きたいので必要な方はご持参をお願い致します。)
・ブランケット等
(必須ではありませんが、仰向けになるときに何か身体の上にかけるものが必要な方はご持参お願い致します。)
・飲食物
(お昼をまたぐので、座談会の際に飲食可能ですので、必要な方はご持参をお願い致します。)
*マスク着用は任意ですので、各自の選択をご尊重ください。
■コンセプト/構成/ファシリテーター::
ソトムラミチヒロ (un./アン)
■宣伝美術::
nonoso (un./アン)
■食::
miharasutokoro
■主催::
un./アン
●ワーク1::『呼吸法&瞑想で旅する意識と無意識の間/アワイ』& ジャーナリング
・身体主導の呼吸の観察
↓
・意識主導の呼吸法
↓
・意識主導の呼吸法をした後の身体主導呼吸、その変化を観察
↓
「感覚」 全体 を 観察する瞑想
↓
ジャーナリング
●ワーク2::『ヨガポーズで旅する器官ある身体と器官なき身体、その間/アワイ』 & ジャーナリング
ヨガポーズを使い、1つ1つのポーズにゆっくりと馴染んでいき
・目を開けている時の身体
・目を閉じている時の身体
その2つの感覚の違いを感じたり、
その2つの境界を往来。
↓
それを行った後の身体や心の変化を観察
↓
ジャーナリング
*身体をアクティブに沢山動かしてスッキリ感を得られるようなフィットネス的なヨガのワークではないので、参加を検討されている方でご不明な点がある際は、お申し込み前にお問合せください。
●ジャーナリングについて
ご自分の嗅覚や触覚を喜ばせてくれる、ノートと、書く/描く、塗るための、筆記用具をご用意してご参加ください。
選択してくる作業も、このワークの一環になります。
初めに、ノートのどこかに日付と時間と天気を書いてスタート。
「ジャーナリング」は、誰かに共有したりするわけではないですし、ご自分だけが見るものなので、何も気にせず、各ワークで感じたこと、気づいたこと、それ以外にも、そのとき思い浮かんでいることなど、枠は決めずに自由にかきます。
それは言葉かもしれないし、線、絵、ただただ色を塗るだけかもしれません。
手に任せる。
手を動かす。
手を感じる。
書いてる間は、分析はせず、良し悪しは決めず、ただただ書く/描く、または塗ること、を行ってみてください。
仮に今回行ったようなワーク、全く同じ内容のことをしたとしても、その時期や環境、自分の状態などによって、感じることは変化します。
感じたことをありのまま記録していくことで、感性の言語を可視化し、後で客観的に観ることができる「書く瞑想」でもあります。
継続してこういったワークをし、書いたことを後で振り返りたい場合は、専用のノートを作ってみるのもおすすめです。
ノートの上に残したそれらは、そのときアナタだけが感じ残すことができるかけがえのないもの。
継続していくとアナタがつくったアナタだけの一冊の本のようになります。
●座談会
事物と事物、物事と物事の間/アワイにあり言葉にするのが難しく感じていた感覚、普段話たくても話せないこと、話しにくいと思っていること、または、そのとき感じていることなどを語り合う場/バ。
【この座談会のルール】
・話している人を批判や否定をしない。
・話すことは強制ではないので、聞くだけでもOK。
・語り合った具体的な内容は相手の同意なしで口外しない。
このルールは順守いただければ、ヨガ、哲学、心理学、文学、藝術、宇宙、日常のこと、参加してみて感じたことなど、その他諸々、トピックは自由。
この場/バでは、善悪を決めたり、何か特定の答えを出したりするようなことはしません。
声を使い話すこと、耳で聞くこと、手で伝えること、人と人が会い、コミュニケーションをして繋がっていく環/ワ。
●お申し込み
un.公式オンラインストアよりチケットをお買い求めください。
↓
以上