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はじめに
これは自邸の建築記録
技術と知恵を結集させての家づくり
その過程を見逃さないように記録します
以下、自邸の紹介
■建築概要
工事場所 :千葉県いすみ市大原
敷地面積 :210.60㎡
構 造 :木造2階建て
建築面積 : 95.87㎡
延床面積 :144.21㎡
■設計趣旨の三本柱
一、構造と空間の一致
間取りと骨組み(架構)が一体となる空間を創造する
架構は、合理的に美しく
![](https://assets.st-note.com/img/1697076822278-BLeNOhi9pN.jpg?width=1200)
太い柱、挿肘木、貫を多用した、遊離尾垂木を用いる独特の架構法(大仏様)
二、構造材を『化粧』にすること
表に見える部分に用いられる部分や部材を日本建築では『化粧』
裏に隠れる部分や部材を『野』という
本計画においては、柱・梁などほとんどの構造材を化粧とする
伝統的な仕口や継手を用い、必要に応じて金物などで補強
耐震性能において耐震等級3(建築基準法の1.5倍の耐力)を満たす
柱には面を取り、[梁と柱]など部材が接する所は、散(ちり)を取り
丁寧に納める
![](https://assets.st-note.com/img/1697013023553-zv5zcxfDSz.png?width=1200)
三、材料を選ぶ基準
①身近にあるもの(国産材)
②時が経つにつて、味わい深くなっていくもの
③メンテナンスがしやすいこと
![](https://assets.st-note.com/img/1699075757759-XtV5LuJrnq.png?width=1200)
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