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Google アナリティクス4 オーディエンスの作成方法

Google が無料で提供しているウェブサイトやアプリの解析ツールGoogle アナリティクス4(GA4)のリアルタイムレポートの見かたを詳しく紹介します。

GA4には標準で用意しているレポートが複数あり、GA4の設定を完了したウェブサイトやアプリはGA4管理画面からウェブサイトのアクセス数やアプリの利用データを直ぐに確認することができます。

今回はGoogle アナリティクスでデータ分析を行う際に何かと役に立つオーディエンスの作成方法を紹介します。

オーディエンスとは

条件に基づいたユーザーをグループ化(セグメント)すること。オーディエンスを作成することで、特定の条件にマッチしたユーザを標準レポートで確認することができます。

例えば

  1. 広告経由のユーザー

  2. キャンペーンページを見たユーザー

  3. 会員登録ページの入力フォームに達したユーザー

予め条件を設定して置くことで、即座にレポートで条件に達したユーザー件数を把握することができるので、毎日のレポートの確認を容易なものにしてくれます。

また、ウェブ広告のリマーケティングの配信対象のユーザーを定義することもできます。

オーディエンスの作成方法

左のナビゲーションメニューから
「設定」→「オーディエンス」→「カスタムオーディエンスの新規作成」

アクティブユーザーやオンラインショップでの購入者(購入者)、7日間離脱しているユーザーなどからオーディエンスを作成することができます。
新しい条件でユーザーをセグメントする場合は「カスタムオーディエンスを作成する」を選択します。

GA4画面
ホーム画面
GA4 オーディエンス画面
2.オーディエンス画面
GA4 オーディエンス新規作成画面
オーディエンスの新規作成画面

カスタムオーディエンスの作成方法

  1. オーディエンス名を入力

  2. 有効期間「1日~540日」の間で設定

  3. 条件設定

  4. オーディエンストリガーの設定

GA4 カスタムオーディエンス画面
カスタムオーディエンス作成画面

カスタムオーディエンス作成画面となります。
オーディエンス名を入力して、新しい条件をクリックしてオーディエンスへのメンバーシップ追加条件を指定します。

GA4 カスタムオーディエンス条件設定
オーディエンス参加条件の指定

イベントやディメンション、eコマースやトラフィックソースなどあらゆる条件からオーディエンスへのメンバー追加条件を指定します。

GA4 カスタムオーディエンス条件追加画面
追加条件画面

オーディエンスの条件は複数設定することがで、複雑な条件の設定も行うことができます。
ここでは、イベント名「contact」が発生とウェブサイトの流入元のメディアが広告経由「paid」の場合にメンバーシップに追加される条件となります。

GA4 条件スコープ指定
条件のスコープ設定

オーディエンスメンバーシップへ登録されるスコープを指定します。

  • 全セッション - 日を跨いだアクセス(複数セッション)

  • 同じセッション内 - 1セッションのアクセス

  • 同じイベント内 - 1つのイベント内で条件判定をおこないます


GA4 カスタムオーディエンス作成画面

オーディエンストリガーを設定することで、イベントとして計測できるようになります。イベントとして登録することで、オーディエンスにメンバーが追加されると、コンバージョンとして計測できるようになります。

GA4 オーディエンストリガー指定
オーディエンストリガーの設定

オーディエンストリガーのイベント名には任意の名前を設定します。
チェックボックスの「オーディエンスのメンバーシップが更新されると追加のイベントログに記録されます」にチェックを入れると、同一ユーザーでも条件を満たすたび1日1回までイベントとして登録されます。

GA4 オーディエンス作成画面
設定完了

設定が完了したら右上の保存ボタンを押下することでオーディエンスが完了します。オーディエンスの反映には1日~2日間かかる場合があります。

オーディエンスはGoogeアナリティクスのレポートだけでなく、ウェブ広告と連携して使用することもできるので、セグメントの定義と含めオーディエンスを積極的に利用していくことをおすすめします。

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