![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/85380962/rectangle_large_type_2_dfe3f7d81908c9f0364c8403c56321b0.jpeg?width=1200)
Google アナリティクス4 オーディエンスの作成方法
Google が無料で提供しているウェブサイトやアプリの解析ツールGoogle アナリティクス4(GA4)のリアルタイムレポートの見かたを詳しく紹介します。
GA4には標準で用意しているレポートが複数あり、GA4の設定を完了したウェブサイトやアプリはGA4管理画面からウェブサイトのアクセス数やアプリの利用データを直ぐに確認することができます。
今回はGoogle アナリティクスでデータ分析を行う際に何かと役に立つオーディエンスの作成方法を紹介します。
オーディエンスとは
条件に基づいたユーザーをグループ化(セグメント)すること。オーディエンスを作成することで、特定の条件にマッチしたユーザを標準レポートで確認することができます。
例えば
広告経由のユーザー
キャンペーンページを見たユーザー
会員登録ページの入力フォームに達したユーザー
予め条件を設定して置くことで、即座にレポートで条件に達したユーザー件数を把握することができるので、毎日のレポートの確認を容易なものにしてくれます。
また、ウェブ広告のリマーケティングの配信対象のユーザーを定義することもできます。
オーディエンスの作成方法
左のナビゲーションメニューから
「設定」→「オーディエンス」→「カスタムオーディエンスの新規作成」
アクティブユーザーやオンラインショップでの購入者(購入者)、7日間離脱しているユーザーなどからオーディエンスを作成することができます。
新しい条件でユーザーをセグメントする場合は「カスタムオーディエンスを作成する」を選択します。
![GA4画面](https://assets.st-note.com/img/1661312482308-UJxSwl3dgw.png?width=1200)
![GA4 オーディエンス画面](https://assets.st-note.com/img/1661312482571-2oJAsxWbwf.png?width=1200)
![GA4 オーディエンス新規作成画面](https://assets.st-note.com/img/1661312482911-hwVejC0tRI.png?width=1200)
カスタムオーディエンスの作成方法
オーディエンス名を入力
有効期間「1日~540日」の間で設定
条件設定
オーディエンストリガーの設定
![GA4 カスタムオーディエンス画面](https://assets.st-note.com/img/1661315928236-xExkeUhDDS.png?width=1200)
カスタムオーディエンス作成画面となります。
オーディエンス名を入力して、新しい条件をクリックしてオーディエンスへのメンバーシップ追加条件を指定します。
![GA4 カスタムオーディエンス条件設定](https://assets.st-note.com/img/1661317580621-udLDkRYxsL.png?width=1200)
イベントやディメンション、eコマースやトラフィックソースなどあらゆる条件からオーディエンスへのメンバー追加条件を指定します。
![GA4 カスタムオーディエンス条件追加画面](https://assets.st-note.com/img/1661316038821-jTLh54UvT4.png?width=1200)
オーディエンスの条件は複数設定することがで、複雑な条件の設定も行うことができます。
ここでは、イベント名「contact」が発生とウェブサイトの流入元のメディアが広告経由「paid」の場合にメンバーシップに追加される条件となります。
![GA4 条件スコープ指定](https://assets.st-note.com/img/1661316076563-V8WzDESbbO.png?width=1200)
オーディエンスメンバーシップへ登録されるスコープを指定します。
全セッション - 日を跨いだアクセス(複数セッション)
同じセッション内 - 1セッションのアクセス
同じイベント内 - 1つのイベント内で条件判定をおこないます
![GA4 カスタムオーディエンス作成画面](https://assets.st-note.com/img/1661316096502-M27UQ4OtDk.png?width=1200)
オーディエンストリガーを設定することで、イベントとして計測できるようになります。イベントとして登録することで、オーディエンスにメンバーが追加されると、コンバージョンとして計測できるようになります。
![GA4 オーディエンストリガー指定](https://assets.st-note.com/img/1661316374672-KhgCSIhBqi.png?width=1200)
オーディエンストリガーのイベント名には任意の名前を設定します。
チェックボックスの「オーディエンスのメンバーシップが更新されると追加のイベントログに記録されます」にチェックを入れると、同一ユーザーでも条件を満たすたび1日1回までイベントとして登録されます。
![GA4 オーディエンス作成画面](https://assets.st-note.com/img/1661316397398-4xYlz3Old8.png?width=1200)
設定が完了したら右上の保存ボタンを押下することでオーディエンスが完了します。オーディエンスの反映には1日~2日間かかる場合があります。
オーディエンスはGoogeアナリティクスのレポートだけでなく、ウェブ広告と連携して使用することもできるので、セグメントの定義と含めオーディエンスを積極的に利用していくことをおすすめします。