信じられないほどゲームがお下手だった話

 俺はゲームが下手だ。

 ダークソウル3をすれば冷たい谷のボルドに4時間殺され続け、なんてことないはずのFF14のインスタンスダンジョン(ストーリーで必ず通るため、難易度は比較的低く設定されている)周回中に二度壊滅させるような腕前だ。FPSをやれば俺の弾は物理法則を無視して飛んでいき、加速した世界の中で一人取り残されている一般人と化す。

 ゲームが好きなのか、ゲームが俺を好きで時の牢獄に閉じ込めているのかはさっぱりわからないが、こんな壊滅的な腕前でもゲームをしている。だから高難度にも果敢に挑戦してしまう。

画像1

画像2


 絶バハムートをぶちのめしておきました。

 FF14のレイドに求められているのは火力がどうこうやプレイングの質どうこうよりも、他人へ正しく要求し、要求されていることを理解することしかない。

 アドリブが入る余地をできるだけ減らして、管理するタスクを極力減らすことに協力する&シンプルな形へと整頓しなおす。

 FF14の優れていることであり、欠点でもあるこの設計を俺は結構好んでいる。基礎スペックが高い人間と同じことができなくても、事前の準備で同じようなパフォーマンスへと持っていくことができる。

 ただし、俺が強い! 俺のおかげだ! という達成感は薄くなっている気もするので、それが楽しい人には向いていないのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?