スキルをマネタライズすること/あるい推しを作ってサポートすることについて。
「この絵の価値は、100万ドルです」
「30秒で描いた絵に100万ドルも出せって言うんですか」
「30年と30秒です」
技術料の軽視。というのはどの業界に身を置いていても起こりえることで、その技術料をオミットするために正社員として雇い、賃金を払って働いてもらう――って突然社会派な発言をしました。しかも適当に言ってます。真に受けないでください。
この記事は、団体のプロパガンダ記事の側面があり、私自身が運営している団体の知名度向上のために書かれていると言っても過言ではない、とても思想的に偏った記事となっております。
この業界、金ねえな!
耳にタコができるほど嘆かれていることで、いや、お金をジャブジャブ注ぎ込みたいんやけど投げる場所もなければどこに還元されるかもよくわかんないじゃん! や、個人レベルの話してなくって企業からお金引っ張るやり方がーなどと様々な議論話されているように思います。
金は血液! 心臓というポンプの性能と、血液の全体の量が増えれば、それだけ末端まで行き渡って大きなことができるようになる、カモ。
これは断言しても仕方ないですからね。でも世の中ゼニです。綺麗なことを並べ立てて、これからのアカルイミライガー、などと言ってても、ゼニが回らなければ有能な人材は雇えない/育成できない/維持できないの三重苦。
お金の話をやり甲斐だとかで隠しちゃうのをもうやめよう。
が、お金を引っ張る話はもっと頭が良いお方にお任せして、僕はもっと別のお話をしようと思います。
推しのためにジャブジャブ課金してご飯食べさせてあげたい
ゲームが上手いのはスキルってことにしよう。
けれど、国家資格なわけでもないし民間資格なわけでもない。履歴書に「LOLというゲームでは韓国D1台湾チャレ日鯖チャレ複数垢」とか書かれてても効力があるとは言い難い。
個人コーチ1h3000円(例です)
これが高いものなのか、安いものなのか。ゲームが上手いだけの人間に、実働時間1hで3000円を払う価値があるのか。身につけたスキルに対して払う技術料として適正なのか。コーチング以外のところでテキストを作ったり、わかりやすい動画を用意したりという時間まで含んでいれば、時給は1000円に満たないなんてことも起こりえる。
ちなみに、海外での『フォートナイト』コーチにおける収入の相場は3~4時間の契約で15ドルから50ドル程度らしいです。
これを高いと見るか安いとみるかですが、10連ガチャなら1秒足らずで数千円を吹っ飛ばせるので、使う時間と費用を考えると10連ガチャのほうがはるかにお金を使えるコンテンツですね。
んなわけあるか。
ただし、誰かの推しになることで、その分の支援を受けることは可能です。というよりも、ファンがいなければ、誰も活動を続けることはできないのです。(ヤンナルネ)
何かするにもまずはサポーターを増やすことから
とにかく、自分を助けてくれる人間がいないことには、ただのわけわからない人が騒いでいるのと変わりません。
ちょうどこんな記事も見かけたので紹介しちゃいますけど、存在感を高める=誰かによって有用な人物である=有用な人物にはその発信力を高めるべく人が集まり、さらに存在感が増していくといいことばかり。
そして自分をサポートしている人数が多ければ多いほど、その人間が動員できる数は増えます。つまり、イベント事をするときに、「みつじさんが何かをするなら出向いてみようかな」と、できることの規模が大きくなります。
なお、みつじさんであればせいぜい二人ぐらいしか動きません。弱ッ。
ですが、コミュニティをグルグル回し、そこで推しの人を作ることでその人の活動をフォローするぐらいはできます。
みつじくんが回しているMKGというLOLのコミュニティは、あちゃももくんを応援しているよということです。
もはやこれに関しては公称で良いでしょう。スポンサーというほどかっこよいものでもありませんが、プロとして活動するのであれば、こういった後援組織をどんどん作ることをお勧めします。
コミュニティは個人の力へと還元されますし、それだけの存在感を持った人間は、無視することはできないどころか、その人を中心に事を回すことでより多くの場所へと届けることができるようになります。
さあ君も今日から推しを作って、宇宙へと進出させよう。