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仮想通貨の暴落がさらに来る
イーサリウムが一晩で10%の暴落を見せました。週足のチャートでみてもなかなかの暴落っぷり。ステーキングとかに寄せてる部分があったりなんだりってのはどうにもならないし、なかなかシンドイ状況ですね。。。
さて、これって下げ止まるの?ってところなんですが、しばらくは下げ止まらないような気がしています。
今回の暴落の切っ掛けは、1つステーブルコインがいわゆる詐欺スキームでの運用を行っていたことです。
①USDに兌換しようとする参加者の数が増えて準備金が足りない
②BTCやETHを売って準備金を補充
③さらにUSDに変えたい参加者がきてじゅんび。。。。。
というサイクルで、どんどん仮想通貨の売りが加速しているような状況
上昇のトレンドを明らかに崩す下げに到達しているので、なかなかシンドイ局面がこれから到来するだろうと思っています。
さて今後のBTCをはじめとする仮想通貨のトレンドを考えてみると、今回発覚したように価値の裏付けが重要になってくると確信しています。
① ステーブルコイン
価値の裏付けが非常にわかりやすい仮想通貨です。そのため、今回の下落を止めるのはこいつらになるだろうと思います。裏付けから乖離してしまった価格を修正し、本来あるべき価格で運用されていることが周知されたときに今回の暴落に終止符が打てるのではと思います。それまではどんなイベントで価格が上がろうがすべての仮想通貨において疑問を持ったトレードになると思います。
②草コイン
一旦は終了のお知らせってやつでしょうか。テレグラムやBinanceなどの処理を支えるPoWに関してはある程度価値があってもいいと思いますが、かなりつらい状況
③BTCやETH
他のコインが売られまくって、価値担保を行っていたこいつらの値は日に日に下げていくスパイラルになるのではと考えています。
また、パブリックチェーンの前提で作られていることが仮想通貨の価値であありますが、パブリックチェーンであることのデメリットというのも理解していかないといけない。ってポイントで今回の戦争危機で仮想通貨が伸び悩んでいるって視点を持ってもいいのかもしれません。
例えば、イーサは処理能力の51%以上を担保されるとイーサの仕組みが信用性を失います。国家レベルでの争いで相手は資産没収ができる国であった場合に、このようなチェーンにすべてを任せてしまうと国が滅びます。個人レベルで見ても、マイナーの少ない承認能力を沢山積み上げることにより、大きな承認能力を得る。その先に大きな承認能力を持った人に仕事を任せるようにして、契約などの決済に責任を持たせるようにするというロジックですが、承認能力の提供者になるために必要とされているハードルが金か作業能力という意味ではここにも危なさが潜んでいます。
いっぽうでプライベートチェーンの技術を使っていく場合には、承認者を中央集権的に設定することができ、一定レベルで承認の質の担保ができます。また、国という枠組みの中で、法的に管理ができるのです。
様々な人が、実態と離れた場所で生活できる新しい空間Metaバースが定義されてきた現代という社会ですが、それでもパブリックチェーンという発想にはもしかしたら早いのかもしれません。それはMetaバース空間とつながってるチェーンがあると考えた場合に、
・パブリックチェーンの対象は、分からない世界
・プライベートチェーンの対象は、自分が想像がつく世界(管理できる社会)であり、自分の倫理観が通じるのはプライベートチェーン上に定義された社会だけな気がするのです。
例えば、全員に日本語が通じるMETA空間はプライベート空間だし。全員の前で、豚を食べていいのもプライベート空間になるとおもっている
そしてパブリックチェーンの代表格である仮想通貨たちは今後どんな発展を遂げていくのでしょうか。
私はETHの価値が今後数年以内に3倍に到達し10倍になるのではないかと考えているいわゆる信者の一人です。
ただ、政府や会社によってコントロールができないパブリックに関しては、今回のような有事において国家から締め出し等をくらって信用性を落とすこともあるし、想定できる国内利用を前提としたパブリックチェーンが生まれてきたり、いろいろな可能性が今後考えられるなと思っている今日この頃。。。
*本投稿はBTCやETHへの信用性の危機感を伝えたく書きました。パブリックチェーン等に関する認識に誤りがある場合はご指摘いただき修正できればと思います。またディスカッションに関してもできればと思いますのでぜひよろしくお願いいたします。