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PC改造水冷化②[nVidia 3090 GameRock基盤]

どこでも書かれている記事になりますが、

TMC Labでは、入手のしやすさからPalit GamingPro RTX 3090 をあけて水冷化することが多いです。
一方で同メーカーの個体でも、Palit GameRockのが安定する気がします。単純にコネクタ数が多いので電力に余裕を持たせやすくケーブルの負荷が少ないというのが理由です。
(*個人的にGameRockはギラギラ過ぎるのですぐ改造したくなります)

一方で、水冷化パーツはリファレンス基盤のが数は多くGameRockだとなかなか見つからないのは難しい所。予算的にもGameRockのが高くなるので、TMCLabで水冷化するのはリファレンス基盤をつかっているGPUが主になっています。

さて本日の記事では実施例がすくないGameRockの方を水冷化していきたいと思います
  

ギラギラなLEDが特徴ですが、放熱性能も高く1枚組でエアフロ―をちゃんと考えれば水冷化する必要がない優秀なGPUです。LEDはWindowsから動かす場合にはOFF設定もできるみたい(未確認)で、中が見えないタイプのPCケースを使う場合には気にもならないのでそのまま使うの推奨です。(*Palitは分解すると製品保証が切れます故、そもそも水冷推奨しません)
このシールが破損すると保証が切れるので、最初にやるときはちょっと震えます笑
空冷を取るときに結構固くついています。気合を入れすぎて破損しないように注意してください。また、LEDの電源がこんな場所にコネクトされていますので、開ける際には要注意。物理的にLEDの電源をはずすには分解が必要な構造です。
ファンの電源はこんな感じでついています。コネクタがかなり固いので、ゆっくり慎重に外していきましょう。個人的には白のコネクタのが固いと思っていますので、ラスボス的な奴ととらえています。
外すとこんな感じです。サーマルパット等をクリーニングしてキレイにしましょう。
掃除で破損とか洒落にならないので要注意です。
掃除をするとこんな感じ。PCIe電源コネクタが3つあるのが特徴です。またリファレンス基盤に比べて幅が広く、短いのが特徴化と思います。特徴を生かして適材適所な構築をしていきましょう
今回はBykskiの水枕を使用しました。GameRock対応している水枕が少ないのがデメリット
私の知っている限りではAlfacoolでも対応の水枕と簡易水冷がでています。
あとはサーマルパットを張ってグリスを塗ったらねじ止めして完成。
標準でついてくるものを使っていますがバックプレートはかなり熱くなります。熱交換性が良い物にアップグレードするのも安定性要因になるかと思います。
今回は2枚組するためにジャンクションを交換します。
初めて使うスタイルのジャンクションを使ってみました。

水冷化自体はそんなに難しくないためにやってみると面白いですよ。

ちなみにこの水路ですが下のGPUに流れる水流が弱く熱がこもる形に。。。
翌日、単流水路に組みなおしました。

単流水路なら
ポンプ→GPU②→GPU①→ラジエーター
伏流水路なら
ポンプ→GPUユニット→ラジエーター
となり、ジャンクション使うことで伏流にしてGPUが取り込む水温を
均一化することができなくなり、同じレベルのOCができなくなります。

もう買うことはないかなぁ。。。


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