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フランスでETF(上場投資信託)買いました① 先進国株式 CW8
ネット証券口座を開設していくつかのETFを購入したので、その際に気づいたことをシェアしたいと思います。今回購入したのは、分散効果が大きそうな先進国株式のETFです。具体的には、できるだけ多くの地域をカバーし、純資産総額も大きいAMUNDI ETF MSCI WR(ティッカーシンボル:CW8)を選びました。
ティッカーシンボルとは、金融商品取引所に上場する銘柄を識別するためのコードです。このコードを使ってETFを検索すると、間違いなく購入することができます。
BoursoBankの最低購入金額
口座を開設して実際にETFを購入して気づいたのは、BoursoBankの最低購入金額が日本のネット証券会社と比べて高いことです。日本の証券会社では、1,000円から株式や投資信託を購入できるところもありますが、BoursoBankでは最低購入金額が100ユーロとなっています。
BoursoBankでは自動買付出来ない
BoursoBankでは自動買付設定ができないため、毎月自分でETFを購入する必要があります。私は、自分で金融商品を組み合わせることができる「gestion libre」を利用していますが、自分のリスク許容度に合わせて運用する「gestion pilotée」にすると、毎月定額積立が可能です。ただし、この場合は自分でETFを選ぶことはできません。
手数料が高い
ETF購入時に0.5%の手数料(買った時に一度だけかかる)と、保有中には0.38%の信託報酬がかかります。まだ売却したことはありませんが、売却時にも0.5%の手数料がかかるようです。やはりフランスの株式売買手数料が高いようです。ネット銀行でこれだけの手数料がかかるなら、対面の銀行ではさらに高いのでしょう。
AMUNDI ETF MSCI WRの取引価格が高すぎる
ETFは投資信託のように定額買付ができません。価格は株式と同様にリアルタイムで変動し、「単位」ごとに取引します。そのため、毎月100ユーロ積み立てるような買い方には対応していません。
2024年6月時点でのAMUNDI ETF MSCI WRの取引価格は約500ユーロです。毎月買い続けると年間6,000ユーロになりますし、価格は変動するため将来的には500ユーロ以上になる可能性もあります。ちなみに1年前は400ユーロ程度でした。
まとめ
AMUNDI ETF MSCI WR(CW8)は、運用期間も運用資産規模も申し分ないですが、取引価格が高すぎて毎月の積立には向いていないかもしれません。一括でまとめて購入するなら良いかもしれませんが、定期的な積立には他の選択肢も検討した方が良いでしょう。