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フランスの預金保険制度 Garantie des Dépôts & Garantie des Investisseurs  

日本の預金保険制度と同様に、フランスにも金融機関が破綻した時に預金が保護される制度があります。

金融機関が破綻した場合に保護される上限額

  • 預金は €100,000まで

  • 金融商品は € 70,000まで

しかし外資系金融機関では自国の預金保険制度に基づいて保護されているのでフランスより保護限度額が低いこともあるので注意が必要です。

Garantie des Dépôts (預金口座保護)

預金は1顧客、1金融機関につき合計 € 100,000まで保護され、これとは別にLivret A、LDDS、LEPはフランス政府により保護されます。
同じ金融機関複数口座を持つ場合は合算金額を保護、共同口座は €200,000保護されます。

フランス政府が保護する口座
Livret A
LDDS
LEP

フランス預金保険制度が保護する口座
Compte courant 当座預金
compte de depôt 小切手口座
compte à terme 定期預金
CEL
PEL

Livret Jeune
PEA
PER

例えば、金融機関のCompte courantに €100,000、同金融機関にLivret Aを €22,950を同時に保有する場合、Compte courantは預金保険制度で、LiveretAはフランス政府が保護するので全額保護されることになります。

Garantie des Investisseurs (投資金融商品保護)

金融商品は1顧客、1金融機関につき合計€ 70,000まで保護されます。

  • Assurance Vie

  • Actions (株式)

  • Obligations (債権)

  • OPCVM(投資信託) 

  • SICAV(欧州オープンエンド型投資信託) 

  • FCP(共同投資ファンド)

  • その他

見慣れない金融商品の名前が出てきました。これから調べてみます。


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