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永遠に咲かせて 〜BEYOND THE DARK:RISE 京セラ公演雑レポ〜


●はじめに

 JO1初のドーム公演『JO1 2ND ARENA TOUR BEYOND THE DARK:RIZE』に参戦してきた。2日間で眩しすぎるほどのステージや言葉を浴びて、頭の中を整理したくnoteを開いたこの時間までもが嬉し楽しい。


 本ツアーは8月の東京公演から始まり6都市を回って国内公演はこの京セラ公演で締め括られた。私は東京2日目、広島2日目、福岡2日目と参戦してきた。(とんでも席で見た広島公演のnoteも書いたので物好きの方はよかったらお読みくだせう〜〜〜)

(この記事で触れた印象的だったステージのうち4/5が京セラ公演では削られててびっくり。その分同じツアー内だが全然違うライブに見えた。)


 このnoteでは特に『前6都市公演との楽曲・演出の違い』『メンバーから発された言葉』について私の感想を交えながら振り返ってみようと思う。




●ステージの贈り物

 京セラ公演ではセットリストが変わったり、ドーム公演ならではの演出にどれも胸いっぱいになった。


・FairyTale

 初パフォーマンスのフェアリーテイル、最高だった!の一言に尽きる。どこか怪しい世界観とお祈りするようなポーズの振り付けが、音源で聞いて思っていた世界観とピッタリと当てはまって最高だった。まめがフッとキャンドルを消す演出に、炎の特効でめちゃくちゃテンションが上がって猿になった。これからフェス対バン等で見れる曲になるといいなとも思った。
 このフェアリーテイル後の白蓮ダンスパートも痺れた〜。瑠姫くんの目隠しからのあっかんべーも、蓮くんの高いところに登って手を伸ばす王者感も、どちらもたまんない構成で大拍手した。白蓮ってこんなに背中合わせが似合うんだと新しい発見にもなった。


・トロッコ

 念願のトロッコに乗るJO1が見れたのも嬉しかったことの1つ。JO1は本当にファンを見る目があったかくて優しいなと改めて感じさせられた。トロッコの動くスピードが結構早くて面白かったけれど、それ以上にサインボールがよく飛ぶこと。目で追いかけられるほど遠くに飛ぶのを見てまた楽しくなった。たまに豪速球投げてる方(○西さん)いてニヤけた、怖いよ。


・IttyBitty & Eyes On Me

 イリビリ〜〜!!!音源公開された時からめちゃくちゃ踊る曲なんだろうなぁと思っていたので、永遠と踊り続ける6人を見てシンプルにすげぇ〜という気持ちと、あの独特なサウンドと深めの歌声が響くあの空間が良いな〜と感じた。ラスサビ3対3で向き合って踊るところでメンバー同士目があったのか少しニコっとしていた姿も愛おしかった。色付きの炎もイリビリの世界観とあっていてよかった。
 からの癖強めのイントロが流れ始めて、他5人が戻ってきてEyesOnMe。躍り狂うという言葉がぴったりだと感じた。正直いちばん楽しかったのここかもしれないな〜なんて思った。めちゃくちゃ祭りだし、ジャン禁だけどちょっと足浮いた。口ずさんじゃうぐらいには好きな曲になってしまった。


・Prologue & Venus

 予想外のプロローグ。この曲はOTDのイメージが強くて、でも大好きな曲なのでここで聴けたことがすごく嬉しかった。11人での披露は初めてだし、この曲のパワーを改めて感じさせられた気がする。2Aメロの『互いに痛みを〜』からの木全→鶴房→大平のパートが強くもあり優しさもある3人、そして11人のメンバーにピッタリで大好きなパートだ。
 過去を振り返りながら一つ一つ力に変えてというプロローグから、その力を飛ぶ力に変えてもっと高くいこうビーナスに繋がったと解釈した。セトリが変わって、こういう曲の繋がりの変化も楽しめて嬉しかった。白衣装で披露したビーナスは儚く綺麗で、でも楽曲の持つ力強い部分もバシバシ伝わってきて眩しかった。


・Mad In Love

 甘〜〜〜〜〜〜い!!!甘すぎるぞ。歌い出しの奨くんから甘くてずるかった。真白衣装で踊る2サビの可愛いダンスは、あまりにもキラキラアイドルすぎて、多幸感が凄かった。ラスサビ景瑚が小さい紙を取り出したもんだから、あ〜お手紙かな〜かわいいなぁ〜なんてニヤニヤしてたら、ウリマンネの変顔写真だったの誤算すぎ、この曲はまめに向けた曲だったんだね…まめが愛おしすぎてCrushしちゃうもんね…最後みんながギューって真ん中に集まるところ、構図が良すぎて幻覚かと思った。オタクのFAか?


・Breaking The Rules

 これ本当に最高だった。ダンスユニットかと思っていたらマイク持ってる…とボケっとしていたら、拓実のラップに殴られちゃった。『立ちたかった京セラで遊びまくる今夜は』で一番でかい声出たし『外ではニコニコ振りまく上機嫌』は良すぎて口角ブブチあがっちゃったし『胸に刻む夢は無限大』でデカ笑顔になった。癖になる拓実のラップに、パワー型のまめのラップ、景瑚の高速ラップの三拍子が揃ったこのチームめっちゃいい。もちろんダンスユニットもめちゃくちゃよかったけれど、自分たちの作ったリリックで自由にステージで遊ぶ3人が見れて最高だった。こういうラップユニットを求めてた感はあったから、大拍手して大声で叫んで体揺らして楽しめたあの時間本当に幸せだった。


・気球

 アンコール、初めての気球でまた楽しくなっちゃった。トロッコの時も感じたが、ドームの隅から隅までひとりにさせないぞ!という心意気が感じられる演出が多めですごいよかったと思う。トロッコではアリーナ後方を多めに周回したり、気球では高い席の方まで行ったり、個人的に大満足の演出だったなぁと思った。怖がっているメンバーや余裕で寝転んでいるメンバーなどそれぞれ面白くて、見ていてヒヤヒヤもしたけれど、見たことない角度からメンバーを見れたことが楽しく面白かった。


・僕らの季節

 僕らの季節が最後なんだ〜!とびっくりした。公演1日目に「凍える冬よりも先に会いに行くよ」を聴いて会場を出たらびっくりするほど寒くて、ああJO1の季節がきたなぁとニコニコした。初日ラスサビ豆鶴が顔見合わせてふわ〜って笑いながらユニゾンパート歌っていたの良すぎたのでここに残しておきます。OTDから2年も経つんだね、あっという間だ。


・無限大

 ダブアンであの曲いっちゃいますか!と始まった無限大。もうすぐ結成4周年。ここまで来るとこんな肩の力を抜いた最高に楽しいデビュー曲が聴けるのね!とデカ笑顔になった。間奏のフリーダンスももっと見たいよ!になったし、チン!の音でお遊びに走るところと、その後の「俺ら今めちゃくちゃ楽しいです」って顔に書いてあるような笑顔がたまらなくよかった。みんなで歌いましょ〜!って言われたけどいつか本当にお客とJO1全員で無限大を大合唱したいなんて思ったりしたね。


その他も、

・YOLO-konde
センステで外周しながら歌うヨロコンデ、悪童たちみたいでめっちゃよかった。今度はフルで聞きたい!

・こーみーこーみー
DOMINOも飛べるからもいつかちゃんとセトリ入りしますように!

・ペンライト
元々、JO1のライブってペンライト演出気合入っていていいなぁと思っていたけど、京セラは別格だった。スタンド席に浮かび上がる文字も綺麗だったし、アンコール時の動くJO1の文字も見ていてすげぇ〜になった(シンプル感想)。


もしかして追加演出のこと全部喋った?そんなつもりなかったのに…


キラキラメンカラマイク🎤
カッコイイとか素敵とか色々超えて羨ましくなった



●言葉の贈り物

 この2日間でメンバーから発される言葉にハッとする瞬間が多かったから、一部抜粋して掘り下げてみることにする。


・” 京セラ ” という ” 憧れのステージ ”

「(京セラでライブを見て)このステージに絶対立つぞ」
「皆さん、今僕は夢を叶えた瞬間です」

 初のドーム公演、個人的には約4年でドームって早いなぁと感じていた。でも、いつか推しには立って欲しいステージだったし、それはメンバーも思っていたことだった。ペンライトの光でいっぱいになった会場を見つめながらこう話すメンバーを見ながら、無事この日を11人全員で迎えられたことを心から嬉しく思った。
私も以前『ここに立つぞ』と夢の場所を追いかけ叶えた時期があった。もちろん規模もそこまでの道のりも彼らと比べればどうってことないかもしれないけれど、夢に向かって走っている時間も、叶った瞬間も、我ながらどれも輝いていたなぁと今振り返ってもよく思う。
 私はアイドルを見ていてよく「眩しい」という言葉を使う癖がある。実際に発光しているわけではないのに、本当に目を瞑りたくなるほど眩しく輝いていて、その眩しさって夢に向かっている途中の苦悩や、見えていないときの努力の少し暗い部分があるからだと思っていて。憧れの京セラに立つメンバーたちは、どの瞬間も眩しくて、11個の光のように思えた。


・挑戦

「挑戦しない人生は絶対に嫌」
「11人いろんな思いを込めてここに立っています」

 しおんのこの言葉がバチーンと胸に響いたし、何日か経った今でもこの言葉を話すしおんの顔や声色、うるっとした目が忘れられない。きっとずっと覚えているんだろうな。
 何も考えずに呑気に生きてる私には、JO1から発される夢やこうしたい!という言葉って、キラキラしていてカッコ良すぎると感じる。あまり誰かに言われて生き方を変えようとか、考え方が変わるな〜なんてことは少ない方だが、JO1の言葉はなぜか毎度響いてしまう。成功ばかりではないけれど、何でも挑戦してきた彼らだからこそ伝わる想いなのかな、なんて思ったり。
 夢って何歳からでも見れるなと思えたし、どんな小さなことでも失敗してもいいから挑戦しようと思わされた。


・さらに上のステージへ

「まだまだ目指す場所は沢山あります」
「もっともっといろんな景色をJAMの皆さんと一緒に見に行きたい」
「東京ドームも、名古屋ドームもね、行きましょう」
「もっといこう、俺らならできる」

 全体的にもっと涙涙みたいなメントになると思っていたから、いい意味で思っていたよりもさっぱりしていて、京セラはあくまで通過点なんだなぁと強く思わされた。ここでJO1が終わってしまっても困りますしね。まだまだJO1は大きくなるんだと確信させられた時間だった。映画『未完成』を見た時も感じたがJO1にとって ” Go to the TOP ” のTOPって無限にあるんだなぁと感じた。たまに駆け足に感じることもあるけれど、日々着々とまだまだ私たちの予想しないようなTOPに登っている途中なんだなぁと。そんなみんなに置いてかれないように、見守っていきたい。


・これからも

「これからもお互い支え合って、大切な存在でいましょう」
「これからもずっと面倒見ててください」
「いつまでたってもJO1の豆原一成なので」

 アイドルから言われる『これからも』ほど嬉しい言葉ってない。1秒でも長くステージに立っていて欲しいし、私はいつまでもこの11人のファンをしていたいと思うので。
 また、どこにいてもファンの名前を出す彼らが愛おしいと共に、一緒に進んでいこうという気持ちが強いんだなぁと感じさせられた。公演後連番した友達と「JO1とJAMってなんかお互いに矢印が向き合ってる感じがするからいいよね」と話した(JO1→←JAM)(こういうこと)。アリーナのブロックが【JAMがすき】になっていたり、なんだか少し照れてしまうぐらい、愛をもらっている実感が感じられるアイドルってすごいことだと思う。想いが一方通行にならないこの空気感だったり、こういう関係が1分1秒も長く続きますように。


11人が1秒でも長く、ステージに立ち続けられますように



●おわりに

 以前別グループのライブでドームに入った時「あぁドームのライブは、推しに一度は経験して欲しいものだな」と思った。客席から見た沢山のペンライトで埋め尽くされた会場はほんっとうに綺麗で、ステージから見たらもっと凄いんだろうなとか、色んなことを考えた。


京セラはメンバー達の目にどう写っただろうか。
それぞれの想いを胸に立つ京セラはどうだったか。


 私にはわかりきれないほどの気持ちがあるだろうけれど、見せてくれたパフォーマンスはどこかいつもより気合入っていたり、ファンに振りまく笑顔は今めっちゃ楽しいです!って顔に書いてあるように思えた。
 これから進む先でみんなはどんな顔をするんだろう、未来がさらに楽しみになった2日間だった。

 ライブの感想は以上!いいツアーでした、本当に楽しかった。











この先は私が少し残念に感じた話なので線引いとく。
読むのがあんまりな方はページはそっと閉じてくださいね。

いちばん気になったのは声出しについて
メンバーの「〇〇ですか〜?」みたいな声かけに対して微妙に小さく、二度聞させてしまうことが何度かあった割に、コメント中だろうがメンバーが自席の近くまで来るとキャーキャー言ってさっきより今の方が声出てない?みたいなことが多々あった。みんな歌って〜!みたいな時とかもそうだったなぁとか。少なくともコメント中は遮ってしまうような声掛けはやめなよ…とかも思ったし。
確かに推しにファンサを貰えたら嬉しいけれど、程度やタイミングは考えようね…とは思ってしまうなぁと。ライブを見にきているってよりも、推しに見つけにもらいに・推しからのファンサを貰いにきてるように思えてしまうなぁと。推しと私の二人の空間ではなくメンバーと会場にいるみんなの空間なのでね。みんなで作るライブだと思うので…
どうしてもトロッコや気球でメンバーがあっちこっちに散らばっていてそれを見るのに大変な時に「歌ってー!」や「一緒に!」と言われても難しいところもあるので、今後どうしていくのが正解か私にはわからないけれど、大好きなJO1のライブがよりよく最高なライブになるといいなと思いました!
スローガンサプライズもいつか成功するといいね!

これは ただの ひとりごと

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