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5年の眠りから目覚めたフィルム写真と眼の手術の話

彼岸花の続きをUPしようと思ったのですが、新しいカメラをお迎えする直前に下書きに入れていたものがあったので、先にUPしてみます。

Xpro1が壊れて使えなかった間、フィルムカメラを引っ張り出してみたりもしたのですが、なんと、フィルムが中に入りっ放しになっているものがいくつもあり😰

これは、ちょっと長崎市内まで行って現像をしてもらいたい、もう色も出ないかもしれないけど、それでも現像してもらいたいと、このnoteの更新よりももっともっとご無沙汰していた長崎市内に、やっと出掛けることが出来ました😥
いまや、数少ない、その場で、ブローニーのフィルム現像もしてくれるカメラ屋さんと、数年振りの馴染みのお店にも2軒ほど立ち寄ることが出来て、色々とリニューアルしていた様子にも驚きましたが、お元気で試行錯誤で頑張っている姿を見て、色々と、思うところがありました。
それについてはまたおいおいに。。

フィルムの現像をお願いしたときに、カメラは何ですか?と聞かれ、ハッセルブラッドの500CMと伝えると、とても驚かれました。

どうやら500CMは今国内では相当貴重なカメラになっているようです。
数年前?に中国人に買い漁られたということを言っていました。
けれど、フィルムそのものがもう本当に数がなく、カメラ屋さんでさえ、注文しても勝手にキャンセルされて入ってこないと。
ネット上にはあることはあるものの、物凄い金額。フィルムで撮るということは、フィルム代にプラス現像代、データ化、もしくはプリント代も更にかかるということ。1カットいくらになるんだ、という話で、あまりに高すぎて、シャッターを切る手が震えて切れないじゃないってカメラ屋さんと冗談半分、本気半分で話していたぐらい。
ということは、今家に眠っているフィルムは本当に貴重なものということになります。
どのくらいあるんですか?と聞かれたのですが、そのときはちゃんと数えられていなくて、今改めて数えてみたら20本ありました。
そのうち、ブローニーが14本、35mmが6本です。
冷蔵庫には入れてありますが、期限切れてから相当経つので、色もきちんとは出ないと思われます。
使ってみたい気持ちはあるものの、相当貴重であることには間違いなく、ここで使わずいつ使うんだって思いながらも、なかなか踏み切れずにいるうちに、結局新しいカメラをお迎えしたので、またずっと眠ったままになるかもしれません。
そもそもフィルムカメラを前のように使いこなせるのだろうかという疑問も😥

ハッセルで撮ったまま眠っていたのは2019年11月に撮影した御船山楽園の紅葉でした。それ以降、約5年近く、全くカメラを持ち出していなかったということになります。
カメラの中に入りっ放しだったので、色の経年劣化も見られますが、データをスキャンして頂いたので、載せておきます。


水面への映り込みが綺麗な御船山楽園の定番撮影スポット



樹齢170年の大紅葉がちょうど見頃でとても綺麗でした。
これはかなり好みの色合いが残っています。




このあたりの紅葉はもっと赤が綺麗だったと思われます。








12枚中撮影されていたのは11枚。
同じカットを2枚ぐらい撮っていたものもありましたが、掲載した7カット分は、撮影した当時の狙い通りに撮れていたものと思われます。

当時、たまたま撮影でお会いしたカメラマンの方に、ハッセルで風景写真を撮る女性に初めて会ったと言われたことも思い出しました。

カメラ屋さんには、何でハッセルを買おうと思ったの?と聞かれましたが、当時の写真ブログでハッセル使いの素敵な写真を撮る方が結構多くて、それに憧れた、というのが大きいです。
他にも何か持ってますか?とも聞かれたので、持っているカメラを答えると、CONTAX-RTSはまだ国内で修理を出来る方が長野にいて、うちでも修理を預かれると長崎市内のカメラ屋さんが仰るので、何かあればお願いしたいと思いますが、そもそもの35mmフィルムがもうあと6本しかないので、持ち出す機会があるのかどうか。
RTSはシャッター幕に不具合が出るものが多く、うちのも2回それで修理していて予備にと1台買っているので、2台あります。
RTSにもなんとフィルムが入ったままになっていましたが、まだそれは現像に出していません。
なんだかんだでフィルムカメラがハッセル含めて10台、プラスもう使えないミノルタのα7もあり、その頃は、それだけフィルムカメラを買う余裕もあったんだなぁと(;^_^A
今じゃ壊れたカメラを買い替える余裕もないというのに(-_-;)


それでも、フィルムがまだまだ作られて、もう少し安く手に入れば、フィルムで撮りたいと思う自分がいます。
そういう方は、他にももっといるのではないかな、と思うのですが、どうでしょうか。

修理して長く使い続けられるフィルムカメラより、一定期間で買い替えを余儀なくされるデジタルカメラの方が、メーカーにとっては、新しいカメラが売れるし、確かに都合がいいのでしょう。
もちろん、撮る側にとっても、デジタルの手軽さは代えがたいものがありますが、一方で、もう少し手が出しやすいフィルムカメラという選択肢も、長く使い続けられる、一生モノのフィルムカメラという選択肢も、残しておいて欲しいと強く思うこの頃です。

このときは、一本しかフィルムを現像に出していなかったのですが、その後、他のフィルムカメラからもフィルムが出てきたので、また現像に出してこようと思います。

長崎市内は、新幹線が開業になってから行っていなくて、駅前が大きく変わっていました。古いビルの中にあった老舗のお店も、建物が新しくなりマンションになってなくなっていたり、そんな中で、老舗のいくつかの行きつけのお店は変らずにあってホッとしたり。
長崎スタジアムも開業して、またどんどん変わっていくのでしょうが、老舗がなくなっていくのを見るとちょっと寂しいなぁと思ってしまいます。

新しいカメラが来たので、また次回訪れたときに、写真を撮ってきます。


そして、私自身は、3月から一日4~5時間、週4日ほどのパートを始め、写真を撮りにわざわざ出掛ける、ということもあまりしていなかったのは、カメラが壊れただけではなく、1999年製の愛車が昨年末からあちこち壊れて動かなくなったり、この1ヶ月は、右目に不具合が出ての眼科通いが続いていました。これが、眼底検査をすると眩しくて見えにくくて車の運転が出来ない状態が半日続く、ということで一日潰れてしまうということもあり、なかなか時間が思うように取れないのもありました。バス停でバスの時刻表を確認しても全く見えないという状態でした。

でも、眼は、網膜が少し破れている、網膜裂孔という状態でしたが、レーザーでその周りを固める手術をして、網膜剥離になるのを抑えるという手術をすぐにしてもらったので、今のところ、他には破れはなく、あとは3か月後に検査にきてとの事で、とりあえず眼科通いは一旦終了しています。

それでも、いまだに酷い飛蚊症と光視症という光源がないにも関わらず眼の中に光がピカピカするという現象は続いていてとても不快です。

実は、相方共々、同じ時期に同じ右目の症状で悩まされ、そろって眼科を受診したのですが、相方の網膜は無事で、破れていたのは自分だけでした。

目の中には硝子体というゼリー状の袋に覆われたものが入っているのですが、この硝子体がある時を境に縮んでくるそうなんです。そのタイミングが、不思議なことに、結構重なる時があるとのこと。

満月の夜は、お産が増える、と言いますが、どうやらそれと同じく、いわゆる硝子体も水物なので、同じ症状で来院される方が増えるタイミングがあると眼科の医師が言われていました。夫婦揃って一緒に来院されて、共に網膜が破れていた、ということも、過去に一度だけ経験しました、と。
同じ症状があっても、網膜が破れる人もいれば、破れない人もいるので、そのご夫婦はたまたま共に破れてしまった、ということなんでしょうが、処置が遅れて網膜剥離までいくと、大掛かりな手術が必要になってきますので、目に気になる症状があったときは、早めの受診をお勧めします。

ちなみに、受診のきっかけとなった症状は、私は飛蚊症が突然出てきたことと、光視症が飛蚊症とほぼ共に同時に現れたこと。
相方の方は、蜘蛛のような大きな飛蚊症が出たことでした。

硝子体が縮むというのは、誰にでもあり、それ自体病気ではなく、異常ではないそうですが、縮んでいくときに、網膜とくっついているところを引っ張って、時にその網膜が破れてしまうことがあるそうなんです。そのまま放置すると、破れたところから網膜の外側へ水が回り込んで、網膜が剥離してしまい、そうなるとやっかいです。

私の場合は、破れたときに網膜の小さな血管を傷つけて、それが、飛蚊症となって現れた、ということのようでした。

光視症も網膜が引っ張られたときの刺激が原因であって、それがあるからといって必ずしも網膜が破れているということではないそうですが、眼底検査をしないことには、網膜に異常があるかどうかの判断は出来ない、症状だけではわかないので、眼科へ行って検査をしてもらうのが正解です。

相方の飛蚊症は、硝子体が縮んでいくときに、中のゼリー状の物質が飛ぶので、それが飛蚊症の症状となって表れている、ということのようですが、大きくてとにかく邪魔で気になるようで、でもそれは放置されるんですよね。
手術で取る方法もあるようですが、保険適用外でお金もかかる上に、結構難しい手術らしく、網膜を傷つけてしまうこともあるようです。

網膜剥離を抑える為のレーザー手術は、私が行った眼科は、その場でやってくれて、5分ぐらいの処置で済みました。3割負担で3万ちょっとかかりましたが、医療保険の手術適用だったので後日保険で賄えました。以降、もし、また別の個所の網膜が破れてレーザーが必要となっても、費用はかからないので、お金の心配はせずに、また飛蚊症が増えたり気になることがあれば、いつでもすぐに来て下さい、と言われ、一度飛蚊症がまた増えた気がして、臨時で診ていただきました。
他の個所が破れていたら嫌だなぁと思ったのだけれど、新たな破れはなく、恐らく敗れた網膜の周りは固めてあるけれど、小さく破けたところはそのままの状態なので、そこにある血管からまた少し出血があったのかもしれない。今は新たな出血は見られないし、網膜は綺麗なので、大丈夫とのことでその後一度だけ経過観察に行きましたが、問題なしとのことで次は3か月後になっています。

眼も確実に年を取っていますね😰

彼岸花の写真の続きをUPする前に、下書きに入れていたこちらの記事をあげてみました。

また次回、彼岸花の写真をご紹介します。









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