2021 さくら Vol2
Vol1のジンダイアケボノ桜撮影から3日後の3月22日、佐賀県伊万里市の寺院にある枝垂れ桜を見に出かけてきました。
今年は、桜に始まる春の花たちの開花が驚く程早くて、見るのが追い付いていけないぐらいなのですが、この枝垂れ桜もそうでした。
この辺りは、武雄から有田へ抜ける通りが近くを走っていて、その通りはよく通っているのですが、そこからちょっと入ったところに、こんな枝垂れ桜の咲く寺院があることには、全く気付いていませんでした。案内板もなにもなく、ただ、通りから一本入って、くねくねと進んでいった最後の曲がり方のところに小さく「実相院」という看板があるだけで、ナビを頼らないとたどり着けない場所にありました。(大通りから入っていく曲がり方がまずどこかわからない、というね(^-^;)写真を撮られる方は、皆さん、本当に色々なところをよく知っているなと感心します。フォローしている方のインスタで知りました。
通りから一本入ると、とても長閑な春に満ち溢れた小さな集落があり、そこを通り抜けたその先に、このお寺がありました。集落の至る所に、桜と菜の花と、春の小さな野草たちがいっぱい。
車だと、あっという間にその集落を通り過ぎて、お寺の中へ。入口の駐車場のところの桜も満開で出迎えてくれました。
そして、奥に、一本の見事な枝垂れ桜。
これだけの大きさでありながら、支えもなにもない、見事な樹勢の枝垂れ桜でした。
ただ、この大きさの桜としては、花の付き方が、イマイチのような気もします。これで、ほぼ満開の状態でした。
今年の桜は、葉の展開がとても早く、花付きが悪く、残念な状態のところが多かったように見受けられました。それは、恐らく、昨年秋に、長崎県内の桜が一斉に狂い咲きした影響が大きかったような気がします。(ここは佐賀ですが、佐賀辺りも同じような状況だったのかもしれません)
狂い咲きも、少しぐらいなら春にはあまり影響なかったかもですが、少しどころではなく、木によっては、半分ぐらい咲いていたものもありました(そういった木の桜の花は、特に春は花付きが悪かったように感じました。)毎年楽しみに出かけている、別の場所の枝垂れ桜の群生地は、それがもっと顕著に現れていました。とても写真に撮れるような状態ではなかったのですが、その中でも、少し撮れたものがあるので、また後でご紹介します。
この日は、この実相院の他にも、佐賀県武雄市内の桜を何か所か廻りました。
Vol3に続きます。
この記事が参加している募集
読んで頂いてありがとうございます。ご縁に感謝します。頂いたサポートは、フィルム写真を今後も撮り続けていく活力や、美味しくて身体にも良い食を広めていく活動に使わせて頂きます。