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2月の諫早・牟田商店のカキ焼きは外せない

気が付けば、あっという間に河津桜はどこも見頃を過ぎ、あれから12年、という今日のタイミングで、このタイミングを逸したこの記事をアップするのはどうなのよ?と思いつつ(-_-;)
下書きに入れてあったので、取り急ぎ、アップしてしまいます。

12月から3月は相方の仕事の超がつくぐらいの過酷な繁忙期。
年々、この時期のキツさが身体に堪えるようになってきているのは間違いなく・・・特に2月、3月が本当に辛いときなのですが、どうしても牡蠣を食べに諫早まで行きたいと相方。九十九島牡蠣ではダメなの?と聞くも、諫早の牡蠣がいい、死ぬ気で行く!とまで言う相方に、そんなにいうなら・・・と、諫早の牡蠣が一番美味しい2月の真ん中に、相方は週一しかない貴重な休みを使い、2週連続で行ってきました!
しかも、いつも食べに行くのは、諫早でも小長井にある牟田商店と決まっていて、他でも食べたことはあるのですが、ここのが一番美味しいと、お昼時に行ったら激混みでかなり待たないとなので、早く行って、早く帰ってきて午後ゆっくり、という作戦。とはいえ、朝7時半前には起き、しんどいなぁやっぱりやめようかな~と挫折しそうな気持をやっと奮い立たせて、ホントに気力を振り絞っての出発。

でも、いざ、牟田商店へついてみると、この景色を見て、深呼吸するだけで、スーッとストレスが抜けていって、あぁ、来てよかった、と、牡蠣を食べる前からそう言っている相方です。

牟田商店前の海。
開店待ちの間、名前と電話番号を書いて、海を眺めながら、近くをウロウロしていました。






10時半前にお店へついて、順番待ちのリストに名前と電話番号を記入し、こんな景色を眺めながら、呼ばれるのを待ちます。
開店は11時ですが、この時期の週末は、早めに開けて案内してくれるので、実際待っていた時間は、15分もないぐらい。

2月の牡蠣が一番美味しくてお勧めです!今ですよ!
覚えておいてくださいね、とレジ前に書かれていましたが、本当にこの時期の牡蠣は、肉厚で大きくて一番美味しいと思います!

早めに入れてくれるのも有難いですし、HPに載っている牡蠣の写真の大きさと変わらない大きな牡蠣が出てくるのも当初からこの牟田商店を気に入っている理由です。
カキ釜飯も出来立てを提供してくれますし、余計な物が入っていなくて、漬物も自家製で美味しいのです。
焼代に500円払っても、お勧めです!

カキは、1カゴ1キロ入りなのですが、だいたい8個から多くても10個ぐらいでした。2回目に行ったときは、一番大きそうなカゴを選んで取ったら(自分で選んで席まで持っていくスタイル)1カゴ1キロに8個、3キロ頂いたので、2人で24個、一人12個でした。
九十九島の牡蠣なら1キロで、これは大きいなって時でも12個か、通常は18個~20個ぐらいは入っていたりするので、この時期の牟田商店の牡蠣がいかに大きいかです。


この肉厚ぶり。





2回目、一番大きくて肉厚だった牡蠣。




ひたすら牡蠣を食しました。

とここで牡蠣の栄養価について、ちょっとおさらい&覚書。

牡蠣は低カロリー(1個当たり、12キロカロリーとか)で栄養価も高く、
特に特徴的なのがタウリンです。
肝臓の働きを活発にし、コレステロールの吸収を抑え血圧を正常に保つ等、健康維持のために重要な役割を果たしていて、確かに牡蠣を食べた後は元気が出ると言って、冬の繁忙期は、毎週末牡蠣を食して乗り切っていたことを思い出しました。

また、体内のたんぱく質の合成や酵素、ホルモンの分泌に必要不可欠といわれているミネラル「亜鉛」の含有量が魚介類の中でもトップクラスです。
これが不足すると、味覚障害や、皮膚・髪のトラブル、免疫力の低下につながると言われています。

それから、赤血球をつくり全身に酸素を運ぶ役割を担う鉄分も多く含みます。貧血予防や疲労回復に欠かせない成分です。

また、ビタミンB群も多く含まれています。
中でもビタミンB12には、血液をつくる、神経機能を正常に保つなどの重要な働きがあります。

但し、自宅で牡蠣を食べるときは、水溶性のタウリンやビタミンB群の損失を防ぐ為、煮汁も一緒に食べられる鍋やスープ、牡蠣フライなどの揚げ物がお勧めです。
先週末は、煮汁も一緒にカキグラタンにしました。

そして、牡蠣を頂く際の注意点としては、やはり、食あたり、でしょうか。
多くのあたる原因は、牡蠣の場合は、ノロウィルスが多いそうです。
九十九島の牡蠣は、海水からノロウィルスを取り込んでしまった牡蠣からの排出を促す為、数日汚染されていない塩水に付けてから出荷したりしているので、生食可になっているものも多いです。(中には、よく加熱してから食べてください、と注意書きされているものもありますが。)

牟田商店の牡蠣は、といえば、十分に加熱を、と注意書きがあったのを見た記憶があります。
体調がすぐれないときは、控えた方が安心かもしれません。

また、牡蠣を食べる時は、鉄分や亜鉛等の吸収率をアップさせるビタミンCやクエン酸が含まれる柑橘類を絞って頂くのがいいです。
牟田商店でも、カットレモンを頼めます。

牡蠣以外で頼んだのは、車エビ。時価です。
2回とも、一尾700円でした。

牡蠣と車海老と、牡蠣釜飯と・・・牡蠣を堪能しました。


そして、牟田商店から見えますが、有明海では海苔の養殖が盛んです。


オレンジ街道から見下ろしても、海苔養殖用の筏がたくさん見えますし、海苔を売っているところも多いのですが、我が家は、鹿児島の出水産の海苔を取り寄せています。

出水市の海苔養殖場では湾全体で酸処理を行わず、海苔の養殖を本格的に始めた昭和25年以来ずっと、昔ながらの「支柱式、干出」という製法で、手間をかけ海を守りながら 、養殖をしているからです。

買物は投票なので、そういったところを応援したいと思うから、少々値がはっても、出水産の海苔を購入しています。

有明海の海苔でも、酸処理していないものはたまにあったりするのですが、海はつながっているからねぇとよく言われているように、有明海全体で使ってしまっていると、そこだけで酸処理していなくても・・・というのが気になってしまって・・・

牡蠣焼きを堪能した後は、牡蠣焼きロード沿いに、長崎県から佐賀県に入り、太良の道の駅へ。(牟田商店のある小長井は、ギリギリ長崎県なのです。)
牡蠣小屋も多く、日曜日のお昼時とあって、どこも車いっぱいです。
私達は、12時には食べ終わって店を後にしました。




道の駅太良からの眺め。

お目当ては、ここ以外ではなかなか買えないみかん「クレメンティン」
クレメンティンは、オレンジとみかんを掛け合わせたもので、味はオレンジそのものという感じで甘くて美味しくて、大きさはみかんぐらい、みかんのように皮が剝きやすくて食べやすいのが良いのです。
クレメンティンを作っている農家さんは何人かいらっしゃるようなのですが、私は某方のがお気に入りで、その方のしか買いません。たまたま行ったときに持ってきて品出しされている最中で、人だかりになってました。
多めに買って、私と相方の実家にも送りました。
2回目行ったときにも行ってみたのですが、クレメンティンは終了しました、となっていました。クレメンティン目当てなら、遅くとも2月半ば前に行った方がいいようです。


牟田商店から太良へ向かう途中の線路沿いの菜の花畑での立ち寄りも
忘れずに。


今回は、電車が来るタイミングに立ち寄れずでしたが、随分前に立ち寄ったときにちょうど電車と菜の花を絡めて撮った記憶があり、写真を探してみたのがこちらです。


電車を追いかけて、どこか近くの駅にも立ち寄ったようです。




以下、今年行ったときの分です。






ケタ注意「1.7m」の低いトンネルをくぐるとすぐ目の前が海です。
高さ1.7mのトンネルの写真は、昨年の牡蠣焼き記事を見てみてください。





菜の花いっぱい、撮影も堪能しました。

諫早名物、フルーツバス停も、何度も撮っているのですが、今回はみかんと西瓜です。
近くでよくよく見てみれば、みかんの表面のつぶつぶとした感じとか、西瓜は逆にツルツルと仕上げてあったり、中の色も、西瓜は少しピンクっぽくなっていたり、細部までこだわって仕上げられています。





スイカとみかん


スイカのバス停内から見たみかんのバス停


今回の撮影分ではありませんが、メロンです。




いちごです。

久しぶりに、今回小長井漁協も立ち寄ってみたら、フルーツバス停のクッキーやマステまであって、個人的に、マステは外せずお買い上げ。笑
キーホルダーやマグネットもありました。

以上、諫早・小長井で堪能した牡蠣焼きレポ、終わります。

あ、ちなみに小長井漁協は午前中がお勧めです。
小長井漁協の牡蠣は、安くてたっぷり入ったお徳用からなくなりますのでね。
今回は、剥き身牡蠣の冷凍を買って、自宅で牡蠣グラタンを作りました。小長井漁協の牡蠣も肉厚で大きくて、剥き身であっても、美味しかったです。殻付きを剥く手間が省けますので、忙しいときには助かりますね。

今日、また記事を書ければ、後程UPしてみます。

週末ですが、お仕事の方は、お疲れ様です。
良い週末をお過ごしくださいませ






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*michi*
読んで頂いてありがとうございます。ご縁に感謝します。頂いたサポートは、フィルム写真を今後も撮り続けていく活力や、美味しくて身体にも良い食を広めていく活動に使わせて頂きます。