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彼岸花と、終わりとはじまり

気が付けば10月も1/3を経過。しばらくnoteの更新もせず、写真もあまり撮っていなかったのですが、9月、彼岸花の写真は、撮りに出掛けてきました。

彼岸花は、写真を撮るようになってから、大好きになったお花です。特に夕暮れ時の彼岸花がたまらなく好きなので、今年も陽が傾き始めた頃を狙って撮ってきました。掲載のタイミングをすっかり逃してしまいましたが、文章の後最後に、写真を載せたいと思います。


その前に、最近の出来事と思うことなどをつらつらと。

彼岸花は、名前の通り、ホントに毎年変わらず、彼岸の頃に咲くお花で、今年もやはり彼岸の頃に見事なお花を咲かせてくれました。満開前に台風が来て、だいぶ倒れてしまったのでその後はダメかと思ったのですが、それからまだ残っていた蕾が次々開花して、また見られるようになりました。倒れてダメだったところもあったのですが、見事な復活ぶりでした。

この花の咲く彼岸の頃は、この世とあの世が最も近くなる、とも言われています。また、彼岸の頃を過ぎると、めっきり秋らしくなってくるようにも感じます。境目の頃、ですね。実りの秋、でもありますが、私自身にとって、今年は、そんな境目の年、そして実りの秋、にならなきゃいかんのですけど、どうなんでしょうか・・・(;^_^A

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今年の夏の終わり、移住してきてから取り組んできていたガイドの仕事が終わりました。このご時世の中で、仕事量がガッツリと減り収入も激減、それで背に腹は代えられず始めた仕事がコロワクコールセンターの仕事でしたが、結果的に、コールセンター業務よりも、元々していた仕事の方が先に終わってしまったというとても残念な結果に。
体力的に、年々きつくなってきていたこと、収入的に、もう少し稼ぎたいのだけれど、雇用の条件で仕事量は増やせない、ということもあり、あともう少し収入を得る為に、一時期掛け持ちしていた別の仕事は、このご時世であっという間に終わっていました。
とはいえ、コールセンター業務はいつまで続くかわからないものだし、ガイドの仕事も、あるとき、とあるお客様から、云われました。この仕事、やめたらダメですよ、と。きつくても、続けていなかったら出来なくなりますからと。
本当にそうなんですよね。間が空けば空いただけ、身体がきつくなる、喋れなくなる、声も出なくなる・・・・きつくても、或る程度の間隔で続けていれば、体力も維持出来る。なので、やっぱり、運行がある限りは、そんなに日数は出られなくても、出来る限り続けていこう、そう思っていました。が、私の身体よりも、運営そのものがもたなかった、というね。
そして迎えた最終日。皆で打ち上げを終え、淋しいなぁという余韻の中で眠りにつき、翌朝見た夢は、下の歯がごっそり抜ける夢でした。
歯が抜ける夢、というのは、大切な物を失う、人生の土台とするものを失う、あるいは失うかもしれない、という不安のある時に、見るそうなのですが、過去の経験上、歯が抜ける夢を見る時というのは、大切な人や物、あるいは場所を失う時でした。
今回、その夢を見たことで、やっと気づきました。その仕事の存在は、自分にとってとてもとても大切だったんだと。改めて大きな喪失感に包まれていると、たまたまネットで目に留まった記事がありました。

それは、数秘術の記事です。元々、あまり占いは気にしないのですが、移住に取り組んでいたとき、この数秘術だけは気にかけていました。そして、移住が決まった年が、自分にとってのイヤーナンバー1、つまりは、始まりの年、スタートの年だったんです。それから8年、最近ではめっきり忘れていたこの数秘術なんですが、今年がイヤーナンバー9、つまりは、終わり、区切りの年だ、ということに気づいたんです。

また新たな目標に向けて、新しい方向を見据え、今までのことを手放し、開放していく年、ということですね。イヤーナンバーは自分の誕生日がスタートになりますので、新しい1の年の始まりは、私にとっては、来年の5月から、それまでは9の年です。9の年のうちに、これからの方向性を見定め、やりたいこと、取り組むべきことを、明確にしていく必要があります。

そんな視点で考えていく中で、ふと見えてきたこと、というより、かねてから取り組みたいと思いながら、忘れかけていたことがありました。
それを気付かさせてくれたのは、ある”人”でした。ある人との会話の中で、気付かされたんですよね。

何かに迷うとき、ある方向に導いてくれるのは、結局は、”人”だったりします。ふとした出会い、ちょっとした会話からの言葉だったり、ほんとにふとしたことだったりするのですが、それに自分が気付けるかどうかも、とても大切なことだと思っています。そして、それは、ネットの中ではなく、リアルに、実際に会って、話をし、交流が生まれる中で、得られることが自分の場合は多いかなと思っています。

9月、前の記事でも少し触れた西瓜糖作りのワークショップに参加してきました。そんな西瓜糖作りに関連するある方とのお話の中で、やりたかったこと、取り組みたかったこと、が見えてきたこともあり、次回は、その西瓜糖作りについて書いてみます。

昔から腎臓の薬と言われているそうなんですが、なんで、それを作ろうと思ったか、腎臓の薬ってどういうこと?といったことも書いてみたいと思います。

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毎年、このアングルから撮ってしまう彼岸花。ちょうど真ん中に、キアゲハもいます。

個人的には、彼岸花はやはり、稲穂と絡めて撮るのが情緒があり、日本の原風景といった感じで好きなのですが、国見の山を見上げるように、彼岸花がそれに負けじと上に向かって咲いているこのアングルも大好きなのです。

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この日は台風前でしたが、かなり風もあり、雲の流れが速くて、そんな雲をバックに撮るのがまた楽しくて夢中になってました。

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出掛けたときは、まだまだ蕾が多かったです。

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マクロでも寄りたくなり・・・

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蕾がかわいい

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炭山の棚田と彼岸花 今年はまだちょっと早めだったので、お花が少なくて昨年の記事もよかったらこちらからどうぞ

と書いて、昨年の記事を見返していたのですが、見つかりません(-_-;)

えーどういうこと、確かに記事があったのを見たのに、と自分のページに入ってみたら、なんと、下書きのままで公開になっていませんでした(大汗)

なんでだろう、ちゃんと文章も完結しているのに、何かが気に喰わなかったのか、謎。なので、今更だけど公開に変更しておきました(笑)


今年の分、続きです。

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更に炭山の棚田よりも上にある、岳の棚田と彼岸花

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↑と↓ 全く同じ場所で撮ってますが、アングルを変えるだけで、印象が全然変わりますね。

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それと以下は、糸島からの帰り道、唐津で出会った彼岸花と棚田です。

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収穫の頃を迎えた稲穂をバックに。ちょうど夕陽の時間帯になり、彼岸花の赤が柔らかく輝きを増していて、大好きな雰囲気で撮れました。

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相方の、夏の繁忙期が終わり、真っ先に出掛けたのが糸島でした。糸島、好きね~と周りから言われるぐらい、今年はよく行きました。多分、年内あと1回は行くのじゃないかな。いや、2回かな((´∀`))

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最後までご覧頂き、ありがとうございました。

次回は、西瓜糖について書きます。


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*michi*
読んで頂いてありがとうございます。ご縁に感謝します。頂いたサポートは、フィルム写真を今後も撮り続けていく活力や、美味しくて身体にも良い食を広めていく活動に使わせて頂きます。