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Travis Japanの沼落ちブログっぽい何か


2020年11月22日。如恵留さんの26歳のお誕生日。26歳おめでとう!今年は黒髪だね〜超似合うよ!

そして私がTravis Japanを初めて見た日からなんやかんやで1年が経った。


一応前置きとして… 私はむかしむかし二宮担をしていて、それからしばらくJを離れてデビュー直後のキンプリちゃんを知り、なんやかんやで岸担になった。掛け持ちです。

こんなJビギナー(さっきからJ呼びやめろー!)だけど幸か不幸か、周囲にジャニオタが多すぎる。蓋を開けてみたら大学の友人の3分の1くらいはジャニオタだった。この村でJに逆らったら殺されるレベル。超楽しい。そのせいで、私のジャニオタ度数はぐんぐん上昇の一途を辿ったのであった。


時を戻そう。

如恵留担の友人が奇跡的に当てた、大事なお誕生日公演のチケット。1枚のつもりが間違えて2枚取れちゃったから同行者が決まってないって聞いて、去年現場デビューしていろんな現場に興味津々の赤ちゃんだった私は軽い気持ちで「じゃあ3番目くらいの候補に入れといて〜!」って言った。

いや、いくらなんでもフッ軽すぎる。会場、京都やぞ?(福岡在住)


そのときの私の中では、Travis Japanってダンスがすごく上手で、岸くんたちとなかよぴな宮近くんと、私と同い年のメンバーがいて、友人の自担の如恵留さんがいるグループで〜…うーん、まあ好きだろうな…みたいな、そんなイメージだった。でも当時の私は松倉くんから岸くんみを感じていたのでめちゃくちゃ気になっていた、というか実際に見たら好きになるかもしれないと怯えていた。しかしまあ、その程度… いや、薄〜〜〜〜〜…… よくこんなんで京都行くって言うたな……


だから、「ミチちゃんと行くことにする!」って友人が行ったとき、正直ちょっと迷った。

いや自分で行きたいって言ったんだけど、「この舞台って行きたくてもチケ取れなかった人、普通にいるやつじゃないか…?それなのにこんな軽いノリのやつが行っていいのかな?刺されない?大丈夫?」って。

でもせっかく一緒に行くって決めてくれたんだし行こうって思った。そもそもこういう気持ちが40%くらいはありつつも残りの60%はかの有名なTravis Japanのダンスを生で観られることが単純にめちゃくちゃ楽しみだった。あと普通に京都に行きたかった…京都20%くらいで…120%みたいな…変な感じのやつで…



当日、南座の前で開場を待つトラジャ担の中に紛れて借り物のアクスタと南座の写真を撮る私は、余所者の気分だった。てか紛うことなき余所者。

一丁前にネタバレを避けていったせいでTalk it! Make it!をみんなで踊ることも知らなくて、てかそもそも鈍臭い私は、全然踊れなかった。フー!すらも無理。目の前で一緒に踊ってくれてるトラジャのみんなにもめっちゃ申し訳なかった、まじごめん。後にも先にもフー!があんなにできなかったの、私くらいだと思う。まじで超ダサかった。ダサすぎて後列の人に刺されないかヒヤヒヤした。

でもさ〜〜〜!アクスタ持ってないしトキメキ全然踊れないけどさ〜〜〜!ほんっっっっとに楽しかった!ていうか圧倒されたの、Travis Japanがつくるステージのエンターテイメント性の高さに。

うっわ、こんな人たちのこと今まで見逃してたのか!恥ずかし!って思った。めちゃくちゃ節穴やん!て。こんなエンターテイメントを届けられる人たちのこと応援しないで何がオタクなん?そんなんジャニオタやってる意味ないやん!?ってわりと大真面目に思った。

それくらいTravis Japanのステージは、なんていうかもう衝撃的だった。


ストーリーがどうとか振り付けがどうとか歌割りがどうとか顔がどうとか…そういうのは脳みそが終わってるからほんっとうに記憶も朧げだし語れるほど何もわからないんだけど、(松倉くんのすすり泣きの演技がバカうまかったことだけは記憶にある)


なんかーーーーー!!!!この人たちーーーーーー!!!!めちゃくちゃすげーーーー!!!!!って思った。


説得力は全くないけど、全然ファンじゃない人間にいきなりこのなんかすげー!って感情を湧かせるのって、めちゃくちゃめちゃくちゃ凄くないか?????って思うわけね。


事前にYouTubeはだいたい見て臨んだけど新しい情報は全然覚えられなくて、ほぼ予備知識なしだから特に普段とのギャップで落とした!とかでもないし、舞台だから曲中のファンサで!とかでもない。(しかし席は死ぬほど良かった。死ぬかと思った。ありがとう、友人…)


私がTravis Japanから受けた、ドーーーーーーン!って雷が落ちたみたいな衝撃は、マジで純粋にパフォーマンス由来のものだった。


「えっ…ハ……?人間のダンスってこんなに揃うの!?」

「まってまって歌も歌えんの!?マジ!?歌うま!?」

みたいな初歩的な衝撃(初歩的な衝撃?)に加えて、

「何ーーー!?めちゃくちゃ楽しそうな顔してるやんーーー!なにそれいいな私も混ぜてーーーー!」

「え、この人たち全員、ステージで死んでもいい、ステージで死にたいみたいな顔してる…」(曲解)

「こんなに…こんなにみんなステージの神様に愛されて………こんなに命削って…………何………?幕が下りたら……死んじゃったりする………!!?!?!??!?!?やだ!!!!!!!!!!!まって!!!!!!!!!死なないで!!!!!!!!!!」

みたいな大量の感想が脳内を駆け巡った。


ほんっとにね、いま目の前でTravis Japanが私に見せてくれているこれが、このショーこそが、エンターテイメントだと思った。

上手いだけじゃない、「凄い」ダンス。会場の空気を震わす歌声。このステージを心の底から楽しもうとする表情。

ステージからガンガンパワーとエネルギーが伝わってくる。ありえないくらいの高揚感と、会場中を走り回りたくなる正体不明の衝動が身体を貫いて、これがエンターテイメントじゃないんだったら逆に何がそれなんだ!ってくらい。


もうこのままずっとこの時間が続きますように、って一生懸命願ったけど最後はみんな幕の向こうに消えてって、私は客席に取り残されて。マジで悲しいしすっっっごく寂しい。でもこれがエンターテイメントなんだよな〜って妙に悟った顔して納得したのも覚えてる。


初見のアイドルに対してこんな感情を抱いたのは初めてで、このクソデカ感情をどう処理すればいいのか本当にわからなかったから終演後やっとこさ席から立ってグッズ爆買いしてコンビニで晩ご飯とお酒買ってホテルに戻ってまんまと酔っぱらって、友人が寝ちゃったあと1人でめっちゃ泣いた。マジ嗚咽しちゃった。えっこの女超怖くない?大丈夫そ?

Travis Japanに魂を抜かれ、人混みでもみくちゃにされながら京都を観光し、(超楽しかった!)帰宅した私はぼーーーっとしたままROTを観てまた号泣した。

あのステージの裏側で屋良くんがトラジャに教えてくれたこととかトラジャのみんなが乗り越えた壁を知って、私が感じた「なんかすげー!」って感情って「Travis Japanが本物のエンターテイメントを届けられたことの証明」なんじゃないかって思えて、それがめっちゃ嬉しかった。勝手に。

だって全然知らない人にも伝わるようなパフォーマンスができたってことでしょ?そして、それを私が受け取れたってことでしょ?こんなのめっちゃ嬉しいじゃん…

私がもし異国生まれで日本の言葉がわからなくても、あのステージを観たらたぶん感動して泣いたと思うよ。絶対ハリウッド行こうな。



なんかすげーーーー!って何度考えてもほんとにアホみたいな感想だけど、あの日、Travis Japanが届けたかったものと私が受け取ったものに矛盾は無かったし、だから惹かれたんだと思う。根拠はないけど自信はある!

でももうね〜、この際これが勘違いでもいいんだよね、全然いいの。人生は幸せな勘違いでできてるってこないだ大学の先生も言ってたし(何の話?)、この運命がこじつけでもなんでも、運命だと思ったもん勝ちなんだよ。

あとね、前にもブログで書いたんだけど、Travis Japanを見た私の脳に真っ先に浮かんだのは映画『LA・LA・LAND』の劇中歌「Audition」だった。

この曲で描かれる、表現者が抱く夢のきらめきと儚さ、そして少しの狂気。大好きな映画のこの曲がこんなにも似合うアイドルに出会ったのは初めてで、驚いた。

芸の道で生きることをこんな綱渡りみたいな危ない人生なんて、って笑う人もいるかもしれないし、表現者であり続けるために彼らがいろんな「普通」を尽く諦めなきゃいけなかったことは私でもなんとなく想像がつく。だけど、そう生きないと表現できないものがきっとこの世にはあって、Travis Japanはそれを表現できる人たちなんだと思う。普通にしか生きられない私にとって、Travis Japanは憧れなの。綱渡りは私にはきっとできないから。

二幕で千年メドレーの松倉くんを見て、ステージを支配する力がある人だなって思った。視線泥棒にも程があるよ。松倉くんがセンターに躍り出たあの瞬間、ステージは完全に松倉くんのものだった。突然の圧倒的支配者の登場。もう一瞬何が起こったかわかんなかった。

全然松倉くんのこと知らなかったのに、うわ〜この人本気だ、本気でてっぺんまで登り詰めるつもりじゃ〜ん…って思った。自分の人生絶対手抜かない人だ、ってなんかすごいわかっちゃって、もうたったそれだけで、一瞬で、松倉くんのことがめちゃくちゃ好きになってしまった。

漠然と、たぶん好きになるなら松倉くんだろうな〜って思ってた過去の自分の勘も全然しっかり合ってて泣いた。嘘、わかりやすすぎてめっちゃウケた。

観劇中は歌詞云々はもちろん千年メドレーを千年メドレーとも認識できてなかったけど、(※よいこのみなさんは全然知らないグループの現場に行くときはちゃんと事前に見所を調べてから行きましょう、いろんなものを見逃します) 後々いろいろ調べてみたら、えっ、「世界中が舞台だ」(意訳) って歌ってたの…!?!!?!?!?って衝撃が私を襲った。

うわ〜んやめてやめて!好き!なにこれ!こんなん主演舞台でパフォーマンスするアイドル、好きにならんわけないやん!!無理!!死ぬ!!!って騒ぎ散らかした。

いやマジ、千年メドレーを認識したときほんとに頭おかしくなるかと思ったし、それくらいTravis Japanのマインド、コンセプト…、Travis Japanの土壌にある文化すべてがドンピシャで好きで、むかしララランドを観たあの春の日からずーーーっと、私はこういうのが欲しかったんだ!って、ちょうど空いてたところにピタッとハマるような感覚があった。

Travis Japanが歌手でもダンサーでも俳優でもなくてそのすべてでもある、アイドルという職業なのも、きっとこのちょうど良さの要因だったと思う。


さて、ここまでパフォーマンスにしか言及してこなかったけど、こんなにトラジャを好きになれたのはメンバー同士の関係性がめちゃくちゃ好きなやつだったってのもデカかった。私はメンバー同士が超仲良しじゃなきゃ嫌!ってわけじゃないけど、やっぱりギスギスしてると見てて胃が痛くなるからある程度仲良くあってほしいな〜って思うタイプ。メンバー仲でいちいち気を揉みたくないし…あとは純粋に変な人が好き。

で、トラジャを好きになって、既に見たのも含めてYouTubeの動画全部一気見して気づいた。いや、めっちゃ仲良くない?てか仲良いどころか相関図グチャグチャなタイプでは???と。なんかすごい変な人たちだ… 好き…

しかも動画を最初から見ていったら時間の経過とともに、そしていろんな仕事を一緒に経験する度にどんどん関係性が良くなっていってるのが目に見えてわかる。仲良くなって、痒かったところがどんどん痒くなくなってってる。パフォーマンス以外もこんなに目に見えて成長できるの!?ってびっくりした。不安になる瞬間が一瞬もない。ちゃんとなかよぴで土台がしっかりしてるってわかってるから安心して見れる。とんだ安全地帯だな。礼儀正しく謙虚で切磋琢磨し合える かつ みんな性格が穏やかで平和。Travis Japanのこと、わかればわかるほど好きになっていくのが自分でもわかって楽しかった。

そしてそんな優しい環境のもと、のびのびすくすく育って面白くなっていく松倉くん。まじサイコーすぎてさらに好きになった。こんな人だったの?ってゲラゲラ笑った。おもろすぎる。てかまって…現場では全然気づいてなかったけど顔もちょーかわいい。一生かわいい。何?天使?えっ?顔かわいい…顔…えっ……顔……こんなにかわいい顔してから………えっと……顔が…本当に好きで……顔がまじでかわ(割愛)

まあでもさ、真面目な話ね、ジャニーズJr.を応援するのってやっぱちょっときついな〜って思うこともある。

まだデビューしてないし、未来が約束されてる訳じゃない。いろんなことに一喜一憂したり勝手にネガティブになってなんとなく悲しくなることも、正直たま〜にある。

でもそんなのがTravis Japanのつくるエンターテイメントを受け取ることの代償だとしたら些末すぎる、って今は思う。トラジャのステージには悲しいとか苦しいとかを全部吹き飛ばしてしまう爆発力があるし、もはや歌い踊れば全部チャラみたいなとこがある。なんかモヤモヤしてもTravis Japanがサイコーのパフォーマンスしてたらぜーんぶどうでも良くなっちゃうんだわ。

ていうかあれだよね、こんなやばい人たちをデビュー前に見つけたことがやばいよね。あなたも私も、お目が高すぎ。デビューしてからみんなが騒ぎ出したら絶対ドヤ顔で自慢してやろうな。そしてうちわ、譲ってやるんだ…



でもさ、思うんだけど、私が彼らを応援してるのはきっと純粋に彼らのためだけじゃなくて、応援することでトラジャがもっといろんなステージに立てるかもしれなくて、ただそんな姿を自分が見たいから。自分にリターンがあるから。1年間ファンでいられたのも去年から今までの私が求めてるエンターテイメントをトラジャがくれたからってだけで、それもこれも結局全部自分のため。だから極論、明日にはファン辞めてるかもしれない。えーん…好きでいたいとは思ってるけど、永遠を約束できないファンで本当にごめん。


でもね、本当に本当に、本当に!Travis Japanに出会えて私はすごく嬉しいんだよ。

節穴な目にもしっかり映り込んでくれてありがとう。こんな私でも見つけられるくらい、キラッキラに輝いていてくれてありがとう。何よりも、人生のいろんなタイミングでこの人生になる選択肢を選び続けてくれて本当にありがとう、っていつも思ってる。本当だよ、私嘘つかないから。

きっと彼らはこれまでいろんな可能性をひとつずつ潰しながら、アイドルを選んでくれたんだよなあ、と考えることがある。その選択には私が知らない後悔も葛藤もあるのかもしれないし、知っても全部を理解することはできないかもしれない。超能力者でもないから、きっと力にもなってあげられない。つくづく無力。

でも、何もできないなりに、私はすべてを全肯定していようと思う。なぜならアイドルのTravis Japanが大好きだから。大好きなTravis Japanが大好きな姿のままでいてくれたら嬉しいから。もし彼らが来た道を帰りたくなったら、選択をやり直したくなったら、大丈夫だよ!絶対これで間違ってないよ!って無駄に自信満々なクソ大声で言いたい。こんなの自分のエゴかもしれないけど、それでもいい。だって、時間は巻き戻せないのにTravis Japanの過去や今を否定するのは私がやっていいことじゃないと思うから。私が愛するTravis Japanが間違ってるわけないもんねー!って言うことが私ができる最善の策だと思う。

で、こう思ってる人がたぶんざっと5億人はいるからまじで自信持ってほしいなっていつも思う。みんな君たちのことが大好きなんだから!元気出せよ!夢、諦めんなよ!お前らしく進め!


私はエンターテイナーとしてのTravis Japanを超尊敬してるし、てかほんっとにめちゃくちゃ大好きだし、施されたら施し返す!恩返しだ!(照之やめなー?) って感じだし、できればこれからもWin-Winでフラットな関係でいたいなって思うの。勝手に。

だから感情の舵を自分で取ることを忘れずに、絶対に何にも支配されず、いつも完全に自分の意思だけで好きでいたい。

Travis Japanが好きだっていうこんなにキラキラした自由で楽しい気持ちを、義務感とか変な意地とかプライドとか、ましてや外野の声なんかで他のものにすり替えられてたまるか、って思ってる。"好き"ベースで応援するスタイル、ぜってえ〜〜〜守り抜いてみせる。これが1歳の抱負。がんばるよ。

いつでも最高のエンターテイメントを届けてくれるTravis Japanに、ジャニーズJr.に、夢追い人に、乾杯を。あなたたちに出逢えて、本当によかった。いつもありがとう。大好き!

以上!変な沼落ちブログ(と呼べるのか?)読んでくれてありがとうございました!


おしまい

2020.11.22 ミチ

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