どこにも行けない…いや どこにでも行ける
子どもの頃
一人で遊ぶことが多かった。
田舎の山奥で育ったから近くに同級生の女の子は一人だけでたまに一緒に遊ぶくらい。
家の周りで遊ぶとき
「あーあ、私はどこにも行けない」
って思ってた。
でもある日気づいたこと。
「本があるじゃないか。
本の世界に入って行けばいいんだ。
私はどこにも行けないわけじゃない。
私はどこにでも行ける!」
そう思った。
私は本の世界へと足を踏み入れ
世界のどこへでも
それこそ
過去へも
未来へも
行けるようになった。
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