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感謝と転機

第33号(2021年12月15日)

第32号(2021年12月8日)優しい笑顔の原田さんからバトンを受け取りました笹井美千恵です。

【感謝と転機】

私は、地元地銀に就職し、預金勧誘、窓口業務、新店開設など毎日やりがいを感じていました。私生活においても平穏ながらも充実した日々を送っていましたが、ある日突然、今までの日常が一変しました。

主人ががんと診断され、また、子供も地方の病院では治せない病気と診断されて東京の病院に通院することになりました。「これからどうしよう?」とりあえず休職申請を出すことに。

夫が亡くなり、暫くして「復職しなくては・・・」「笑顔でお客様に接することが出来るだろうか?」「子育てとの両立はできるだろうか?」と悩み。人事部に相談。「それなら銀行協会(現職)へ転属しないか。」と言っていただきました。今までの業務とは違って、新しい経験ばかり。自分に出来るレシピが少しずつ増え、いろいろな出来事を忘れる時間が作れたことは良かったと思っています。

【小さな世界】

気が付けば現在の職場に25年。仕事のマンネリ化が進んでいるところへ、来年には事業縮小が決まり、やりがいを感じなくなってきている現在。私生活も落ち着き、改めて自分のキャリアを振り返ってみると、同業態しか知らない自分は、世の中から取り残されたような寂しい気持ちに鳴りました。

そこで、上司や周りの方たちに相談してみました。「今のままでいいんじゃない」みんなが言うならそうなのかなと・・・

なかなか新しいことに踏み出せないでいました。本当は飛び出す勇気がなく、言い訳をしているだけだとわかっています。何か新しく行動を起こす事、変化することが怖い!何とか生活はできているので、このままでも「まあいいか」そう思って生きている私がいます。

このままでもいいのだろうか。自分らしく生きているのか?今の自分好きかな?いや、今の自分嫌だ。と思いが強くなりましたが、今更何ができるのか?やっぱり、このままなのかな~。

【新しい居場所探し】

人生100年時代と言われるようになった今。「これから自分らしくいられる場所を探しても遅くはないのではないか?」と思うようになった私は、インターネットでキャリアコンサルタントの資格を見つけ、これだ!と。

まさにプロティアンとの出会いがここから始まりました。もっと「自分らしくいいるためには」と銀の表紙のプロティアンの本を読み、これから社会関係資本を蓄積していきたいと思うようになりました。

プロティアンとの出会いを起点に、いろいろなセミナーや勉強会に参加し、多くの方達との出会いもあり、その結果、自分の出来る「レシピ」を少しづつ増やしていきたいと今までにない意欲が出てきているところです。

意欲は出ても、キャリアコンサルタントの資格活かせるのかな~形に出来るのかな~と不安な気持ちを抱きながら「今はとにかく学びたい!」と手を伸ばしている真っ只中。

【自分を成長させてくれる場所】

プロティアンな人達との出会いは、新しい事へのチャレンジを恐れず自分の変化を楽しんでいる方々ばかりです。同業態しか知らない私にとっては、とても刺激的な場所です。

出来ても出来なくても、分かっても分からなくても、助けていただきながらここにいる。

出来ても出来なくても、分かっても分からなくても、みんなでワイワイ助け合える。(助けていただいてばかりですが)この場所こそが私の成長させてくれる場所、ザ・サードプレスです。

次号は、旅行を楽しみながら素敵な写真を撮られている大谷さんにバトンをお渡しいたします。

大谷さん、よろしくお願いいたします。


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