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【海外子育て】海外育ち日本人のアイデンティティ

今回は、海外で育つ娘達のことについて記録も兼ねて、「興味深いな」 「考えさせられるな」と最近感じたことを書き記したいと思います✍️

まず前情報として…
👱🏼‍♀️長女(日本人)は🇯🇵日本生まれ
・1歳過ぎに日本からタイへ移住🇹🇭
・3歳前後はインターナショナルスクールの日英バイリンガルクラス
・4歳前後からインタークラス
・6歳ブリティッシュカリキュラムのスクールへ編入
・8歳で台湾へスライド移住🇹🇼
・欧州からの駐在家族が多く集まる台北市内のインターナショナルスクールに通っています🏫
(現在10歳・Year6)

👧🏻次女(日本人)は🇹🇭タイ生まれ
・3歳前後から長女と同じブリティッシュカリキュラムのスクールへ入学
・4歳で台湾へスライド移住🇹🇼
・長女と同じく欧州からの駐在家族が多く集まる台北市内のインターナショナルスクールに通っています🏫
(現在6歳Year2)

今後も夫のお仕事次第で、あと何年台湾にいるかも、次の国に移るのかも、はたまた日本なのかもわかりません🌏
臨機応変にが海外暮らしのモットーです。

Where are you from?

私達家族はみんな日本人です🇯🇵
ただ、最近面白いなと感じるのは、娘達は「Where are you from?」という話題になると…

👱🏼‍♀️長女は「I’m from Japan,but I lived in Thailand before.My dad and mum are Japanese.」(私は日本人。だけどタイに住んでたよ。ママとパパも日本人だよ。ってニュアンスでしょうか)

そして、日本で生活した記憶は残ってないので、長女にとっての『Home town = Thailand🇹🇭』だそう。台湾から次の国に移動したら『Second Home town = Taiwan 🇹🇼 』なんだそう。

すごくサッパリ⁉︎捉えていてビックリしました。
おそらく今通っているSchoolが、欧州の子が多いため、多種多様なナショナリティを肌で感じ、みんな世界を転々としてるので、長女にとってもそれが普通なんでしょう。

一方、次女の回答のほうがビックリしたんですが…

👧🏻「I’m from Thailand 🇹🇭 but I’m Japanese 🇯🇵 」(私はタイから来たよ!だけど日本人だけどね!って感じでしょうか)

と自己紹介するんだそうです。
一瞬 I’m from Thailand ⁉︎ とびっくりしましたが…ま、まちがってない😂

「Where are you from?」の回答に正解なんてないし、自分のルーツ・経歴をたくさん説明できる娘達に感心します。

母国語は日本語?英語?

娘達の生活言語は、英語8-9割・日本語1-2割と言った感じでしょうか。
私と話す時以外は、英語がメインです。(父親とも英語で話すことが増えてきました。)なので、1日の大半を英語で考え・学び・行動しています。
2人とも私との日本語での日常会話には不自由しませんが、やはり、英語で話したり考えたりしたりするほうが楽なのは明確で、私との会話の最中も、日本語に詰まると英語で説明してきます。(長女・次女共に)

やはり母親的には、日本人なのに、母語=日本語なのに、英語優位で大丈夫なのか⁈という一抹の不安は海外生活中ずーっと付き纏うのですが…

先日、海外で育つ子供たちのことばの教育の専門家として活動するフミさんとお話しする機会があり。
(フミさんはバンコク時代の🇹🇭自慢で憧れのママ友です✨)

フミさんから、娘達は産まれてこのかた生活言語(学校・友達・環境など)が英語だったから、英語も母語って言っていいよ!母語はひとつじゃない!的なことを言っていただき、すごく救われました。

今は、娘達が学校での学習などに不自由を感じないように英語でのフォロー。また、今後の選択肢を増やすために少しづつ日本語も家庭でフォローする…と言った感じでしょうか。

この状況に、前はタイ語🇹🇭、今は中国語🇨🇳がSchoolでの必須授業に入るので、ほんと多言語環境で育つ娘達は大変です😫💨

学校イベントでの日の丸問題

先日、Shcoolでインターナショナルデーという生徒それぞれの母国の伝統衣装などを着てくる日があり、その行事用に子供達は母国の国旗を描く機会があったんです。

次女は、日本🇯🇵とタイ🇹🇭の国旗を作ったと報告してくれました。(相変わらず次女の感覚が面白い)

続いて、私は長女に「日本は赤い丸描くだけで簡単だったでしょう?」と問いかけたら…

👱🏼‍♀️「まだ描き終えてないよー!だって難しいデザインにしてみたの」

私「............. ?!?!」
  「え?待って?難しいデザインって…もしかして、太陽みたいなデザイン??」

👱🏼‍♀️「そうだよー!」
私「ohhhhh.......  (OMG)」

長女は旭日旗を書こうとしてたんです。
ネットで「Japanese flag」と検索したら出てきたそうです。

私は「オフィシャル(正式)な日本の国旗は"日の丸デザイン"なんだよ。」と長女に伝え…
更に、悩みに悩み、「人によっては、太陽デザインのJapanese flagはネガティブなイメージを連想する人もいるよ」とも伝えました。

正直、今となっては、長女がいいと思ったデザインにネガティブなイメージをつけずに、「正式デザインは日の丸だよ」とだけで終えればよかったかと悶々としています。

海外を転々としながら活躍している友人に、この話をしたところ、「欧米人は旭日旗はCool !! なデザインと思う人もいる」と教えてもらいました。ただ、やはり、センシティブな問題も少なからずあるわけだから…む、難しい。

海外で育つ子供達の母として、まだまだ、世界の物事や背景に対しての学びが足りない!!と痛感中です。

TCK サードカルチャーキッズ

「サードカルチャーキッズ=TCK」
私も、前述した友人"フミさん"がTCKについて学び発信してくれるまで知らなかったのですが

親の産まれた国と違った国で育つ子供達のことを「サードカルチャーキッズ=TCK」といい、そんな子供達のアイデンティティ形成や、強み、悩みなどについて配信してくれています。

海外で子育てしていると、言葉の問題や感覚の違いなどに度々ぶつかりますし、子供達の日本語力どうする問題など、自分が経験していない次元の悩みが尽きないため…
フミさんをはじめ、周りの先輩ママさん達に本当に助けられています。


今回は海外で生活する娘達のアイデンティティの様子をつらつらと書き記してみました。読んで頂き有難うございます🙇🏻‍♀️

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