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不肖わたし、ヴィランだった
Villain(ヴィラン)
英語でいう悪人を演じる役(悪役)、またはその演者。
BTSも受けている、でおなじみMBTI/16 Personalities 性格診断テストでは、わたしはDebater(討論者)/ENTPというあまり多くない分類になる。
【興味関心の方向】内向型(I)/◎外向型(E)
【ものの見方】◎直観型(N)/感覚型(S)
【判断の仕方】◎思考型(T)/感情型(F)
【外界への接し方】判断型(J)/◎知覚型(P)
akkiy☆さんの記事を参照させていただきました。上手にまとめてくださってありがとうございます!
このタイプとして挙げられている有名人は…
バットマンシリーズのジョーカー
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パイレーツ・オブ・カリビアンのジャック・スパロウ
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ゲーム・オブ・スローンズのティリオン・ラニスターなど
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びっくりするほど絵面が濃い。どうかしてる。
ジョーカーは完璧に悪役だし、他2人も敵役ではないが、明らかに善良キャラとの対比で描かれる、人を食ったような曲者だ。
わたしは自分を悪人だとは決して思わない。しかしながら、ユーモアはある方だと思っている。そして、その"ユーモア"のつもりで時折、人を不快にさせてしまうという自覚ならばある。
岡田斗司夫さんの映画「JOKER」(前述のジョーカーたちとは全く別モノ)解説にあるユーモア(笑い)についての見解がとても興味深かった。
笑いとは攻撃性の証明。きっと天国には微笑み程度しかないけれど、地獄は笑いで溢れている。
この動画の中で、価値観を共有できる円満な関係性の中で行われる攻撃(=ツッコミ)こそが、笑いなのだと述べられている。当然、円満な関係性以外で行われるそれは笑いではなくただの攻撃となる。(どんなに関係性ができていても攻撃と受け取られることもあろうが)
映画「JOKER」の中のアーサー(後のジョーカー)は、差別的な扱いを受け、周囲から関係を持つことを望まれない人物。そのため、彼はコメディアンを目指しているが、彼には決して「人を笑わせる」ことができない。いわゆる「関係性弱者」を描いていると岡田さんは言う。
"攻撃的な表現であっても攻撃と受け取られない関係性"や"価値観を共有する関係性"という「連帯感」「安心感」「共感」に人は笑うのかもしれない。すなわち「連帯感」「安心感」「共感」を確認するための攻撃が笑いなのだ。
話は戻って。Debater/ENTPは批判的思考が強く議論好きで、周囲の「ツッコミどころ」が目に付きやすいのではないかと思う。そこにお調子者的な要素が加わるために、それを積極的に笑いにしようとする。
以前にもnoteに書いたことがあるけれど、わたしはそういう自分をできるだけ表に出してはいけないと思って生きてきた。(周囲にはバレていると思うが)数々、失敗したなと感じることがあったから。
小学生のとき、美術の先生から美術室の床に散らばった何かを拾うよう友達数人と共に言いつけられたのだが、拾っても拾ってもなかなか終わらず「先生がばら撒いているでしょ!」と冗談のつもりで言ったら、鬼ギレされたことがあった。これが「笑いのつもりで人を傷つけた」最初の記憶かな。たぶん、もっと他にもやってるけど。
未だに、自分の発信で誰かを傷つけてしまったかも、と罪悪感に苛まれることがある。気分を害してしまったとわかったら、ごめんなさいと言いたい。傷つける意図はなく、笑いのためについ無神経になってしまうのが標準装備なんです、と。
だからといって、萎縮して当たり障りのないことばかり言っていては自分を生きられない。生意気で尖ったユーモアはわたしの魅力でもあるはずなのだ。
なんせジョーカー、ジャック・スパロウやティリオンの並びに堂々Michelleちゃんがいるんです。
シャーロック・ホームズを唯一出し抜き、翻弄し、ホームズからあの女性(the woman)と呼ばれるに至ったアイリーン・アドラーもDebater/ENTPに分類されるそう。
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(ドラマ SHERLOCK のアイリーン・アドラーは妖艶だったな)
わたしが健気なヒロインになることはない。愛されマスコットでもない。日本人ウケする控えめで真面目ないい人なんて、本来のわたしから遠すぎる。わたしはヴィランだった。とても気に入ってる。
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